樂しい日記 2000年8月
八月。
8 月 1 日 (火)
あきらめていた○○繊維が1セット導入したい、と言ってきたそうだ。ふうん。
マニュアルの修正、出力サンプルの作成。
賞与が支給された。むぅ。(以下略)。
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今の彼には、もう、あまり期待を抱かなくなってしまったのだが、一時期、ブルース・スプリングスティーンを好んで聴いていた。最初に買ったのが "The Darkness On The Edge Of Town" だった。それこそ、擦り切れるぐらい聴いた。すぐに、"Born To Run" も買って、これもよく聴いた。その後、しばらくの間は、発売されるアルバムを必ず買っていた。しかし、一番よく聴いたのはこの2枚だった。"Nebraska" も比較的よく聴いたかもしれない。その他のアルバムは、中に1曲か2曲かしか、聴きたい歌がなかった。そして、いつか、彼のアルバムを買わなくなった。
しかし、彼は、"Blame it on the lie that killed us, blame it on the truth that ran us down" と叫んだのだ。その一方で、裸足の少女がダッジのフードにすわって柔らかい夏の雨に打たれながら生ぬるいビールを飲んでいる姿をいとおしんで歌ったのだ。
今はもう、間違っても「マイウェイ」なんかを歌ったりしないで欲しいと願うだけだ。
8 月 2 日 (水)
○○繊維への出力サンプルを作成。カラー・レーザーを使いたいそうだから、うちの Canon LBP-2260 で印刷する。うーん、良くない。きたない。おそい。インクジェットの方が良いと思うけど。
東京の○○さんから電話。購入した新しいマシンを送るから、プログラムをセットアップしてくれ、とのこと。代替機(Pentium 60 + MS DOS 6.2 + Windows 3.1) は何とか役に立っている模様。え、浜松で見ている新しい方のプログラム、良いですか。欲しいですか。買いませんか。
夕方、定時前、○○製織から、新しいマシンが来たからプログラムを移して欲しい、と言ってきた。今日はもう帰るんです。で、明日も明後日も休みをもらいます、と言うと、ハワイですか、ええですなぁ、とか言われる。いや、そんなんじゃないんですが。明日、はちべえに行って貰うことにする。
8 月 3 日 (木)
二日間の年休を取って、天理教こどもおぢばがえりの引率。
三十数名の小学生を大人8人で世話する。大型バス1台で、朝の7時半にこちらを出発。とっても良い天気。夜の11時ごろまで、なかなかのハード・スケジュール。くたくた。
8 月 4 日 (金)
天理教こどもおぢばがえりの引率、二日目。今日も、とっても良い天気。朝の6時から午後3時ごろまで、盛り沢山のスケジュール。夜7時ごろ帰宅。くたくた。
8 月 5 日 (土)
かみさんの許可が出たので、おもちゃを買った。CD-R(RW)ドライブとデジタル・カメラ。秋葉原はもちろん、日本橋まで買いに行こうという気力は無いし、ネット通販で安いのを探そうという根気も無い。と言うか、欲しいとなったらすぐに欲しいので、地元の星電社で間に合わせることにした。値段も品揃えも満足には程遠いが、まぁ、仕方がない。こういう時、田舎はつらいと思うのだ。
CD-R(RW) は、ATAPI 接続の内蔵型。最新の BURN-proof 機能は付いていない。K6-233 MHz の Windows 2000 マシンに取り付ける。CPU がちょっと非力かと思うが、まぁ、大丈夫だろう。
デジタル・カメラは OLYMPOS C-2020ZOOM。FUJI Film の FinePix 1700Z と FinePix 1400Z も最終候補として残っていたのだが、1700Zはどう持ってみても手の中で収まりが悪かったので落とした。1400Zはボディの安っぽさが気に入らなかった。
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悠助が膝の裏側に発疹をこしらえている。アトピー性の皮膚炎じゃあるまいか、とかみさんが言う。痒いのか、夜中に目を覚まして泣く。
8 月 6 日 (日)
涼しい朝のうちに野良仕事を、という訳で、1時間ほど田んぼの畦の草刈り。結局、汗でぐしゃぐしゃになった。
夕方、バーベキュー。
悠助の発疹は「とびひ」というものらしい。アトピーではなさそうなので、一安心。そう言えば、啓作も同じような発疹が出かけている。伝染したな。どっちにせよ、明日は久しぶりに病院行きだ。
