樂しい日記 2000年5月

加美町の山は杉や檜が多いので、新緑が目に入って不覚にもドキドキする、というような事はあまりない。五月病という青春の病気なら、とうの昔に治っている筈だ。そうすると、遠くを見てぼんやりしたくなるのは季節のせいではなく、老眼が始まりかけて、近くのものを見続けていると疲れるからだろうか。

5 月 1 日 (月)

はちべえと一緒に浜松へ。

○○○○産業でデモンストレーション。主として組織図の編集機能を見せる。大いに気に入ってもらった模様。使いやすそうだと言ってもらう。後は、○○○○産業社内の根回し、かな。ここは業務に Mac を使っていて、Windows マシンは一台も見当たらない。ちょっとした参入障壁かな。

もう一軒、株式会社△△。社長が来客で会えないとかで、アパレル事業部の担当者に会う。どうも話が違う、って言うか、織物デザインソフトの売り込みのつもりが、プレゼン資料作成ツールに関してのヒアリングになってしまった。どうやら、担当者の考えと社長の意向とがぴったり合っていない様子だ。じゃ、宿題として頂いて帰ります、という感じで、資料をもらって切り上げる。

三日から浜松祭りなんだそうだ。

5 月 2 日 (火)

今日も浜松。

株式会社○○○へ、新しく出来たマニュアルを持っていく。講習の落穂拾い。特に問題なく稼動している様子。一安心である。

特に用事は無いのだが、○○株式会社へ。○沢さんの顔を見に行ったようなもの。いや、この人は純子さん【誰】ではない。

株式会社△△へ、昨日会い損ねた社長に会いに行く。織物デザインソフト導入の見通しとか、プレゼン資料作成ソフトの希望小売価格とか、率直に意見を交換。浜松の人たちはへんな駆引きをしないので、のんびりしているようで話が早い。織物デザインソフトの方は、間違いなく、導入してもらえるようだ。

5 月 3 日 (水) 憲法記念日

今日もまた余暇村公園である。だって、手軽なんだもん。


余暇村公園 滑り台

滑り台の、ちょっと変った登り階段である。先に登ってゆくのが悠助で、螺旋状に上がってゆく段の上から二つ目に上がろうとしている。そこまでは難なく上がれる。

最後はちょうど彼等の身長ぐらいの高さのところを、ステンレスの棒に足をかけて、よじ登らなければならない。まだちょっと無理かと思い、手助けしたが、啓作は二度目からは自力で登りきった。


余暇村公園 無料の乗り物

ばね仕掛けでびよんびよんと動く乗り物である。前が啓作、後ろが悠助。

ところで、五月だというのに、何だ、このベストやネッカチーフは。寒がりなんだな、母親が。何時だったか、保育所の先生に「もう、そろそろ、パッチはやめましょうか」とか言われたことがあったそうだ。


余暇村公園 双子を見かけた

うちのと同じ二連のベビーカーに乗った双子を見つけた。男の子で、八ヶ月ぐらいだとか。

後ろでカメラを構えているのがお父さんなのだが、何をしているのかと言うと、この子たちのお姉ちゃんとお母さんを撮ろうとしているのである。うへえ、ご苦労さん。もう一人ぐらい欲しいな、とか言ってたら三人になっちゃった訳だ、きっと。


啓作がもらった風船が飛んで行った。泣く泣く。もう一つ、代わりのを貰ったのに、それでも泣く。しゃあないやん、あんたが手ぇ離したんやから。

午前8時すぎにやってきて、飯を食って12時すぎに帰った。今日は水溜りが無かったので長持ちしたのだ。案の定、帰る頃にはいっぱいの人になっており、駐車場に入れない車が路上にあふれていた。(ただし、田舎のこととて、路上駐車はほとんどノー・プロブレム。ガードマンがここへ駐めろと誘導してくれるぐらいだ。)

5 月 4 日 (木) 国民の休日

そうそう、昨日、二人の散髪をしたのだった。こんな顔になった。

悠助啓作啓作

砂場にいるのが悠助、チューリップの向こうにいるのが啓作。誕生祝に貰っていたバリカンを使って、自分でやってしまった。案に反して啓作の方がバリカンを嫌がったのだが、終ってしまえば、二人とも涼しくなったのか、坊主頭を気に入ったようである。

