樂しい日記 2008年12月

2008 年 12 月 1 日 (月)

仕事のメモ

がしがしと、データベースの構成變更に對應する作業を進める。

ついでの事なので、スクリプト(ストアド・プロシジャ)の重複部分を切り出して纏めて、見通しを良くする。

プログラムとスクリプトは追い附いた。殘り(設計書)も明日の午前中で片が附くだらう。

2008 年 12 月 2 日 (火)

仕事のメモ

午前中に設計書のアップデートを完了した。

午後、さて、新しい部分に着手しようといふ所だが、はたと手が止る。頭の囘轉も止る。

帳票の印刷機能を設計して實裝しなければならないのだが、帳票を出力するためのワークデータを作成するところから始めなければならない。そして、そのワークデータを作成するためには、大先生が擔當してゐる部分からの出力データが必要だ。しかし、大先生の擔當部分が出來上る(少なくとも動き始める)のは、まだ一ヶ月以上先のことになる。

それをぼーつと待つてゐては仕事にならない。出力データの適當なサンプルを自力で作成する必要がある譯だ。といふ事で、大先生の擔當部分の代用となる簡易なツール・プログラムを作らうと思ふ。非常に項目數が多いデータなので、テーブルに直接に入力するやり方でサンプル・データを作成するのは億劫なのだ。

それに、そのツール・プログラムは、大先生の仕事のためにも役立つ筈だ。

といふ事で作業を開始したのだが、あまりにも項目が多いので、うんざりしてゐる。

*

てい氏から、「えぬ君を使つてやつてくれ」といふ依頼を受ける。當てにしてゐた仕事が無くなり、スケジュールがぽかんと空いてしまつたのださうだ。うーむ、何をして貰はうか。ちよつと惱ましい所だ。

2008 年 12 月 3 日 (水)

仕事のメモ

10時ごろ、若旦那から國際電話で呼び出された。「ノイズで聞き取り辛い」と言つたら、携帶電話から架け直してきた。携帶電話の方が音質が良いんだね。新しいプログラムは、問題なく、若旦那の手許に屆いて、仕事に間に合つたやうだ。

*

昨日の續きで、厖大な數の項目と挌鬪する。難しくはない。ただ、ひたすら、面倒くさい。畫面にタブ・コントロールを貼り附けて、その上に項目を列べてゐるのだが、タブ・ページが7つ必要になる。丸一日かかつて、やつと、半分ぐらゐ完了した。

えぬ君には、もつと單純な別の集計帳票をやつて貰ふことにした。

2008 年 12 月 4 日 (木)

仕事のメモ

今日は一日、えぬ君の仕事の段取りをするのに掛りきりになつてしまつた。

少し噛み碎き過ぎたかな。もう少し骨を殘しておいた方が良かつたかも知れない。

といふ事で、自分の仕事はあまり進まない。まだ、サンプル・データ入力ツールの畫面作りをしてゐる。

2008 年 12 月 5 日 (金)

仕事のメモ

やつとサンプル・データ入力ツールの畫面が出來た。が、まだ、ほとんど動かない。次に、檢索して表示する機能を作る。ひたすら面倒くさい。

えぬ君は順調に作業を進めてゐる。

月次祭

夜、内藤さんの家の月次祭に參拜する。

2008 年 12 月 6 日 ()

仕事のメモ

いや、今日は會社は休みである。が、午前中と午後の半分ぐらゐを使つて、若旦那から受けた仕事の殘りの部分(急がない所)をいくらか片附けた。

書道展と買物と食事

午後の殘り半分は、家族いつしよに過す。

最初に、吉川まで行つて北播書道展を觀る。けいさくの作品が選ばれて展示されてゐるのだ。

次に、小野のサティで(かみさんが)買物。子供たちと僕は店内で別行動を取る。

僕は來年の手帖とSDメモリカード、USBメモリを買つた。僕が知らなかつただけなのだらうが、メモリは隨分と安くなつてゐるんだな。4GBでも二千圓臺で買へる。思はず衝動買ひ、と言ふのも恥かしいやうな値段だ。

最後に、三木の中華料理店、張家(チャンジャ)北京閣で、うちとしては、少し贅澤な夕食を攝る。歸りの運轉をかみさんが引き受けてくれたので、酒を飮むことにした。ビールを頼まうとしたら、かみさんが「中華料理屋でビールか?」と言ふ。あ、それならと、燗をした紹興酒を註文したのだが、今度は、運ばれてきた紹興酒の匂ひを嗅いで「うわ、そんなもん、よう飮むなあ」と言ふ。いやあ、これが香ばしくて美味いのだ。

