樂しい日記

明けましておめでとうございます。

1 月 1 日 (月) 元日

午前0時、拍手を打って礼拝、おつとめ。

神殿を降りて、「明けましておめでとうございます」と挨拶を交わす。

屋台で熱燗のワンカップと焼鳥。

1時頃に天理を出発、3時半ごろに岩座神に帰着。

*

7時、岩座神のお宮さんへ初詣。ちらちらと雪が降ってきた。あ、デジタル・カメラを持ってくるんだった。8時過ぎ、岩座神のお寺へ。

9時過ぎ、教会へ。橿原の叔父と元幸さんと話し込む。あっという間に12時前。

牧野へ帰る。1時ごろ、坂本から浅田一家が来訪。

悠助と昼寝。起きたら6時半になっていた。

10時ごろ、就寝。

1 月 2 日 (火)

長閑な正月休み。午前中、何してたっけ。

正午まえ、かみさん、子供たちを連れて岩座神へ。すきやき。啓作は野菜しか食わず、悠助は肉しか食わない。かみさんと啓作は昼寝。悠助はおばあちゃんと遊ぶ。その隙に、僕は、「もとはじまりの話」を書き写す。

かずん【従兄】、たかひろさんが来たので、ちょっと、お酒を飲む。

のんびりとして、夕食後に牧野へ帰る。啓作の熱が下がらず、鼻血を出したりする。

1 月 3 日 (水)

啓作の熱が下がらない。電話で確かめたところ、診察しますとのことだったので、藤田小児科へ連れて行く。正月休みのこととて、先生一人だった。他にも一人、診て貰っている子供がいた。啓作は素直に聴診を受ける。どうも、先生を信頼している気配である。薬を処方してもらって帰る。

悠助は、不思議なことに、風邪の気配がまったく見えない。啓作が治ってから、と思っているのかもしれない。

*

「もとはじまりの話」、本文を書き写し終わる。簡単な解題を付けたい。ネットは思想のフリー・マーケットだから、面白いと思ったことは遠慮会釈なくアップして曝しておけば良いと思うのだ。情報発信、なんて気張らなくても良い。叩かれたって良いじゃん。どうってことない。価値のある思想なら、必ず、勝つはず。

ping してみようかな【謎】。

1 月 4 日 (木)

まだ、正月休みである。

悠助を岩座神のおばあちゃんに預ける。啓作はまだ微熱があるようなので家で休ませる。僕は國延分教会の春季大祭に参拝。去年までは、親父が参っていた。会長さんであるかずん【従兄】と、新田さんのことなど、いろいろ話す。

西脇のレコード店と本屋を覗く。目当てのCDがない、目当ての本がみつからない。うーむ、オンライン・ショップで注文するか。ウェブ上の店の方が、規模が大きくて在庫が豊富だし、検索しやすいし、断然、便利だ。大都会以外では、レコード店とか本屋とかを伝統的な形態で経営するのは、非常に困難になっているのでないかと思う。

1 月 5 日 (金)

仕事始め。

午前中、営業会議。

午後、はちべえ【誰】といっしょに、地元の年始回り。おっと、時間を間違った模様。もう、みんな、店仕舞い【違】しかけていて、飲み食いお喋りする空気が消えている。午前中から回らなきゃいけなかったんだ。

○○○繊維（挨拶）、○○織物（業務連絡）、○○商事（業務連絡）、○○製織（ボス不在）、テリーさん所（茶碗酒、おかき、だべり）、○○商店（閉店後）、○○（挨拶）、若い女性達の○○○（ビール、オードブルの残滓、だべり）、○○織布（だべり）、○○テックス（だべり）。7時になってしまった。

1 月 6 日 (土)

のどかな休日。雪が積った。

仕事【謎】部屋の清掃を試みる。いや、足の踏み場を確保する、という程度のことです。

1 月 7 日 (日)

母と二人で、子供たちを連れて、天理への「おせち団参」に参加。「天理教て何かヘンやで」と言うかみさんは来ないのである。まあ、構わないのである。

大型バスで、往路は、約2時間半。

啓作は、前の席に座った女子高生たちが「きゃー、かわいい」と言って相手をしようとすると、キッと怒った顔をして、「見たらアカン」と睨み返すのであった。我が子ながら、あっぱれな性悪（しょうわる）振りである。

二人が結構歩けるようになっていることに気付いた。大人と変らない速さでかなりの距離を歩きつづける。が、しかし、ベビー・カーを持参しなかったのは失敗であった。「だっこ」が始まると、もう、だめ。二人が結構な体重になっていることを嫌と言うほど思い知らされた。