*

田植えの準備で、苗を仕入れに一宮町へ行く。毎年の連休の行事だ。ついでに、久しぶりに岩座神へ子供たちを預ける。

5 月 5 日 (金) 子供の日

かみさんに仕事が入ったので、子供を連れて岩座神へ退避。

はじめくんとたんぽぽちゃんがお母さんに連れられて遊びに来る。啓作がお母さんに背負われたたんぽぽちゃんを指さして、「とったー、とったー」と泣いて怒る。ありゃりゃ、何でやきもちを焼くのだ。うちのかみさんとは全然タイプの違うお母さんなんだが、とか思ったが、どうやら保育所の先生と勘違いしたらしい。最近、保育所でも先生に抱っこやおんぶをせがむことが多いそうだ。

夕方、岩座神のおじいちゃん、おばあちゃん、かみさん、子供二人、僕の六人で、蕎麦屋で食事。この間のお好み焼きほどではなかったが、いやぁ、疲れた。行くんじゃなかった。とか言いながら、そのうち、懲りずにまたどこかへ食事に行きそうである。ここまで来れば確信犯だ。

5 月 6 日 ()

何したっけ。そう、自宅でちょっとプログラムの仕事をしたのだった。気になっていた幾つかの小さな懸案事項を片付けたのである。週明けから本格的な改造にかかりたいのだが、そのためのウォーミング・アップというところ。うん、随分良くなった。満足。

5 月 7 日 ()

田植え。くたくた。

岩座神にあるうちの田んぼは、ええと、正確には何反あるのだ、僕は知らない。だいたい「三反百姓」っていうのに近いぐらいでしょう。今年の稲の作付面積は1反8畝。あとは転作(蕎麦)やら休耕やら。

如何に山の中の棚田とは言え、田植えは機械でやるのである。ただし、細長くて小さい田んぼが多いから、平地の区画整理された田んぼで使われているような大きな乗車式の田植機は使えない。泥田の中を田植え機と一緒にぬちゃぬちゃと歩いていくのである。これが結構しんどい。じわじわと脚力を消耗する。また、田植え機の方向転換に、かなりの腕力を必要とする。8時から始めて、13時までかかった。くたくたである。

5 月 8 日 (月)

真面目にお仕事。プログラムの機能拡張。今週は開発の方に力を入れたい、と言うか、そうしないと尻に火がつく。いや、もうすでに火事になってます。馬【鹿】力を出しましょう。

5 月 9 日 (火)

今日も真面目に仕事。まだ、何か助走している感じ。積み残しが多いという事か。来週には東京に行きたいのだが、何とか間に合うだろうか。

5 月 10 日 (水)

間に合いそうにない。やはり、けっこうなボリュームだ。そりゃそうだ、サブセットで済ませてよいとは言え、ラスタ画像エディタであるには違いない。

5 月 11 日 (木)

ひどくだるい。会社を休む。気分的なものかな。なぜか、疲れ果てている。

5 月 12 日 (金)

疲労感・倦怠感が抜けないまま、出社。ちょっと遅刻した。良くない兆候だな。

5 月 13 日 ()

月に一度ぐらいの土曜出勤。今日は何だか人数が多い。みんなで外へ昼飯を食いに行く。「空飛ぶ絨毯」という名前のカレー屋さん。随分、久しぶりだ。8倍の辛さは、食うには食えたが、辛さ以外の味がわからなかった。

*

かみさん、「こらぁ、啓作、したらあかん、言うたやろ。"ペン" したろか」と、怒る。

啓作、「...」と、無言で様子を窺う。

かみさん、「かあちゃん、どこ "ペン" するんやったかいな」と、脅す。

啓作、「ここ」と、ほっぺたを指す。

かみさん、啓作のほっぺたを軽く平手で打つ。

啓作、「こっちも」と、もう一方のほっぺたを差し出す。

かみさん、啓作のもう一方のほっぺたを少し強く平手で打つ。

啓作、「ふひぃー」と、泣く。

*

何やってんだか。どういうつもりの「こっちも」なのか、よく判らないが、これではまるで山上の垂訓だ。

5 月 14 日 ()