いろんなものを一品づつ頼んで、みんなで分けて食つて、大いに滿足した夕食だつた。

2008 年 12 月 7 日 ()

獻米團參

教會からのバスに乘つて天理へ行く。獻米團參である。詰所で妹と姪に會ふ。元氣さうだつた。

2008 年 12 月 8 日 (月)

仕事のメモ

サンプル・データ入力ツールだが、檢索して表示する機能は完成した。

次に、データを新規登録および更新する機能を作らなければならない。これは、面倒くさいだけでなく、ちよつと、ややこしい所もある。

2008 年 12 月 9 日 (火)

仕事のメモ

今日も、こねこねと、サンプル・データ入力ツールのデータ登録更新機能を作つてゐる。

2008 年 12 月 10 日 (水)

仕事のメモ

今日は、割込みで入つてきたドキュメント作成の仕事を片附ける。若旦那から受けた仕事の内容を説明する資料が必要になつたのだ。

ドキュメントを書いてゐるうちに、プログラムの不具合を見つけて、大急ぎでこつそり直した。これは内緒の話だ。

ついでの事なので、急ぎではない方のプログラムにも手を入れて、若旦那の註文の仕事にケリを附けておく。

*

えぬ君の仕事の進みが、思つた以上に速い。噛み碎いて渡した部分は既に完了してゐて、今は、塊のまま渡した部分をやつてゐる。少し難儀するだらうと思つてゐた所も、躓かずに乘り越えてしまつた。

そろそろ次の課題を準備しなければならないやうだ。

標語

夕方、「人権週間-多可町民の集い」といふイベントの會場に、ゆうすけが作つた人權標語(?)が展示されたので見に行つた。

「ごめんねと はっきり言うと 心がすっきり」

自分の事として考へてゐる所とか、五七五になつてゐない所とか、なかなか良いと思つた。

月次祭

夜、岩座神で月次祭。珍しく、多田の伯父貴が酒を飮まなかつた。どうなつてるんだ。

2008 年 12 月 11 日 (木)

仕事のメモ

やつと、サンプル・データ入力ツールが完成した。

最初のユーザーは、えぬ君である。彼が作つてゐる帳票のテスト・データを、このツールで作成して貰ふことにした。

2008 年 12 月 12 日 (金)

仕事のメモ

いよいよ、本丸の攻略に取り掛かる。

レイアウト上の理由があつて、こいつだけは、クリスタル・レポートでひよいひよいと言ふ譯には行かず、こねこねと印刷處理を實裝しなければならない。

先づは、印刷プレビュー機能から作成する。

前にテスト的に作つておいた奴を、一塊づつ吟味して手を加へながら、本番プロジェクトに移し入れる。環境が違ふので、そのままでは具合が惡いし、何と言つてもテストとして作つた奴だから、あちこち、手拔きもあれば、間違ひもある。いや、それ以前に、テスト・プログラムを作つた時(今年の8月)から日にちが經つてゐるので、もう忘れてゐて、よく判らなかつたりもする。

忘年會

夕方、定時に仕事を切り上げて、抜殻邸で有志による恆例の忘年會を行ふ。

2008 年 12 月 13 日 ()

仕事のメモ

抜殻邸で目覺める。みんなで、のろのろと後始末をして、朝食も攝らずに出勤である。

土曜日だが、今日は仕事。

昨日の續きで、印刷プレビュー畫面を作る。

お晝は、六人で串万に行つてランチを食ふ。毎度の事だが、非常に美味かつた。

*

午後、クライアントに途中経過を見せるといふイベントがあり、元請けからも、えふ氏がやつて來た。ネットワーク經由、VNCでクライアントに見せるらしい。僕の擔當部分は範圍外だといふ話だつたので、知らん顔をきめこんでゐた。

ところが、急遽そこも見せることになつた、と言つて、呼び出された。

チェッ、と思ひながら、操作を始めたところ、完璧に出來てゐる筈のプログラムがスコスコと落ちる。あれをやつても落ちる、これを動かしても落ちる。落ちないのを探すのに苦勞するぐらゐだ。當然、説明もしどろもどろになる。

よれよれになつて退散した。

どうやら、若先生がデモ環境の構築に失敗したらしい。

*

まあ、そんな事はあつたが、本來の仕事は順調に進んで、印刷プレビュー機能が完成した。來週から、印刷機能に着手する。

えぬ君の方も、快調に仕事を進めてくれてゐる。

2008 年 12 月 14 日 ()