8 月 7 日 (月)
午前中は、社内の体制の改造について、会議。
昼から、若い女性たち【謎】の○○○で、コピー機のリプレースに伴う PostScript サーバーのセットアップ。Fiery は Fiery だが、こいつ、中身は NT Workstation である。Fiery と一見してわかる液晶パネルの操作盤が付いていて、それだけで全ての操作が出来るのだが、扉を開けると CD-ROM ドライブが付いているし、裏を見ると、キーボード、マウス、VGA、RS-232C、セントロニクス、拡張ポート、と、 タワー型の PC/AT そのものである。
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と、仕事をしていたところ、かみさんから携帯に電話がかかってきて、○○君から「生まれた」との報告があった、と言ってきた。満面の笑みが目に浮かぶような嬉しそうな声だった、と。
仕事が終わってからケーキを持って病院に行った。奥さんが病室で横になっていたが、○○君はすでに帰宅した後だった。深夜の1時過ぎに陣痛が始まって、今朝の6時半ごろに生まれたそうだ。○○君も一晩寝ずに過ごしたので、今日はもう帰った、と。赤ちゃんは新生児室。奥さんも元気そうだし、安心した。長居しては迷惑だろうと、すぐに病室を出た。あ、本当に女の子だったかどうか、聞きそびれた。
救急外来ではちべえが点滴を受けていた。何をしとるんじゃ、おまえは。
8 月 8 日 (火)
System Commander 2000 という奴で、Windows 98 がインストールされているマシンに Windows 95 を追加しようとしているのだが、何か、うまく行かない。一日つぶしてしまった。
8 月 9 日 (水)
同じ事をして一日つぶしてしまった。壷に嵌ったらしい。
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いつの間にか勤続十年。5万円相当の記念品をやるから何でも好きなものを言え、と言われた。一番好きなのは現金で、次は商品券なのだが、そういうのは税金がかかってくるので駄目なんだそうだ。さぁ、何にしよう。
8 月 10 日 (木)
結局、System Commander 2000 による Windows 98 と Windows 95 のデュアル・ブートは断念した。失敗する原因が判らないのだが、どうしても、Windows 95 がセットアップ直後のリブートの時に「Windows 保護エラー」を出して止まってしまう。ハードディスクの容量(30GB)が大きすぎるのだろうか。
そもそも、Windows 95 なら動くけれども Windows 98 では動かないというプログラムを、おまけソフトがいっぱい入った新品の Windows 98 プリ・インストール・マシンに入れたいがために、こんなに苦労をしているのだ。で、何でそのプログラムが Windows 95 では動いて、Windows 98 では動かないのか、というと、これもよく判らない。多分、古いからだろう。って言うのは理由にならないか。Windows 3.1 用に作られた 16 bit のプログラムだ。
で、何故か、ソースがある。いや、僕が書いたものではない。同僚が確か七、八年前に書いたものだ。
という訳で、32 bit 化して、Windows 98 でも動くようにした。
実のところ、最初から、そうしようかとは思ったのだが、ソースを見て、鬱陶しそうだったので、やめたのだ。結局、こっちの方が正解だったわけだ。
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夜、月例祭。かみさんは、子供たちを連れて、○○君の赤ん坊を見に行った。
8 月 11 日 (金)
すでに盆休みモード。ほとんどやる気なし。
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長井の叔父の義母が亡くなった。92歳。明日、お通夜。
若い女性たち【謎】の○○○でバーベキュー。はちべえを連れて行く。すごい人数。賑やかで楽しい。
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私もご尊顔を拝しました。気高き額、慈悲深き眉毛、微笑を湛えながらも断固たる意志の力を示す口元が、愛くるしい二頭身と相俟って、何とも言えず慕わしうございます。