岩座神で棚田オーナーの田植え祭。

区長さんと農会長さんに「写真撮ってくれ」と言われた。はいはい。安田さんから「デジカメで撮って画像ファイルをくれ」と言われた。はいはい。と言うわけで、今年はカメラマンに徹することになった。農作業の手伝いには手を出さない。

カメラはキョーセラの CONTAX T2 およびエプソンの CP-200。どっちも、本格的な撮影に向くカメラとは言いがたい。 CONTAX T2 は旅行のお供などにはもってこいの、ちょっと小粋な良いカメラだが、ズームが出来ないので、少し苦しい時がある。泥田の中にいる被写体を大きく写そうと思ったりすると、ぐっちゃぐっちゃぬっちゃぬっちゃと田んぼの中に入って行かないといけない。 CP-200 の方は、えーと、画素数は幾らでしたっけ、30万あったかしら。無論、ズームなどは付いていない。ともかく、今となっては、おそろしくスペックの低い、良く言っても年季の入った骨董品のデジカメだ。しかし、あなた【誰】、弘法は筆を選ばず、と言うではないか。また、貧乏金なし、とも言う。いや、コンパクト・カメラが欲しいな、と思ったら、Carl Zeiss 付きの CONTAX を買ってしまってた、という物欲にまみれた不幸な時代もあったのだが、今や私も清く正しく更生したのである。ともかく、有るもので間に合わせるしかない。

結局、24枚撮りのフィルムを2本使った。こちらは、フィルムのまま、農会長さんに渡す。デジカメの方は、640x480のJPEGファイルが57個出来た。MO に入れて安田さんに渡す予定。オーナーにメールで送るのだと聞いたので、320x240に変換したファイルと、160x120に変換したファイルを一緒に付けることにする。そのうちの何枚かは、『岩座神レポート』に掲載しようと思うのだが、とりあえず、トップ・ページのタイトル・フォトだけを更新。

5 月 15 日 (月)

おお、五月も既に半分過ぎてしまったか。

*

冷蔵庫が冷えないそうだ。サーモスタットの故障か、それともガス欠か。

5 月 16 日 (火)

冷蔵庫はガス欠らしい。販売店から来た人は何もせずに、メーカーのサービスの手配をしただけで帰ったそうだ。こういう時に限って、冷たいコーラを飲みたくなったりする。

*

内藤さんの家で飲み会、じゃなくて、宅祭。いや、結局は飲むのだけれど。また、途中で横になって寝てしまった。体力がないのね。

5 月 17 日 (水)

毎年、こちらは忘れているのだが、あちらは忘れずに取り立ての証文を郵送してくる。自動車税と固定資産税。むう、どうやって工面するか。

*

加美町青少年補導委員会総会に出席。私は中町民だが、出て行けとは誰も言わない。いや、来賓だからではないです。岩座神を代表して出席しているからです。同級生を多数目撃。てらまーちゃん【誰】は副会長ですか。ご苦労さん。

おお、事務局付きの杉原君は杉原君ではないですか。

町内に二つある駐在所から、お巡りさんも来ていた。

加美町は青少年犯罪もほとんど無く、おおむね平和であるらしい。

*

冷蔵庫が復旧。コンプレッサの故障だったそうだ。

5 月 18 日 (木)

明日から会社の研修【嘘】旅行。その前に出来るだけ仕事を進めておきたいと思うのだが、なかなか、思うように行かない。○○スタジオから催促の電話あり。いや、もう、ほとんど出来ていまして、来週には何とか、とか、蕎麦屋の出前になってしまうのだが、大丈夫だろうか。

5 月 19 日 (金)