餅搗き大會・注連繩教室

岩座神で今年最後の棚田オーナー行事、「餅搗き大會・注連繩教室」。

繪日記に書くつもりなので、詳細は割愛。

2008 年 12 月 15 日 (月)

仕事のメモ

印刷プレビュー機能がほぼ滿足のいくレベルまで仕上つたので、印刷機能そのものに着手する。

といふ豫定だつたのだが、はちべゑが割込みの仕事を持ち込んできた。見込み客から預つたデータをうちのシステムで讀み込むことが出來るやうにしてくれ、と言ふ話だ。「木曜日に客のところに行くので、出來ればそれまでにやつてほしい」と(言はないけれども)言ひたさうな顏をするので、期待に應へようといふ譯だ。

うちのシステムはそいつ(どいつ)に對應してゐる筈なのだが、物理的なエラーが出て讀めなかつた。こつちでフォーマットしたフロッピーを提供して書いてもらつたところ、物理的には讀めるやうになつたのだが、今度は論理的なエラーが出て讀めなかつた。調べてみたところ、これまで無意味だと信じてゐたフィールドに意味のあるデータが書き込まれてゐた。うわあ、そのフィールドはさういふ意味だつたのか。かういふのを今まで見たことが無かつた。

丸々半日かかつて、何とか讀めるやうにした。この「業界標準」フォーマットはいろいろとややこしい。

そんなことをしてゐると、名古屋方面から、電話が架かつてきて、「何か變です」といふ。そんな筈があるか、また、あんたの勘違ひだらう、マニュアルを讀め、と思ひながら調べてみたら、やつぱり、言はれる通りに變だつた。くそ。ごめんなさい。大急ぎで直す。

夜は夜で、若旦那が、ノート・パソコン二臺を抱へてやつて來て、こいつらにあれ(どれ)をインストールしてくれ、と言ふ。營業用のデモ機だから、よろしく頼む(無料でやつてくれ)、とのこと。まあ、仕方が無いか。

といふやうな次第で、本來豫定してゐた仕事は、今日は全然進まなかつた。

2008 年 12 月 16 日 (火)

仕事のメモ

まづ、帳票のレイアウトのデータ(大量の座標データ)を作成する。

次に、線を引く機能だの、各種のサイズで文字を印刷する機能だの、基本的な描畫機能を作成する。

そして、最後に、この帳票に特化した印刷機能を作成する。帳票の項目ごとに、レイアウト・データに從つて、適切な位置に罫線を引き、適切な大きさのフォントで内容を印字する譯だ。

すべて、以前に作つておいたやつを移植するだけなので、難しくはない。ただ、ソースの體裁を整へる必要があるので、面倒くさくて時間がかかる。

ともかくも、印刷機能そのものは完成した。

後は、システムのデータベースからデータを取得し、印刷用に再構成して、この印刷機能に供給してやれば良い。

印刷用のデータを取得・再構成・供給するためのフレーム・ワークを作りかけたところで、根氣と時間が盡きた。また明日である。

2008 年 12 月 17 日 (水)

仕事のメモ

昨日に引き續いて、印刷用のデータを取得・再構成・供給するためのフレーム・ワークを作成する。

ここが一番の難所である。取得と供給は比較的簡單なのだが、再構成の部分で條件分岐が非常に多くなることが豫想されるので、枠組をしつかり作つておかないと、後の仕事に差し支へる。

丸一日かかつて、まあまあ滿足出來るフレーム・ワークが出來た。一通りデータが流れて印刷機能が働くことも確認した。取得と供給の部分はこれで完成したと言つて良い。

再構成の部分は、まだほとんど何の處理もしない状態に近いもの(いはゆるスタブ)だが、もう、ややこしい所は殘つてゐない。面倒くさい所が數多くあるだけ。要するに後は時間の問題だ。

2008 年 12 月 18 日 (木)

仕事のメモ

帳票の印刷データを構成する機能を作り始める。

普通、かういふ印刷用のワーク・データは、データベースに對してクエリ(問ひ合せ)を發行する方法で作成する。しかし、この帳票は、項目の内容によつて複雜多岐に條件分岐し、帳票のレイアウトも印字内容も大幅に變つてしまふ。主要なサブ・タイプだけでも、30以上あるのだ。

クエリ言語初心者の僕としては、こんなものをクエリだけで處理するのは御免蒙りたい。多少なりとも勝手を知つてゐる方法でやりたいといふ譯で、普通に、對象をオブジェクト化して處理することにした次第だ。