あ、曜日がずれてた。
8 月 12 日 (土)
草刈り機を持って軽トラックで朝6時前に出勤。盆休み前の大掃除。うちの会社の社屋の前には、何の役に立つのか判らない野原(社長は庭だと言い張るかもしれない)があって、普段、犬や猫や兎や狸や狐や雉やが跳梁跋扈している。それが夏になると、やえむぐらの夏草が茫々にしげってきて、なかなかの壮観を呈してくる。死体が放置されていても判らないぐらいだ。だから、大掃除の四分の一ぐらいの労力を、この草原の草刈りに充てなければならないのである。今回は五人でやって、2時間15分かかった。休憩を入れずにノンストップでやったので、くたくたである。そのかわり、他の班よりずっと早く上がりである。
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長井の叔父の家で通夜。92歳のおばあさんの死である。おおむね、めでたい葬儀か。
啓作が風邪で高熱。
8 月 13 日 (日)
長井の叔父の家で葬儀。午後1時開式、午後2時出棺。ではあるが、濃い親戚として、午前11時から午後9時まで、あれやこれやと遺族並みの忙しいスケジュール。長井の叔父と叔母には、親父が死んだときは勿論のこと、普段から何かにつけて世話になっており、出来る限りの事をしたいと思うので、何も不平はない。しかし、実は、生前の故人には会ったことが無い。従妹の旦那さんや、叔母の妹さんとも、会うのは今回が初めてだ。え、親父の葬儀に来てくれていたのかしら。そうかも知れない。いづれにせよ、よく知っているのは西田の伯父ぐらいという一群の人に混じって、故人の濃い親戚として振舞うのは、正直言うと、けっこう気疲れした。ふう。
帰り道、西田の伯父を多田まで送る。この月末に満七十歳になると言う。先日、多田歴史勉強会の代表として、多田の歴史をまとめた本「多田村落史誌」を出版し、僕にも一冊贈呈してくれた。さあ、次は何をしようか、という所らしい。「パソコン」や「ワープロ」をやってみようか、という気持ちもあるようだ。
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はぁ、明日は朝七時から、木原の株内が岩座神の家に参って来られる、ですか。牧野の方は、坂本と大阪から来客の予定、ですか。おまけに啓作を医者に見せなければなりませんか。うーむ。かみさんと二人で愚痴りながらスケジュール調整。
あ、○○君ところは、たしか今日、母子ともに退院やな。今ごろ、寄って集ってどたばたしよるで、うへへ、えらいこっちゃろなぁ、と二人で笑う。
8 月 14 日 (月)
朝六時起床。岩座神へ。七時、株内の人たちと一緒に墓参り。長年の恒例により、墓参りが済んだ後、家の縁先でビールを供して休憩してもらう。
十時、親父の兄弟たちが墓参に訪ねて来てくれる。杉原谷の会長と子供たち四人(まき、みちよし、えいすけ、ゆき)、川西の伯父夫妻、国延の叔母夫妻、東京の叔父夫妻、橿原の叔父夫妻(プラス孫のいつきちゃん)、埼玉の従兄夫妻。十一時には、かみさんと子供たち二人もやって来た。風邪で診察してもらったために遅くなった。いやぁ、にぎやか。親父が生きていたら、感激性の人だから、泣きそうな顔をして喜んだろうと思う。
三時ごろ、みんな一斉に帰って行った。かみさんと子供たちは、一足早く牧野に帰る。あっちでも、坂本と大阪の子供たちが待っているのだった。お盆興行は強行スケジュールだ。
夜、悠助がジンマシンを出したので病院へ連れて走る。熱も出ている。啓作は鼻血を出す。二人とも、興奮しているのか、なかなか寝付かない。久しぶりに四人で深夜のドライブ。
8 月 15 日 (火)
加美町の町民グラウンドで、夏祭り。
随分昔に一度行った記憶があるが、最近はとんと遠ざかっていた。青少年補導委員【謎】として、会場を巡回する役目を言い付かっているので、今回は否応なしである。
補導のための巡回と言っても、ガーディアン・エンジェルみたいに颯爽として積極的な行動に出る訳ではない。腕章を巻いて、帽子をかぶって、数人で組になって、懐中電灯を照らしてぶらぶらと歩くぐらいのことである。マジでヤバゲな青少年がいたら近づいてはいけない、と言われている。
屋台もたくさん出て、けっこうな人出である。花火が目当てらしい。
花火をデジタル・カメラで写そうと試みたのだが、危惧したとおり、満足なものは撮れなかった。いや、カメラ (OLYMPUS C2020ZOOM) の性能がどうのという話ではなくて、花火の撮り方を知らない、ということ。銀塩カメラなら上手くやるのに、とか言うつもりは毛頭も無い。ハウツー本で技術を仕入れなきゃ、無理だろう。
