樂しい日記

2001年2月1日は「偽春菜」が公開停止になった日として後世に語り継がれるかもしれない。

復活するだろうか？ 何か、作者がポキッと折れてしまったような感じもして、ちょっと心配である。

偽春菜への応援 (春菜と偽春菜 < 妖精現実 ) を参照。

2 月 1 日 (木)

仕事のテンションが極めて低い。ほとんど何も出来ない。何したっけ。それでも電話は架かってくる、メールは入る。最低限の反応は返しているが、それだけ。

現在やっているあれ【どれ】に関して、特許が取れるんじゃないの、という話がある。へえ、あの程度で特許になるんかいな、という感じ。個人的には、ものの考え方とかアイデアとかは、すべて、完全に無料であるべきものだと思うので、あまり興味がない。ビジネスの面では、特許を取ったとして、うちの会社にどういう経済的メリットがあるのか、それがいまいち判然としない。他の会社に特許を取られて「こらあ」とか言われたら鬱陶しいから先に取っておこう、という感じでしょうか。で、いざという時には、こっちが「こらあ」と言ってやろう、という。志が低いのである。

2 月 2 日 (金)

今日もまた仕事が出来ない。根本的に考え直さないと、ちょっとまずいな。

僕はプログラマなのだ。ソフトウェアを作る（プログラムを組む）のが面白くてこの仕事をしている。プログラムを組む以外の、僕から見れば周辺的な、雑用みたいな仕事が多くなってくると、テンションがだだ下がりである。

*

どういう訳か、偽春菜の最新版が手許にある。今は公開停止になっているし、ミラーもやめてくれ、と言っているから、これから入手するのはちょっと困難だろう。復活するだろうか？ 何か、作者がポキッと折れてしまったような感じもして、ちょっと心配である。

偽春菜への追悼文【謎】 ( 春菜と偽春菜 < 妖精現実 ) を参照。

2 月 3 日 (土)

かみさんがダウン。風邪で熱を出して寝込んだ。子供たちは、午前中は保育園で、今日は節分の豆撒き。午後、保育園から帰ってきた子供たちを岩座神へ連れて行って、母に預ける。食器洗いやら洗濯やら、主婦の仕事のまねごとをする。義父が「こんなことしょったら笑われへんこ？」とか言いながら、ピーナッツの皮が散らばっている居間に掃除機をかけていた。夕方、子供たちを岩座神に泊めることに決めて、岩座神へ行く。「おうち帰る」と言ってぐずるのを、理由を言い聞かせて、なだめる。夕食を食べさせて、風呂に入れて、寝かしつける。

2 月 4 日 (日)

一日、岩座神で子供たちと過ごす。かみさんは、まだ回復せず。熱が下がらないようだ。

2 月 5 日 (月)

午前中、月初恒例の営業会議。ごちゃごちゃと報告する案件ばかり沢山あるのだが、「あれのスケジュールはどうなってんの」とか突っ込まれては、笑うしかない状態だ。

*

いやいやながら、あれ【どれ】の提案・見積り作業に取り掛かる。いや、もうちょっとコスト・パフォーマンスの良い選択肢がある筈ですけれど、という感じだが、○○さんは、あれ以外はやらない、と決め込んでいる様子なのだ。断る訳にも行かないから、やるしか道は無い。ま、いいさ、簡単なことだ、と、思おう。

2 月 6 日 (火)

引き続き、あれ【どれ】の提案・見積り作業。

*

かみさんが空気の抜けた風船のように落ち込んでいる。風邪で体調を崩したか。

2 月 7 日 (水)

三人で作戦会議。アイディアとしては比較的良いと思うのだが、問題は、顧客【誰】にどうアピールするかだな。

2 月 8 日 (木)

かみさんは依然として少々ブルーが入っている。ごそごそと部屋の片付けをする。

2 月 9 日 (金)

○ャ○○の○さんへ、コピー機をインクジェット・プリンタに置き換える方針で顧客と交渉中である旨、メールで回答する。○ャ○○としては、出来ればコピー機、それが無理ならカラー・レーザー・プリンタを売りたいだろう。しかし、インクジェットとカラー・レーザーの解像度の差は非常に大きい。それを埋め合わせるに足るメリットがカラー・レーザーに無いので、どうにも仕方が無い。まぁ、○ャ○○にも、そこそこのインクジェットが存在するから、それを売ることで我慢してください。

あれ【どれ】だが、さて、どんなふうに作ろうか。最初からデジタイザのサポートを視野に入れておこうか。

*

篠原さんから「奥様を大事に」との伝言。へいへい。かみさん、今日は、もう、普段の「がらがっちゃ」な状態に復帰しています。のーぷろぶれむ。

いや、衒わずに書きますが、かみさんは大切です。だよね、って、誰にきいてる。

2 月 10 日 (土)

インタール（気管支の薬）が無くなったので、処方箋を出して貰うために、悠助を連れて矢持医院へ行く。前回の診察から時が経っているために、薬だけを処方する訳にはいかず、診察が必要なんだそうだ。今の所は元気そうなのだが、いざという時のために、薬を切らす訳にはいけない。子供たちは二人とも、予定日より1ヵ月半ぐらい早く産れたせいで、気管支がちょっと弱いのだ。吸入機も買って備えている。医院は盛況であった。風邪の菌がうようよ居そうだから長居は無用だが、順番が来なければどうしようもない。おさみちゃん【誰】に出くわした。胃が痛いのだそうだ。

