樂しい日記 2005年7月
2005 年 7 月 1 日 (金)
仕事のメモ
昨日の續きで、出張の後の宿題(何)をこなす。
EPSON PX-5500(續き)
かみさんが買つた新しいプリンタ EPSON PX-5500 だが、口惜しさうに「あかんかつた」と言ふ。顏料インクに特有の演色性(光源によつて色が違つて見える現象)が解消されてゐなかつた、とのこと。
2005 年 7 月 2 日 (土)
誕生日
誕生日、と言ふ譯で、31歳になつた。え、いや、16進數です。
かみさんが、富久錦の旨い酒をくれた。をばちやんからは金一封を貰つてしまつた(ThinkPad R31 の修理の謝禮かな)。ポンのおいちやん(誰)からはお菓子を貰つた。
午後、いつものやうに子供たちと一緒にプールに行く。先週の檢定試驗の結果、啓作は19級、悠助は18級になつてゐた。
あくん(誰)に會つたので、水の中で立ち話をする。今日は小雨模樣の所爲か、それほど人は多くなくて、十分に泳ぐことが出來た。
子供たちと一緒に岩座神で夕食。子供たちをおばあちやんに託して、牧野へ歸る。
ATOK 2005
ATOK 2005 をダウンロード販賣で衝動買ひした。
辭書ユーティリティーが變更されてゐる。ATOK 17 までは、辭書ユーティリティーでシステム辭書の内容をブラウズすることが出來たのだが、それが出來なくされてゐる。うーむ。
2005 年 7 月 3 日 (日)
草刈り
岩座神で道路端などの草刈り作業。いつもの年は「川刈り」と言つて、川岸の草も刈るのだが、今年は參加できない人が多く、また橋の工事が終つてゐないといふ事もあつて、川よりも道路端の目に見える所を重點的に綺麗にしようといふことになつた。
小雨模樣。天氣予報よりも控へめな降り方だ。蒸し暑い。朝八時から始めて、晝食をはさんで、午後三時過ぎに終了。ビールと鷄肉のバーベキューで慰勞。
子供たちは、一日、岩座神でのんびりと羽をのばしたらしい。夕方、かみさんも來て、みんなで食事。僕はもう食へなかつたけれど。
2005 年 7 月 4 日 (月)
仕事のメモ
仕事場のエアコンが故障してゐる。蒸し暑い。昨日の疲れで身體がだるい。
2005 年 7 月 5 日 (火)
仕事のメモ
提案書(何)をこねこねと書く。
2005 年 7 月 6 日 (水)
仕事のメモ
昨日の續きで、提案書をこねこねと書く。何とか書き終つたので、工數見積りも作つてみる。
うーむ、これで良いのかどうか、自信がない。そこで、そつち方面(どつち)の達人(誰)に讀んでみて貰つた。
とんでもなく變な事を書いてゐる譯ではないやうで、すらすらと讀んで、僕の意圖してゐる所をほぼ正確に理解してくれた。そんなに酷い穴は無かつたやうだが、いくつか、記述が曖昧で突つ込まれさうだつたり、抑へが甘くて後で問題になりさうだつたりする所を指摘して貰つた。うん、さすが達人。持つべきものは頼りになる同僚でありますね。
と言ふ譯で、修正は明日だ。
それと、あれ(どれ)、いよいよ、着手すべき段階になつたやうだ。
2005 年 7 月 7 日 (木)
仕事のメモ
提案書を修正して完成する。かなり大幅に書換へた。提案書としては詳細に書き過ぎてゐて、概要設計の半分ぐらゐは濟ませてしまつたやうな感じだが、まあ、良いか。
併せて見積りも修正。
雷雨
午後、派手な雷雨。一瞬、職場が暗くなつて、あちこちから、「ぎや」「ぐゑ」「いやん」と悲鳴が擧がる。瞬斷といふ奴だ。あら、まあ、お可哀想。僕はノートで、無停電電源装置(單にバッテリーとも言ふ)が附いてゐるから無問題。
家から電話。近所の電柱に雷が落ちて停電した、とのこと。稼働中だつたかみさんのパソコンやら、ネットワーク機器やら、いろいろ心配したが、電話機のドアホン・ユニットが故障した以外は、すべて無事だつた。
2005 年 7 月 8 日 (金)
仕事のメモ
仕事が一段落したので、次のやつ、あれ(どれ)に取りかからうと思ふのだが、ちよつと手を着けた所で早くも頓挫する。イメージが思ひ浮かばない。もうちよつと、あれこれ、無駄なことも含めて、廣く考へてからでないと、繪が畫けさうにない。