何人か知り合いに出会い、スナップを撮った。
8 月 16 日 (水)
今日はまだ盆休み。明日から仕事。
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子供たちを汽車とバスに乗せてやった。
この町(中町)には鉄道は走っていない。西脇市駅まで、自動車で義姉に送ってもらい、加古川線の汽車に乗った。「汽車」で良いのかな。電車でないことは確かだ。列車と言えば無難だろうと思うのだが、たった一輌だけのものを列車と呼んだりしたら、JR西日本からクレームが出るような気がする。そう、超ローカル路線です。きっと大赤字。
谷川駅まで 28 分間の旅。大人 320 円、だったかな。忘れた。子供たちは無料。車内は冷房が効いていて、快適だった。
谷川駅で、先回りしていた義姉の出迎えを受ける。予定では、その後、車で家まで帰ることにしていたのだが、二人が駅前に止まっている路線バスを見て乗りたがったので、ちょっとだけ乗ることにした。
神姫バスの「谷川駅-坂尻」線。坂尻って、どこ? わからん。途中に円応教前というバス停がある。それなら判る。という訳で、円応教前まで乗った。大人 210 円。子供たちは無料。
円応教前バス停の前に、これは参拝者をあてにした商売だろうな、大きなレストランがあったので、そこで昼飯を食った。四品注文して、5,000 円足らず。汽車代、バス代に比べて高く感じるのは仕方が無いか。
8 月 17 日 (木)
盆休みが明けた。
営業会議。今期の目標設定。
若い女性たちの○○○は無事に請求書を発行して一段落。東京の○○さんも、請求してくれ、って言っている。どっちも大した額じゃない。安すぎるぐらいだ。
沖縄は石垣島に電話。来てくれるの、って言われて、ええ、行きますよ、と安請け合い。交通費を調べてびっくりした。これじゃ、観光気分で何度も行ったら経費倒れだ。
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仕事を終って、そのまま、長井の叔父の家へ。初七日。げ、坊さんのお経はとうに済んだらしく、今まさにビールの王冠が抜かれたところ。何だか、飲み食いが目的で来たみたいで、気が引ける。とは言え、しっかりと(以下略)。
8 月 18 日 (金)
株式会社○で商談。提案すれば決まりそうだ。
石垣島への出張の段取り。金曜日に出て、日曜日に帰って来る、というバケーションのようなスケジュールになってしまった。いや、先方が「土曜日か日曜日が都合が良い」って言うし、土曜日の直行便は満席だし、これしか仕方がないのだ。しかし、かみさんが許してくれるだろうか。
夜、教会で合祀祭。
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15日の夏祭りの写真だが、 Netscape Navigator 4.7 で表示がぐじゃぐじゃになっていた。当方の責任ではないのだが、対策を講じたので、それなりに見えるようになった筈である。
8 月 19 日 (土)
10時頃にぶらぶらと休日出勤。タイムカードは押さない。と言うか、若い女性たちの○○○へ直行して、油を売る。見返りに昼飯を奢って貰った。ちょっと会社へ寄って帰る。
8 月 20 日 (日)
7時半に起床。悠助に起こされた。飯を食って、さぁ、何をしようかとぼーっとしていたら、岩座神から電話。「蕎麦の種蒔きやで」と。おお、すっかり失念してました。大急ぎで駆けつける。雨に降られた。
*
午後、教会の月例祭。
*
昨日はこうだった。
かみさん 「ゆうすけ、お母ちゃんとお父ちゃんと、どっちが好き?」
ゆうすけ 「ばあちゃん」(伯母ちゃんのこと)
かみさん 「...」
けいさく 「けいちゃんも」(ぼくにも質問してくれ、との意)
かみさん 「けいさく、お母ちゃんとお父ちゃんと、どっちが好き?」
けいさく 「いらん」
*
今日はこうだった、と、かみさんの報告。
かみさん 「けいさく、お母ちゃんとお父ちゃんと、どっちが好き?」
けいさく 「とうちゃん」
ゆうすけ 「ゆうちゃんは、ばあちゃん」
かみさん 「けいさく、お母ちゃんとお爺ちゃんと、どっちが好き?」
けいさく 「じいちゃん」
ゆうすけ 「ゆうちゃんは、ばあちゃん」
かみさん 「けいさく、お母ちゃんとチャムと、どっちが好き?」(チャムはうちの猫)
けいさく 「チャム」
ゆうすけ 「ゆうちゃんは、ばあちゃん」
*
からかわれているのである。母親も大変ですな。うちだけか?
