樂しい日記 2011年2月10日
2011 年 2 月 10 日 (木)
Darrell Scott - 眼鏡
誰かが肩越しに覗いてゐるやうな氣がして
振り返つて見るけれど、誰もゐない
眼鏡がますます古びて見えるやうになつたけれど
最近はもう氣にしないんだ
眼鏡よ、だんだんとボロが出てきた
この僕のやつてきた道が見えるだらう
過去から逃げて、未來を追ひかけて
今日といふ日の甘い匂ひを嗅ぎそこなつてゐる
この歌を僕自身のピアノで演奏すると
自分の姿に納得できるやうな氣がする
涼しい雨の朝に扉を開け放つと
歌は風に乘つてやつてくる
悲しみの雲の上へと連れて行つておくれ
もう一度天驅けることが出來ると思ふんだ
土砂降りの雨を突き抜けて約束の地に行く
歌は空にかかる虹だ
人は刺激を追ひ求めるものだ
女が通りの向うでキャンバスに繪を描いてゐる
古いよれよれの帽子とルノアールのやうなコートをまとつて
彼女に一杯のお茶を持つて行つてやらうかな
たぶん、光は影の不在なんだ
たぶん、影は眠る所が必要なんだ
僕たちは精一杯に自らの灯を燃やすのさ
猫たちと天使たちが守る休息に辿り着くまで
僕とこの歌には共通點がたくさんある
どちらも終り方をよく知らないんだ
僕たちは川面に浮かぶ葉つぱのやうに流されながら
いつでももう一度始めることが出來ると思つてゐる
(Darrell Scott - Looking Glass)
月次祭
夜、岩座神で月次祭。
會長とたかひろさん、もーさん、たみちゃん。多田の伯父と散髪屋さんはお休み。ふみよさんもお休み。
だんだんとメンバーが少なくなる。布教所長としては、新たな信者さんの獲得に精を出さなければならない、といふところだが、そんなこと、簡單に出來る譯がない。
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