今日は台湾である。

昼過ぎに台北に着いた。旅行社が手配したバスに乗って、市内観光。忠烈祠【ちゅうれつし:台湾版靖国神社】で、衛兵交替の儀式【と言うか、観光用アトラクションだな、あれは】を見学。中正紀念堂【蒋介石記念堂】を見学。安くない免税店【謎】でショッピング。と、ツアー・コンダクターの小姐【おばさん】の言いなりである。彼女は龍山寺へも連れて行きたかったようだが、みんなが「しんどーい、はよ、ホテルに連れてってー」とか不平を垂れたので、これは中止。

ホテルだが、何じゃ、このビジネス・ホテルみたいな狭い部屋は、とか思ったのは秘密でもなんでもない。みんなそう思ったらしい。値段相応と言うことらしい。

夕食は、ツアーには含まれていない。で、初日だけは、会社持ちで、みんなで宴会。かなり豪勢な中華料理。老酒にしたたか酔って、ベッドに沈没。

5 月 20 日 ()

今日も台湾である。丸一日自由行動。

真っ先に光華商場【電脳街】へと出かけていく若手たちを尻目に、鹿ちゃん・丸ちゃんと中年三人組を結成して、故宮博物館へと向かう。足はタクシー。「レンタカーは禁止」というお触れが出ているのであった。いや、禁止せずとも、台北のすさまじい交通事情を見れば、普通の日本人は誰も自分で車を運転しようとは思わないだろう。ものすごく狭い車間距離、おそろしく頻繁な車線変更と加減速、きんたまが縮み上がりそうな交差点での左折、車の左右をひっきりなしに通り過ぎていく雲霞のごとき原動機付自転車の大群、タクシーに乗っているだけでもスリル満点である。

ああ、そう、故宮博物館だった。収蔵物の質と量に圧倒される。中国文明の歴史に圧倒されると言っても良いかもしれない。入念に観たわけでもないのに、ひどく疲れた。予備知識が不足しているという事もあるかもしれない。

博物館のレストラン、と言うにはちと貧相なセルフ・サービスの食堂なのだが、そこで昼食。

市街地に戻って、光華商場やら繁華街をぶらぶらする。一等地でも、そこら中に二流以下の猥雑さがあふれている。人が多くて、物もごちゃごちゃしているのだが、何となく、のんびりもしている。そのくせ、暗く沈んだような気配は微塵も感じられない。つまり、結構、居心地が良い。

三越百貨店でみやげ物を調達。百貨店の中は日本とほとんど同じ。

路地裏の食堂で、豆腐とか大腸とか鳥の足とか、昨晩のフカヒレやらメロンとは大違いの、心落ち着く安い晩飯。

夜には、ホテルのそばの川で、花火が上がった。そう、今日は、新しい総督の就任記念式典の日だったのだ。家族連れや恋人たちが、次から次へと歩いて川端に集まってきて、夏祭りの雰囲気だ。

ほろ酔い気分でゆっくり沈没。

5 月 21 日 ()

今日で台湾はおしまい。

午前中は自由行動。あまり遠くまでは行けない。ぶらぶらと散歩して、喫茶店でコーヒーを飲んだ。

ホテルをチェック・アウトした我々を、ツアー・コンダクターの小姐は龍山寺へ連れて行った。何と、彼女は一昨日のスケジュールの遅れを今日取り戻したわけだ。しかし、それは杓子定規とかいうものではなくて、中国の文化を見せたいというガイドとしての良心からだったようだ。彼女は、いろんな神様や仏様が一緒に祀られている、願い事をするためのデパートのような、中国の寺というものを判りやすく説明し、おみくじを引く作法を教えてくれた。

空港の免税店でみやげ物を仕入れる。

夜の七時過ぎに関空に帰着。家に帰ったら十一時をまわっていた。明日は一日休んで疲れを取りたいところだが、そうも行かないか。

5 月 22 日 (月)

○○商店の社長と会談。ニューヨークの△△が○○商店で使っているうちのシステムに興味を持っているらしく、どんなものか教えてくれと言って来ているそうだ。う、英文の紹介資料、まだ作ってないぞ。取り敢えず、出来れば、明日、△△のバイヤーに大阪で会うように、手筈を整えてもらうことにした。

5 月 23 日 (火)