8 月 21 日 (月)
何か、ばたばたしている。
石垣島への出張について電話で連絡。ホテルを予約してもらう。
○○繊維、大阪への納入の日が、24日(木曜日)と決った。
株式会社○について、見積もりを作成して、○○織物に提示。これまでの経緯から、今回も、○○織物経由になる。
空き時間を使って、マニュアルの作成。
○○のプロジェクトも、そろそろ、着手しなければならない。
やることが多すぎると駄目なんだけどな、僕は。
8 月 22 日 (火)
大阪は御堂筋のエプソン・スクエアへ。新しく出た顔料インクジェット・プリンタの出力試験。MC-2000、MC-5000、MC-7000、MC-9000 を使わせてもらった。変色しない、と言うのが売り物の「超写真高画質」プリンタだ。しかし、通常の(染料の)インクジェットに比べて、印刷速度がかなり遅いのが難点だな。
8 月 23 日 (水)
わんた【誰】に作ってもらったマニュアルを校訂。うう。思ったより時間がかかった。明日、持って行かなきゃならない。
*
大ちゃん【誰】からメール。デジカメ、無事に動いている由。
8 月 24 日 (木)
大阪は、○○繊維。システムの納入。と言っても、ハードウェアは別の筋から調達、こっちはプログラムをインストールするだけ。
へぇ、DELL の P3 933 MHz ですか。良いですな。プリンタは、Canon の LBP-2200 ね。エプソンのインクジェットが良いですよ、って何度も言ったのですが、まぁ、良いでしょう。
あ、Canon の UN さん【誰】、こんにちは。いろんな所で出会いますね。あれ、プリンタ・ドライバのセットアップ・プログラムが「管理者権限」とか言ってますよ。KO さん【誰】、こいつ、Windows 2000 ですか。あ、そう。じゃ、UN さん、Administrators でログオンしなきゃ。オーケー? オーケー。
うちのプログラムも Administrators でセットアップ、と。これもオーケー。
ええと、NA さん【誰】が使うんですね。NA さんは、Administrators ? Power Users ? あ、単なる Users ですか。う、これはちょっと想定外の環境だ。これだと、レジストリへの書き込みが失敗する個所が出て来ます。むう、Windows NT/2000 で律儀なユーザー管理をしている環境では動作を保証しておりません、とも言えない。何とか、応急手当をする。さいわい、書き込みに失敗してもプログラムは何事もなかったかのように走り続けるから、今日のところは、これで良しとする。厳密に言うと、やっぱり、ちょっと具合が悪いので、次回までにこっそり直そうと思う。
ところで、カラー・レーザー・プリンタの印刷画像の品質は、案の定、うちのプログラムのためには、はっきり言って、駄目だった。KO さんも、NA さんも、こんな筈じゃ無かった、こんなの嫌だ、とか言い出す。だから言ったのに。
納品書を渡して、受領書にサインをもらって帰る。よしよし。パッケージ・ソフトだから、検収なんてしないのだ。
8 月 25 日 (金)
8:00 家を出発。中国自動車道、北神戸有料道路、阪神高速北神戸線、新神戸トンネルを走って、9:20 神戸ポートアイランドは Kobe City Air Terminal(KCAT) に到着。Air Terminal とは言うものの、実態は、関西国際空港行きの連絡船の発着場である。安い駐車場があるのが取柄だ。駐車して、9:45 空港行きの水中翼船に乗船。10:12 関空ポートターミナルに到着。シャトル・バスで空港へ。駐車代 2 泊 3 日と船およびバスの往復の料金がセットになっていて、しめて 6,400 円。そう安くもないのか。わからん。
小腹が空いたので、Mac でハンバーガーにかぶりつく。
11:20 JTA 88 便で石垣島へ。41,500 円。往復割引でも、 片道分、37,400 円。高いよね。なにぃ、ビールとおつまみを機内販売します、だと? はぁ、無料なのはウーロン茶とコーヒーだけですか。食事も出ないのね。ハンバーガー食ってて正解だった。
しかし、窓から眺める景色は最高だ。皆さん、ごめんなさい。