母が二人にボールを買い与えてくれた。何て言うんだ、ふにゃふにゃした弾力のある中空でない軽い奴、で判るかな。大小二種類あったのだが、啓作は大きいのが欲しいと言い、悠助は小さいのが欲しいと言った。母は、遠慮するな、と言うような感じで、悠助に「大きいのにしとき」と言った。確かに、大きい方が高価であった。しかし、悠助は頑として小さいのを欲しがった。大は小を兼ねるという訳でもないし、大きい方が高級である訳でもないし、二人一緒である必要もないので、一瞬、悠助の選択をそのまま尊重しようかと思った。いや、結局のところは、後で二人の気が変って喧嘩になると鬱陶しいという判断から、念のために、大小一個づつの二組を買ってもらうことになったのだが、何と言うか、踏み込みが足りなかった気もするのである。もう、そろそろ、自分の選択の結果を自分で引き受けさせるようにした方が良いような気がする。

帰路、降雪で中国道が通行止めになったため、宝塚市街で大渋滞に巻き込まれた。いつもなら2時間半ぐらいのところを9時間以上かかって、帰ったら夜中の12時。へとへとである。

1 月 8 日 (月) 成人の日

母を岩座神へ送っていく。昨夜は牧野に泊めたのである。

*

ビデオ・デッキが一台故障していたので、子供たちのお年玉を使って、新しいのを買った。受益者負担である。しかし、まあ、安いものになったんだね、ビデオって。故障した奴は、十数年前に 7～8万円したという記憶があるのだが、今回のは、それと同等以上の機能で、2 万円しないのだ。耐久性はどうか知らないけれど。

しかし、店頭でいろいろと見たり触ったりしたけれど、どれもこれも、デザインが貧弱だと思うのだ。美的でもなければ機能的でもない、何にも考えていないようなデザインだよ。スイッチ類の感触も安っぽいし、リモコンは使い勝手が悪そうだし、ひどいものだと思いませんか。

1 月 9 日 (火)

マニュアルを5部、印刷して製本する。カラー・レーザー・プリンタで両面印刷してフラット・ファイルに綴じるのだ。1部200ページぐらいあるので、けっこう大変である。それを見たボス【非渾名】が、印刷屋に回したらどうだ、と言う。確かに、その方が安くて早いし、仕上がりも良いはずだ。しかし、実は、このマニュアルはまだ暫定版なのだ。

テリーさん【誰】にマニュアルを届ける。

東京の○○○○産業のサイトーさんから電話。うん。

1 月 10 日 (水)

見積りの作成とか、営業の仕事ばかりしていたら、ボス【渾名】がにたっと笑って近づいて来た。いや、忘れている訳じゃないのだが、なんというか、未処理案件が多くなってくると、頭が回らんのです。

*

夜、月例祭。

1 月 11 日 (木)

営業の仕事を半分、開発の仕事を半分。うー、能率上がらん、駄目駄目。

1 月 12 日 (金)

一日中プログラムを書く。一つの難所と思っていた所で、実際、昨日は少しも捗らなかったのだが、今日は、あれよあれよと言う間に進んで、思いの外にすんなりと出来てしまった。快感。ボス【渾名】、どうや？ 後はよろしくね。

*

「偽偽夜食日記の記念日の表示位置が変な気がする。」については、私も同じ感想を持っています。どうも、りゅうさん【誰】の意図と違うものを眺めているような気がします。ただし、「IE5.0SP1の表示例」とはちょっと違っていて、当方では、こんな感じ（IE5.5SP1による表示例）で表示されています。ついでに、これ（NC4.75による表示例）は埒外としても、これ（Netscape6による表示例）も、何か違和感があります。あ、こいつら、みんな、Windows版です。りゅうさん【誰】はマッカー【何】でしたよね。Mac版のあれ【どれ】やこれ【どれ】だと、どんな感じでしょうか。

それと、記念日の日付は、日記本体が更新されないと、リロードしても今日の日付にならないようです。さぼってはいけません。

1 月 13 日 (土)

子供たちを連れて岩座神へ。寒いので外で遊ばせるわけにもいかず、コタツの周りでごろごろさせる。のどかではあるが、何にも出来ない。この間、かみさんは仕事と家事と（ひょっとしたら昼寝）が出来るわけだ。

1 月 14 日 (日)

子供たちを岩座神に預けて、あれこれと用事を片付ける。あっという間に休日が終る。

1 月 15 日 (月)

寒い。何か、だらだらと一日すごしてしまった。

東京出張の準備。○○第一の○○さんへFAX。しかし、この寒さだ、明日、無事に東京へ行って帰って来られるのかな。

*

私としては、綺麗さっぱりobsolete【謎】してもらっても構いません。あ、こんな事を言うと、「残念な思い」が怒髪となって天を衝きますか。だって、そこ、読まないんだもん。

1 月 16 日 (火)