といふ譯で、氣分轉換に、親父さん(誰)の所へ行く。讀み書きのテストである。ちよつとバグが出た。さらに、知りたかつた事(何)について、貴重なデータを入手する。
2005 年 7 月 9 日 (土)
出勤
土曜日だが、今日は月に一度ぐらゐある出勤日。
午前中、『天秤の詩』といふビデオの鑑賞會。今日觀られない人には、家に持つて歸つて觀てもらふ、とのこと。ぐぐつてみたら、社員研修の方面では有名なビデオらしいことが分つた。
午後、讀み書き機能の修正やらバグ取り。
2005 年 7 月 10 日 (日)
蒸し暑い休日
落雷で故障したドアホン・ユニットを分解してみた。基板が一枚入つてゐるだけ。燒け焦げた部品だとか、切れたヒューズだとかは見當たらない。交換できるやうな部品もなく、修理するとすれば、基板ごと取り替へだな。電器店に電話で問合わせたところ、修理も出來なくはないが新品を買ふほど費用がかかる、とのこと。まあ、さうだらうね。新品を取り寄せてもらふことにした。
長い間の懸案だつた家具(何)の修理をする。
月例祭
夜、月例祭。大人數でにぎやかに樂しく。ただし、ポンのおいちやんは村の役員會だとかで缺席。しかし、この二人(誰)、底無しに酒が入るねえ。
2005 年 7 月 11 日 (月)
仕事のメモ
あれ(どれ)の概要設計。
2005 年 7 月 12 日 (火)
仕事のメモ
昨日の續き。うんうん唸りながら表(何)を書く。
2005 年 7 月 13 日 (水)
仕事のメモ
昨日の續き。うんうん唸りながら文書を書いてゐる。一應、概略設計書といふ題目。
はちべゑと打ち合せ。先の提案書の松コース(何)は、「目の玉が飛び出る」ぐらゐに高いですね、と言はれたさうだ。さうかなあ、安いと思ふけど。多分、梅コース(何)になるでせう、とのこと。
あれ(どれ)の方は、旦那さん(誰)が、そろそろ、氣が急いて來たやうだから、ここらでちよつと抑へが必要だらう、とのこと。週末までには、何とか書き上げたいと思つてゐます、はい。
お姉ちやん(敬稱)が、「買ふ」と言つて來た。決斷が速いね。ぢや、明日、納品といふことで。
買ひ物
取寄せを頼んでゐたホーム・テレホンのドアホン・ユニットが入荷したとの聯絡が入る。¥10,000.- 。ついでに、メモリ・カード・リーダ・ライタを買ふ。¥2,500.- 。
2005 年 7 月 14 日 (木)
仕事のメモ
概略の設計がだいたい固まつて來た。それは良いのだが、結構規模が大きくなることが判つてきた。不確定な要因も殘りさうだし、なかなか面倒臭さうである。面白いことは面白いと思ふが。
晝休みに、お姉ちやん(敬稱)の家を訪問して納品をする。
2005 年 7 月 15 日 (金)
仕事のメモ
あれ(どれ)の件で、はちべゑと二人、若旦那(誰)を訪問する。ブツを見せてもらつたり、泥繩で書いた設計書に目を通してもらつたり、あれこれと話を聞かせてもらつたりする。
やはり、思つてゐた以上に、手間がかかりさうだ。
2005 年 7 月 16 日 (土)
燒肉の休日
本當は、今日は、一泊二日のキャンプに行く筈だつた。かみさんの母親仲間(何)がファミリー・キャンプを企劃してゐたのだけれど、都合が惡くて參加できなくなつた家族が次々に拔けて行つたため、中止になつた。
しかし、最後までキャンプに行くつもりにしてゐた我が家(のかみさん)と山本家(の奧さん)は、それでは氣が濟まないからと言つて、夕食に燒肉を食ふことにしたのである。
山本家から四人、うちから四人、そして、たかちやん(誰)としんすけ(誰)も加へて、總勢十人で一つの車に乘つて焼肉屋に繰り出した。乘車定員七人の車だから、子供は三人で大人二人分と考へても、ちよつと詰め込み過ぎか。まあ、勘辨して貰はう。
しかし、うるさい。子供たちのテンションが高くて、滅茶苦茶にやかましい。キャンプだつたら、もつと喜んだんだらうね。
たかちやんは我が家にお泊り。
2005 年 7 月 17 日 (日)
