樂しい日記 2011年7月11日

2011 年 7 月 11 日 (月)

フクシマ

何となくだが、「ヒロシマやナガサキに落された原爆の被害は、フクシマの原發事故の被害に比べて格段に大きかつた」と思つてゐる人が多いやうに思ふ。ヒロシマやナガサキは戰爭だつたが、フクシマは「事故」だから、と。そして、「数十年は人が住めないと言はれた廣島や長崎でさへ今はもう何ともないのだから、フクシマも何とかなるだらう」と、漠然と考へてゐるのではないだらうか。

けれども、今、福島を中心に日本で進行してゐるのは、「事故」と言ふにはあまりにも悲慘な恐ろしい事態だ。

核分裂生成物の重量比較

この圖は、小出裕章さんの講演のスライドの一部だ。何を示してゐるか、よく見て欲しい。

廣島の原爆で燃えたウランが800グラムだつたのに對して、平均的な原子力發電所一基が一年間に燃やすウランの重量はその1000倍以上の1トンもある、といふ事である。

福島第一原子力發電所がどれだけの量の「死の灰」を内部に抱へてゐるか、そして、どれだけの量の放射性物質が既に外部に漏出してしまつたか、また、今後どれだけ漏出するか、想像して欲しい。

フクシマの現状と將來の見通しについて、次のビデオを見て欲しい。

(殘念ながら、朝日放送は「著作權」を盾にとつて、このビデオをYouTube から消去させてしまつた。個別に見れば、志の高いジャーナリストも中にはゐるのだらうが、全體としては、都合が惡い眞實を廣める氣概をマスコミに期待することなど出來ないといふことだ。)

フクシマの現状と見通し

終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演

  • 2011年4月29日(金) 講演 (14:20~)
  • 小出裕章氏 (京都大学原子炉実験所)
  • 「悲惨を極める原子力発電所事故」
  • 明治大学アカデミーコモン内 アカデミーホール
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 1/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 1/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 2/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 2/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 3/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 3/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 4/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 4/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 5/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 5/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 6/6
終焉に向かう原子力 小出裕章氏講演 6/6

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