昨日寝る前にかみさんに問われた「あした何時に起きるの」。僕はいつものように答える「いつも東京へ行くときと同じ」。「だから、何時よ」。「だから、いつもと同じ」。夫婦揃って学習能力に欠けているのだ。

*

6:00 起床。6:30 出発。7:15 高速バスに乗る。 8:20 ごろ、地下鉄に乗る。8:51 新大阪、新幹線（のぞみ）に乗る。心配した雪は、関が原付近でも、ほとんど無視できる程度。車中、『月刊○○ 1月号 - もとはじまりの話』を書く。ひとまず校了。11:21 東京着。12:00 ごろ、渋谷。Mac で腹拵えして、○○商事へ。

別便で届けられた荷物の梱包を解いて、SUN のワークステーションを設置調整。どうって事ないが、面倒臭いし、それなりに時間もかかる。おっと、持参した UTP ケーブルが死んでいる。ちい。頼んで、近くの店で買ってきてもらう。机の下にもぐってケーブルを引き回したり、あちこち設定をいじくったりして、稼動テスト。はい、オーケー。

16:30 ごろ、○○商事から歩いて 3 分のところにある、○○第一産業へ。○○さんと初めて顔を合わせる。

さあ帰ろうと、渋谷駅へ向っていたら、携帯電話に着信。○○商事から。あ、またドジった。致命的なドジではないから、もう、今日の所はこれぐらいで勘弁してやる【謎】。

17:52 東京駅、弁当とビールと雑誌と草加せんべい（これは土産）を買って、新幹線（のぞみ）に乗る。バッテリーを客先で充電しなかった（忘れていた）ので、ノートはもうあまり使えない。20:26 新大阪着。20:40 高速バスに乗る。22:30 ごろ帰宅。

1 月 17 日 (水)

仕事におけるテンションが低い。何したっけ、という状態。切羽詰らんと駄目ですか、いや、十分に詰ってますが。

*

ひととき、偽春菜【何】で妖精【誰】と遊ばせてもらった【謎】。

1 月 18 日 (木)

ガス欠みたいな疲労倦怠感。会社を休んで昼まで寝た。小学生だと「ズル休み」になる訳だが、大人【ダウト】なので、バッテリー充電のための休養という事になる。かみさんは笑っている。「頑張れ」とか言わない。そういう所が好きだ。

1 月 19 日 (金)

今日も会社を休む。かみさんはまだ笑っている。

メールやら電話やらで、いくつか、仕事が出来たことを知る。急を要するものは無いようだから、良しとする。

かみさんの仕事を手伝った。取引先が「画像をメールで送ってくれ」と言ってきたのに対応したのだ。「あんたが会社休んでくれて助かったわ」と言う。

かみさんの要望に応えて、「インターネット」を教える。これ（IE）を立ち上げて、これ(Googleへのリンク）を押して、ここに調べたい言葉を入れて、検索ボタンを押して、出てきた所から良さそうな所を選んで、、、云々。メールはこれ。ここに宛先を書いて、ここに件名を書いて、ここに本文を書いて、、、云々。しかし、キーボードを覚えるのが先だな。

1 月 20 日 (土)

電話番出勤【何】。ぼーっと過ごす。雪が降ってきた。

1 月 21 日 (日)

啓作を連れて岩座神へ。悠助は風邪気味ということもあって、自宅待機【何】。「分割して統治せよ」ということもある。引き離すと、二人とも、目に見えて「よいこ」になるのである。

啓作は「オクのばーちゃん」に託して、部落の寄合へ行く。何かと思ったら、「景観むらづくり学習会」とのこと。岩座神は、兵庫県の「景観形成の推進に関する条例」で「景観形成地区」の指定を受けているのである（県下の景観形成地区）。県のアドバイザーの話を聞いたり、みんなでぞろぞろ村の中を歩いたり。

1 月 22 日 (月)

出勤。当り前だ。能率は上がらない。電話の応対やら、見積り作成の指示やら。

*

岩座神レポートのタイトル写真を更新。残雪。

リンク集に『妖精現実 faireal』 を追加。最近、入り浸っています。是非一度行ってみること。惜しげも無く、一見乱雑にぶちまけられた極上の情報の宝庫。

1 月 23 日 (火)

○○商店、やっと買う気になった。その気になったら、今度は急けるのだ。はちべえ【誰】にまかせる。

懸案のあれ【どれ】とそれ【どれ】の接続部分を一気呵成に作る。これで、一応、頭から尻尾まで完成。ボス【渾名】のテスト・データも、そこそこ、綺麗に流れていく。見通しがよくなって、気分が良い。

*

『月刊○○ 1月号 - もとはじまりの話』に加筆。

1 月 24 日 (水)