資源ゴミ囘收
朝、岩座神で子供會の資源ゴミ囘收作業を手傳ふ。これはすぐに終つた。
草刈り
午前中、たつぷりと草刈りをする。休耕田と、その「カッペキ」。
「カッペキ」つて、どう書くんかね。「活壁」か? 意味は「田圃と山林の中間に位置する草の傾斜地」といふやうなところ。
昔、どこの家でも農耕牛を飼つてゐた頃(と言つてもさう古い話ではなく、僕が小學校に入つた頃だ)は、家畜の餌になる草を刈ることは義務ではなく權利だつた。だから、誰がどこの草を刈るべきかといふ事も、義務ではなく權利の觀點から利害調整がなされてゐる。例へば、棚田の石垣の草を刈るのは、その石垣の所有者(すなはち、その石垣の上にある田圃の耕作者)ではなくて、石垣の下にある田圃の耕作者だと決つてゐる。これなんかも、草を刈ることが權利として考へられてゐたことの證據となるだらう。
だから、このカッペキの草刈りも、我が父祖たちが苦勞をして子孫に遺してくれた權利の行使といふ側面を持つ譯だ。が、しかし、今となつては、何のために草を刈つてゐるのかね、これ。單に美觀だけの問題だ、といふ氣もする。刈らずに放置してはいけませんか。草むらは病害蟲(例へばウンカ)の巣窟になります、隣近所の田圃の迷惑です、と言ふ話がある。まあ、さうかも知れないが、百姓の惰性と言ふか、ご先祖樣の無言の壓力だと思ふね、僕は。
ともかくも、草は刈つた。くたくた。
洗車、掃除
午後、陽が傾く頃まで、長々と休憩。
家に歸つて、車を洗ふ。今囘は、蟲の死骸を綺麗に取りたかつたので、横着せずに、自分で洗つた。ホイールのブレーキ・ダストも綺麗に取つた。ただし、ワックス掛けはパス。
ついでに、かみさんの車を洗つてやる。
勢ひで、部屋の片附けと掃除までした。
ゆりちやん(誰)も加はつて、にぎやかな夕食。たかちやん(誰)は今日もお泊り。
2005 年 7 月 18 日 (月)海の日
夏祭
岩座神五靈神社の夏祭。
2005 年 7 月 19 日 (火)
仕事のメモ
再發明した車輪(何)に手を入れる。
2005 年 7 月 20 日 (水)
月例祭
教會の月例祭。
2005 年 7 月 21 日 (木)
名古屋方面
ボス(渾名)、はちべゑと連れだつて、名古屋方面へ出張。
晝食は某店(どこ)で、ひつまぶし。三人とも、あつちの店(どこ)の方が旨かつた、といふ感想。
仕事の方は、レビューと打ち合せ。
2005 年 7 月 22 日 (金)
仕事のメモ
昨日のレビューと打ち合せの結果をプログラムに反映する。
まづ、不具合を調査して修正。プログラム間のインターフェイスで、ちよつとした行き違ひがあつた。
次に、要望に添つた形に機能を改修する。
2005 年 7 月 23 日 (土)
CD-Rを燒く
明日の案山子祭で棚田オーナーに土産として渡すCD-Rを燒く。中身は、といふと、梅田君(誰)が撮影した數十枚の寫眞が何の細工も施されずに、フォルダに入つて收つてゐるだけ。サムネールを作つてHTMLのインデックスを作つて "autorun.inf" を書いて、とかも考へたが、納得の行く物を作らうとすると思ひつきり時間が掛りさうだつたので諦めた。全部で19枚。燒くだけでも結構な時間が掛つた。
しかし、正直に言ふと、CD-Rに畫像ファイルとして入つてゐる寫眞をどう利用したら良いか判らない棚田オーナーもゐる(それも少なからずゐる)と僕は思つてゐる。パソコンで閲覽したり、印刷したり、または寫眞屋に持つて行つてプリントしたりしてくれればそれで良いのだが、さあ、出來るだらうか。
本人は出來なくても、家族まで範圍を廣げれば、多分、何とかなるだらう。また、どうにもならないとしても、それで誰かがひどく困る譯のものではないから、まあ、構はないと言へば構はない。
お泊り會(何)
どういふ經緯だつたか、もう既に忘れたが、子供たちの友達(かずま)やらそのお兄ちやん(つばさ)やら、從弟の子供(しんすけとこうし)やらが、夕方、わらわらと我が家に集合してきた。
幼いこうしだけはお母さんに引き取られて歸つたが、殘りの三人はそのままお泊り。