13:50 石垣島到着。若くて男前の○○さんが「木原さん」と大書したカードを掲げて出迎えてくれた。会社に連れて行ってもらって、企画室長の○○さんに会う。電話での会話で想像していたとおりの、上品で聡明そうなご婦人である。社長の手が 4 時ごろまで空かないから、と、○○さんに時間つぶしに川平(かびら)湾へ案内してもらった。いやぁ、良いところでした。皆さん、ごめんなさい。気が引けたので写真は撮ってません。
5 時ごろ、社長の○さん、生産部長の○さんらと会談。製品を説明してもらったり、明日の予定の段取りをしたり。
6 時半ごろ、ホテルに入る。このホテルは部屋が広いのが取柄だ。オリオン・ビールで喉を潤す。
7 時半、島料理の店に連れて行ってもらう。オリオン・ビールの生、泡盛、ゴーヤ・チャンプルー、ソーメン・チャンプルー、豚の耳皮、炊き込み御飯、アーサの吸い物、地豆(ピーナツ)豆腐、豆腐ヨウ、豚足、八重山そば、へちまの味噌煮。極楽ですがな。みなさん、本当に、ごめんなさい。
8 月 26 日 (土)
9:30 から 17:30 まで、昼食(八重山そば)をはさんで、みっちりと仕事。システムのデモンストレーションというか、課題を出されての性能試験。昨日の打ち合わせで提示された課題だったので、事前の準備は出来なかった。不安を抱えつつも、何とか乗り切ることが出来た。いや、予想以上に好成績だった。システムの導入は、事実上、決定。
料理屋に連れて行ってもらう。生ビール、泡盛、刺身の盛り合わせ、豆腐ヨウ、ブリの荒煮、烏賊墨の吸い物、白身魚の茶漬け。引き続いてスナックへ。泡盛、かまぼこの揚げ物、カラオケ。ホテルへ帰って来たのは、日が変わった 01:00 だった。
8 月 27 日 (日)
07:30 起床。8:00 朝食。8:30 シャワーを浴びる【手順前後】。泡盛はあんまり残らないんだな。
仕事がうまく行ったので、今日は気兼ねなく休暇を楽しむことが出来る。
薦められたとおり、午前中は竹富島で過ごす事にする。石垣港から船で 10 分の距離。運賃は往復で 1,100 円。貸し自転車があったが、それは辛かろうと思って、ミニ・バイクを借りた。2 時間で 1,200 円。景色に見呆ける。もっと雲が少なくて空が青ければ文句なしだろうが、それでも、海と空と島の風景に見とれてしまう。
石垣島に戻って昼食。カレーライス。
レンタカーを借りた。車はスターレットで、 3 時間以上 6 時間未満で約 6,000 円。(返すときにガソリンを満タンにするのだが、これが約 800 円。うー、高く付いたかな。)
お店へ寄る。一昨日も昨日も、ほとんど全くお店に関する写真を撮っていなかったので、仕事をした証拠として、あらためて写真を撮る。ついでに土産を物色していたところ、室長と部長が出てこられた。お土産を頂いた。いや、明示的にも黙示的にも、催促した訳ではありません。
東の海岸沿いに北に向かって走る。だんだん曇ってきた。近付いている台風 12 号の影響らしい。それでも景色に見呆ける。あちこちで停まって写真を撮るものだから、なかなか進まない。時間の余裕が無いと見て、北の先端の平久保崎まで行かずに、途中で引き返し、西の海岸沿いを南に走る。一昨日に案内してもらった川平(かびら)湾を再度訪ねる。やっぱりここも良い。
しかし、一人で景色を見ているのが、段々とつまらなくなってきた。かみさんや子供たちにも見せてやりたいのだ。彼らの「うわぁー、きれいやなぁ」という喜びの声を聞きたいと思う。
ところで、こちらの人たちの自動車の運転は、なかなかにすごい。40 km/h 制限の道を平気で 30 km/h で走る人がいるのだ。そして、その事に誰も文句を言わない。40 km/h 制限の道は 60 km/h 前後で走るのがマナー【何】だと心得ている関西人の一人としては、驚愕の安全運転と言うか、まぁ、のんびりしたものである。
17:30 レンタカーを返して、ショップから空港へ送ってもらう。間に合わせの土産を仕入れて、チェック・インを済ませ、八重山そばで腹の虫を抑える。と、室長と○○さんが見送りに来て下さった。その上、はちべえのための土産までことづかる。念の入った手篤いもてなしに恐縮してしまう。