引き続き、ボス【渾名】と一緒に、開発の仕事。だんだん興が乗ってきた。昨日作ったやつを破棄して、今度はあれ【どれ】をベースにして、作り直す。

と思ったら、夕方に、○○紡織の○○さんから電話。ぐぇ。しどろもどろ【謎】。金曜日にそちらへ出張します、という事になった。とほほ。いや、新しい仕事の話だから、有難いことは有難いのだが、今この時期はちょっと辛いぞ。

1 月 25 日 (木)

やっぱり、作り直して、格段に良くなった。よしよし。ボス【渾名】が、パターン認識のロジックに関して、良いアイデアをひねり出した。やってみると、うまく行く。

○○さんから12時のちょっと前に電話が架かってきた。あちゃー。案の定、昼休み中、電話しっぱなしになった。

1 月 26 日 (金)

○○紡織へ打ち合わせに行く。車をとばして【飛ばない】片道3時間弱。打ち合わせは思っていたより早く済んだ。工場に入って織機を見せてもらったり、急を要さない話題に逸れたりして、それでも3時間ちょっとで終った。しかし、じゃあ、出張る必要が無かったのかと言うと、そんな感じでもない。まあ、そんなもんだ【何が、どんな】。

1 月 27 日 (土)

だいたい形が付いたので、新しい仕事部屋に移動した。今まで、かみさんの仕事部屋に同居していたのである。

この部屋は、元々は台所だったのを少し改装して、かみさんが仕事場に使っていたものだ。流し台やガス台、食器棚を置いたまま、事務机やドラフターを据えて、テキスタイル・スケッチの手描きの仕事をしていた。今はもう手描きはしない。隣の、これまた食堂を改装して作った新しい仕事部屋で、コンピュータとプリンタを使ってスケッチを描いている。その新しい方の部屋に同居していたのだが、プリンタが増えたりして手狭になってきたので、追い出される仕儀と相成った訳だ。

流し台やガス台を取り去ってカーペットを敷き、食器棚の替わりに本棚をしつらえた。かみさんの執拗な勧めに従って、新しい机のセットを買うことにしている。今日、ASKULに注文したから、火曜日には来るだろう。コーナー・デスクで2台のデスクを連結してL字型にする。贅沢すぎるようにも思うし、部屋が狭くなりそうで躊躇したのだが、財布を握っている人がそうしろと言うのだから、まあ、良いか。今日のところは、当座のしのぎに、不要になった食卓を使っている。

移動に伴って、ルーターの設置場所を変更したので、ISDNとLANの工事が必要になった。自分でやってしまった訳だが、ISDNの保安器からモジュラー・ジャックまでの引き込み工事は、資格が要ったのでしたっけ？

*

昼、○○君夫妻と串万で子連れ会食。

1 月 28 日 (日)

岩座神で蕎麦打ち大会。この秋に収穫した岩座神産の蕎麦粉を使って、棚田オーナーを招いて、みんなで手打ち蕎麦に挑戦する。なかなか難しくて、うどんですか、きしめんですか、と言うような蕎麦が出来てしまう訳だが、それでも結構うまいから不思議だ。オーナーの中に、一人、見事な塗りの捏ね鉢を持参した蕎麦打ちの達人がいた。この人の打った蕎麦は文句無しに美味かった。

1 月 29 日 (月)

懸案の例の事務処理【何】。うーむ、こういうのは苦手だ。嫌だ嫌だ。

*

ASKULから火曜日になると思っていた机が届いた。早い。コーナー・デスクとフラット・デスク1台を組み立てる。結構大きい。もう1台は部屋の内装工事が完了してから組み立てることにする。サイド・キャビネットは外観は良いが、引出の作りがいまいちだった。レールやローラーが安っぽい作りで、開け閉てする感触が良くなく、耐久性もあまり期待できそうにない。返品できるようだが、それも面倒臭いし、まあ、いいか。グリース塗ってやろう。

1 月 30 日 (火)

引き続き、事務処理【何】。こまごまとした電話も架かって来る。ふが。

*

かみさんは葬式の手伝いで疲れたようで、機嫌が良くない。牧野では、死者の出た家の隣保と、その隣の隣保が葬式の運営にあたる。隣保というのは、部落というシステムのサブ・システムだ。

亡くなったのは義姉と同級生の主婦。急性の十二指腸潰瘍で大量の吐血をして倒れ、入院して数日して、亡くなった。かみさんが、お悔やみを言いに行ったときに御主人が泣いておられて辛かった、と言っていた。

1 月 31 日 (水)

あれこれ、電話応対やら、見積りやら。ふがふが。

*

かみさんは今日も葬式の手伝い。死者が続いたのだ。亡くなったのは老女。

*

『もとはじまりの話』に少しリンクを追加。

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