2008 年 12 月 19 日 (金)

仕事のメモ

昨日の續きで、印刷用のデータを再構成する機能を作つてゐる。

面倒くさいだけだと思つてゐたが、ややこしい所もある事に氣附いた。要件の定義が曖昧なところも散見する。これは、ちよつと、骨だな。

2008 年 12 月 20 日 ()

月次祭

教會の月次祭。今月は炊事當番が當つてゐた。

忘年會

夜、岩座神に友だちを招いて、忘年會をする。徹夜で麻雀。

2008 年 12 月 21 日 ()

雨の日曜日

友だちに朝風呂と朝飯を振舞つて歸した後、晝過ぎまで眠る。

子供たちとかみさんは、サッカー仲間と神戸に出掛けてフットサル大會。

2008 年 12 月 22 日 (月)

仕事のメモ

こねこねとコーディングを續けてゐる。

もつとも良く使はれるタイプのオブジェクトが大體出來た。

2008 年 12 月 23 日 (火) 天皇誕生日

教會の迎春準備と忘年會

教會で迎春準備の大掃除・門松作り・注連繩綯ひをする。

今年は注連繩綯ひに挑戰した。大きい奴は大先輩(勝美さん)と先輩(和久さん)に任せて、七五三の小さな奴を作つた。

夕方から、鋤燒きで忘年會。飮まずに歸るつもりだつたのだが、飮んでしまつた。かみさんに迎へに來て貰つた。

2008 年 12 月 24 日 (水)

仕事のメモ

こねこねとプログラミング。

ひとかたまり出來たので、そろそろ、設計書を起しておいた方が良いだらうと思ふ。

クリスマス・イブなので、早く歸る。

子供たちは今日が終業日。二人とも元氣です。

2008 年 12 月 25 日 (木)

仕事のメモ

マスター・メンテナンスの方で手戻りが發生して、今日は一日、先に進むことが出來なかつた。

2008 年 12 月 26 日 (金)

仕事のメモ

夜が明けたら雪が積つてゐた。

今日は溜つてゐた設計書に手をつけて、バックログを八割方消化した。

2008 年 12 月 27 日 ()

大掃除

土曜日だが、仕事納めの出勤日である。ただし、通常の業務はせず、大掃除である。

晝過ぎに會社を退いて、友だちと喫茶店で遲い晝食を攝る。

2008 年 12 月 28 日 ()

年賀状

今日一日ぐらゐはのんびりさせてくれ、と言つて、午前中はだらだらと過ごしたのだが、午後、かみさんの機嫌が惡くならないうちにと、年賀状を印刷した。明日投函することになるので、遠方には元旦に屆くかどうか、微妙です。遲れたら御免なさい。

さらに、かみさんの仕事の手傳ひを二點片附ける。

子供たちは今日もサッカーの練習試合。さすがに今日が今年最後らしい。

2008 年 12 月 29 日 (月)

仕事納め

仕事納めと言つても、會社の仕事ではなく、かみさんの仕事の手傳ひの方。殘り三點を片附ける。最後の一點(グレン・チェックのアーガイル -- 何それ?)はかなりの難物だつたが、非常に良い出來映えであつた(と、自畫自讚しておく)。

2008 年 12 月 30 日 (火)

餅搗き

岩座神で餅搗きをする。

折角だから旨い餅を食はう、といふことで、臼と杵で搗くことにした。餅搗き機で作つた餅と臼と杵で搗いた餅とを食べ比べてみると、やはり旨さが違うのである。

長井の叔父と牧野の義父が手傳ひに來てくれた。

が、二臼ぐらゐ搗いてみて、これでは體力が保たないと思つた。しんど過ぎる。長井の叔父はともかく、僕はもう全然駄目。そこで、急遽、餅搗き機を引つ張り出してきて、餅搗き作業の前半部分(いはゆる「小搗き」のところ)だけは機械でやることにした。棚田オーナーの餅搗き大會のやり方だ。

無事に搗き終つて、晝食は搗きたての餅を大根おろしや餡にまぶして食つた。うん、旨い。

注連繩を張つたりして迎春準備を終へ、子供たちを岩座神に殘して牧野に歸る。

2008 年 12 月 31 日 (水)

大晦日

さあて、部屋の掃除をしよう。

といふ事で頑張つては見たが、あんまり綺麗に片附いたとは言へない。

*

いつものやうに、夜の九時ごろから天理教教會本部へ初詣に出掛ける。


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