18:35 関空行きの JTA 88 便に搭乗。20:55 関空到着。21:55 KCAT 到着。23:30 帰宅。
8 月 28 日 (月)
出社するにはしたのだ。午前中はともかく、午後になって疲れが出てきた。何も出来ない。
8 月 29 日 (火)
朝になっても起き上がれないまま、会社を休む。昼過ぎまで眠りをむさぼる。
エアコンが故障。室外機が回らない。
プリンタが不調。ヘッドが疲労しているようで、クリーニングを繰り返しても、インクの吐出が安定しない。
8 月 30 日 (水)
ようやく回復。今日は真面目に仕事をした。
石垣島出張の後始末、懸案の処理(見積りの作成)。
○○○○デザインスタジオへデモ機の貸し出し。しかし、大将【おやじとも言う】が大判プリンタの使用に執着する理由が、未だによく理解できない。大きな柄を印刷したい、というのなら判るが、そうでなくて、単独では小さな柄を試織の升見本のように並べて印刷したい、と言う。そんなん、意味あるんかいな。まぁ、好きにしたら良いけれど。
しかし、A1 サイズのインクジェット・プリンタ(PM-7000C, MC-7000)とか、B0 サイズのそれ(PM-9000C, MC-9000)とかは、実際に使うとなると、難しい問題が出て来ると思うのだ。720 DPI の解像度で使用するとして、A1 は 841 mm X 595 mm すなわち 33.1 inch X 23.4 inch だから、23,832 dots X 16,848 dots で 401,521,536 pixels、24 bit/pixel として 1,204,564,608 bytes である。B0 なら 、1,030 mm X 1,456 mm、40.6 inch X 57.3 inch、29,232 dots X 41,256 dots = 1,205,995,392 pixels、3,617,986,176 bytes である。ギガのオーダーだよ。そんな大きなデータは、Windows 98 であれ 2000 であれ、簡単には扱える訳がない。せいぜいの所、A1 なら 360 DPI にして 100,380,384 pixels, 301,141,152 bytes、B0 なら 180 DPI にして 75,374,712 pixels, 226,124,136 bytes ぐらいが限度でしょう。そんな粗い解像度で良いなら、という限定を付けるとしても、印刷速度の面で不満が出そうだし。
8 月 31 日 (木)
プログラムに手を入れる。レジストリに関係する部分が Windows NT/2000 でも問題なく動くようにしたい訳だが、セキュリティーの管理、なんか面倒くさいな。
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故障したエアコンは結局、修理しなかった。15 年以上も昔の機械だったので、電気屋さんの勧めに従って、安らかな眠りに就かせることにしたのだ。しかし、この暑さ、我慢できるとも思えなかったので、「安い冷房専用機を早く付けてくれ」とお願いしていたら、さっそく今日付けてくれた。ただし、暖房も出来るやつになっていた。冷房専用機より安いんだって。
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プリンタの保守契約をした。「故障してからの契約は認められないんですが、故障してませんよね」「はい、いや、いいえ、いや、ええと、【この場合、「はい」と「いいえ」と、どっちが正しいんですか】、あの、故障していません」「わかりました。9 月 1 日から発効します」
保守契約の料金は、年間 35,000 円。一方、スポットの出張修理でヘッド交換をすると、約 40,000 円。「保守契約の方がちょっとお得ですよ。ただし、契約が済むまで故障させないで下さいね」と教えてくれたのは、フィールド・センターの美人【妄想】の○○さんだった。対応に満足しました。
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