明日はもう一人(たかひろ)が合流する豫定。
2005 年 7 月 24 日 (日)
案山子祭
岩座神で棚田オーナーのイベント、案山子(かかし)祭。
午前中の作業としては、田圃への施肥と草引き。そして、お樂しみ行事として、アマゴつかみ。晝食はアマゴの鹽燒きとカレー・ライス。午後、案山子作り。
棚田オーナーのイベントと同時進行する形で、マンネングサの插芽づくり。こつちは、神戸大學からのボランティアの學生たちと村の年配者たちの共同作業。晝食は一緒。
アマゴつかみには、かみさんに引き連れられて、うちの子供たちプラス四人(しんすけ、つばさ、かずま、たかひろ)も參加させてもらつた。大いに樂しんだ樣子。ただし、悠助とたかちやんは一匹も掴むことが出來なかつたから、却つてストレスが溜つたかもしれない。
風があつて凌ぎやすかつたが、日差しは強烈だつたやうで、一日でひどく日燒けした。明日が辛さう。
Mac
ジェリー・パーネル(誰)が、「混沌の館にて」で、「Mac OS X Tiger やけどな、これ、ごつつ良えで。わし、もう Windows やめて Mac にしようかしらん。いや、本氣で」といふ意味のことを言つてゐる。
Mac か。何か、急に欲しくなつた。
2005 年 7 月 25 日 (月)
仕事のメモ
某所(どこ)で、概要設計のレビュー。うん、まあ、そんな具合だらうね、といふ事で收まつた。
ついでに、といふ感じで、もう一セット分(何)の註文書を貰ふ。
2005 年 7 月 26 日 (火)
仕事のメモ
あれ(どれ)の新規開發とこれ(どれ)の改修と、もう一つ、ボス(渾名)の擔當分のそれ(どれ)と、さて、どういふ具合に纏めようか。ああでもない、かうでもないと考へる。他から見ると、ぼーつと、何もしてゐないやうに見えただらうなと思ふ。
どうやら、この邊りで、パッケージのインストーラを改修するのが良ささうだ、といふ結論に達する。
2005 年 7 月 27 日 (水)
仕事のメモ
インストーラを改修する。
舊版のプログラムをアンインストールして新版をインストールする、といふ方式にする豫定だつたのだが、ユーザーが更新したデータファイルまでアンインストールされてしまふ事が判明したので、上書きで更新インストールするように方式を變更する。舊版のインストーラの設定が間違つてゐたのが原因。
そろそろ、新しいインストーラ作成ツールが欲しい氣もするが、まあ、良いか、今ので特に不自由はしてゐないし、InstallShield はむやみに高價だし。
2005 年 7 月 28 日 (木)
仕事のメモ
引き續き、インストーラの改修。
新版への移行に伴ふ不具合がプログラム(のライブラリ)に見附つたので修正する。
今日は、お姉ちやん(敬稱)がやつて來て、一日、作業(何)をしてくれた。
2005 年 7 月 29 日 (金)
名古屋方面
愛地球博を觀覽するためでもなく、ひつまぶしを食ふためでもなく、名古屋方面へ出張する。ただし、晝飯は鰻丼。
わちやあ(何)。
往き歸りに、車の後部座席で『ボブ・ディラン自伝』を讀む。
2005 年 7 月 30 日 (土)
夏休みらしい休日
朝、子供たちとプールに行く。夏休みの期間中はスイミング・スクールの時間が變更されてゐるのだ。朝早かつたので、十分に泳げた。
午後、おぢいちやん(義父)とおぢいちやんの友人に連れられて、柴山へ魚釣りに行く。
魚釣りと言つても、小鰺(あぢ)のサビキ釣り。仕掛けは全部おぢいちやんにやつて貰つた。撒餌籠に餌を入れて、漁港の岸壁から、ほらよ、と投げ入れると、小さな鰺が先を争ふやうに集つてきて、三秒も待たずに針に引つかかる。誰でも面白いやうに釣れる。技術なんて要らない。子供たちも、長い竿を持て餘し氣味にしながらも、次々と釣り上げてゐた。
2005 年 7 月 31 日 (日)
長閑な休日
一日のんびりと過す。
午後、子供たちの友達のしゅん君が遊びに來た。
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