大阪への出張を予定していたが、結局、流れた。しかし、今週は何やかやと出歩く予定が多いのだ。今日もまた、新しいスケジュールが二つ入った。

*

保育園からの連絡ノートに、悠助が兄弟愛を発揮した、と書いてあった。啓作が友達におもちゃを取られて泣いていたら、悠助が取り返してきて慰めたのだそうだ。一方、また、悠助が女の子を泣かしたので先生が「ゆーちゃん、めっ」と叱ったところ、逆に「せんせー、めっ」と怒ったという話も聞いた。ふうん。

5 月 24 日 (水)

指導所へ、研究について、教えてもらいに行く。だいたい想像した通りの内容。それでは大袈裟な割に実用的でないでしょう、と思うわけだ。

神戸の事務所へ、○○の人たちにソフトを見せに行く。

六甲裏手の箕谷から元町の平野へと有馬街道を走る。十数年前、親父と一緒に古道具屋をやっていた頃、冷蔵庫とかスチール机とか整理箪笥とかの中古品をトラックに積んで毎日のように走っていた道だ。小遣いをためて買ったポケコンが僕の最初のコンピュータだった。返らない昔の話、、、。感傷にひたっているのを同乗者の彼は気付いただろうか。

5 月 25 日 (木)

大阪ビジネス・パークへ、ある会社のある重役に、そんなの無理に決まってるでしょうけど、というような相談に行く。案の定でした。「やぶへびやったな」って、ですから、そんなの最初から無理に決まってるでしょうに。

5 月 26 日 (金)

はちべえと連れだって滋賀県へ。ソフトウェアのデモンストレーション。

車中で、蔡依林(ツァイ・イーリン) CD コンサート。これは、台湾で見つけたアイドル歌手で、会社の中で局所的にブームになっている。ルックスは抜群。歌も踊りも良い。特に、歌いながら踊っている姿は、口をあけて見呆けてしまう程だ。で、はちべえが買ってきた CD "Don't Stop" を聞いた訳だが、スローなテンポの歌は、あまり面白くなかった。アップテンポな歌は良いのだが、若干、声が綺麗すぎて、少し線が細いか。

CD を入れ替えて、Eric Clapton コンサート。いやぁ、やっぱ、こっちの方が良いわ。

5 月 27 日 ()

一日中、鬱陶しい雨。

外で遊べない子供たちが欲求不満におちいって機嫌が悪い。夕方、かみさんが「よし、ケンタッキー・フライド・チキンを買いに行こう」と言い出す。経験的に、車に乗せると機嫌が良くなることが判っているのである。また、「お好み焼きを食いに行こう」と言わないあたり、多少なりとも学習の成果が認められる。しかし、あんた、この近辺に K.F.C. などあったかいね。え、三木か福知山ですか。遠いんちゃうの。それに、何でケンタッキー・フライド・チキンですか。まぁ、いいか、という訳で、福知山までドライブした。往復二時間。4ピース食ったら、さすがに腹が膨れた。

5 月 28 日 ()

朝から岩座神のお宮さんの掃除。そう、月末の日曜日、という約束でした。

*

子供の機嫌が悪い。何か知らないが、ぐずぐずと泣いたりする。体調が悪いのだろうか。おまけに、悠助は玄関で転んで顔やおでこに擦傷を作った。啓作は乗り物で遊んでいて、仰向けに倒れて後頭部を打撲した。災難の一日。

5 月 29 日 (月)

大阪へ。ヒヤリング。

*

悠助も啓作も電話を通して話し掛けてくるようになった。しばらく前までは、受話器を耳に当てられると黙り込んで固まってしまっていたのだが。

5 月 30 日 (火)

久しぶりに、何処にも出掛けずに、プログラム開発の仕事。

夕方、浜松の○○さんから「決めました、買います」という注文の電話。有難うございます。

*

最近、夜中にドライブに行くことが多い。車に乗せると寝つきが良いのである。

5 月 31 日 (水)

え、遅いですか。あっちの方が速いんですか。えと、いや、あの、同じ条件で比べましたか。精度に拘らなければ、何ぼでも、速く出来ますけれど、、、

*

悠助が水疱瘡にかかった。ありゃりゃ。


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