悠助をそのまま岩座神に連れて行って、母【おばあちゃん】に預ける。

*

夜、岩座神で布教所の月例祭。

岩座神に泊る。

2 月 11 日 (日) 建国記念の日

廃家電品の最後の収集日。冷蔵庫、クーラー、テレビ、ラジカセ、米搗き機を軽トラに載せて、多田の公会堂まで持っていく。

岩座神の住民総会。昨年度の決算と今年度の予算を審議。

棚田関連のスケジュールも決まったので、岩座神レポートに掲載する。

2 月 12 日 (月) 振替休日

かみさんに付き合ってスーパーへ買い物に行ったり、子供たちを公園で遊ばせたり、階段に滑り止めを貼ったり。

のどかな休日と思っていたら、かみさんが夕方から体調を崩し、食べたものをみんな戻してしまった。

2 月 13 日 (火)

朝、かみさんに代わって、子供たちに飯を食わせ、服を着せる。義父【おじいちゃん】に託して保育園に送り出す。おお、結構、大変だぞ、これ。かみさんは寝込んでいる。

*

という訳で、少し遅れて出社。

ラスト・スパート【何】に入る。いや、入りたいのですが【謎】。

*

帰宅したら、かみさん、そこそこ元気を回復していた。「あれれ、何も無いの？ それとも、宅急便で届くんか」とか言われる。今日が誕生日なのである。いや、忘れていた訳じゃないのだが。

2 月 14 日 (水)

あれこれ、ぐじぐじと思案する。どうにかして、楽をしたいと考えるのだが、なかなか良い手が無い。

*

昨日の埋め合わせに、ケーキを買って帰る。

あれ？ チョコレートが有りませんが。

2 月 15 日 (木)

腹をくくって、ラスト・スパート【何】に入る。書きゃ良いんだ、書きゃあ。しかし、残り時間は大丈夫か？

○○商店でのパソコンのセットアップ、という割込みが入る。LAN の設定でトラブルが発生し、はちべえが手を上げたのである。うーむ。Windows Me って、ちょっと変ですか。

*

加美町のホームページの管理人である「さ」さん【誰】とメールのやりとり。バタバタと忙しそうである。

おっと、宇治の「やっちゃん」【誰】からメールが舞い込んだ。返事を書く。

2 月 16 日 (金)

書きゃ良いんだ、書きゃあ、ということで書いているのだが、あちこちから割込みが入る。

たかひろさんから、携帯に、「おまえ、あした、どこでバスに乗るんや」と、電話が入る。「え、何それ」と、訊き返したところ、「こら、おまえ、何言うとんのや。明日は部落【岩座神】の旅行やないか」と。「あ」と応える。忘れてた。ごめん、キャンセルです。とてもじゃないが、行けん。

はちべえ【誰】から、○○商店でトラブル、との連絡。むう。またか。1時間半のロス。

さらに、○○紡織の○○さんから電話。案の定、2時間つぶれた。しかも、○○さんとの電話中に、携帯に、見坂さんから着信。教会の会長が入院している、今夜、教会に集合、とのこと。

*

夜、教会へ。奥さんがにこやかに迎えてくれた。会長は、大事には至らず、明日、帰って来て、しばらくは自宅で静養するとのこと。

*

ヒルティーが、時間というものは自分のものではない、自分の時間を何かによって潰されたと思って腹を立てるのは、根本的な勘違いだ、という意味のことを書いていたように記憶する。まさしく、その通り。割り込んで入ってくる事柄にこそ、見えざる手の働きを感じ取らなければいけないのだろう。

2 月 17 日 (土)

書くつもりで会社に出たが、書けなかった。気分が滅入っている。

*

本当にやりたいようにやらなければ、意味がない。どうしたいのだ。

2 月 18 日 (日)

かみさんに愚痴って少し気が晴れた。書く。

子供たちは岩座神。部屋に入ってこられると、仕事にならんもんね。

2 月 19 日 (月)

え、そういうの、要りますか。用意する、って言うか、用意してもらう。何か、ちょっと、努力の方向が違うような気もしてきた。それなら、また、あれなんだが。

書く。ボス【渾名】にも書かせる。

*

帰ってからも、徹夜で書く。どうにか、大きな穴はなくなった。

2 月 20 日 (火)

ボス【渾名】と、書いたものを合わせる。うん、まあ、許容範囲内か。どうにか、最初から最後までつながって動くし、見せることが出来る、と思う。

午後、見せる。えと、そういう見方しますか。やっぱり、ちょっと方向が違ってた。が、そっちも、まあまあ、大丈夫なはず。どうにか、おーけー。折角だから、これも見てください。

*

夜、教会へ。

2 月 21 日 (水)

かみさんがウェブ・サーフィンする。おっとっと、という感じ。今のところ、僕が傍にいないと、ウェブ・ブラウザを起動することすら怖いらしいので、「ばかたれ」とか言われても、まあ、安心である【何が】。

2 月 22 日 (木)

○○織物へ、提案資料のネタを貰いに行く。○○さん、眼鏡をかけてた。いひひ【くろはた】。

テリーさん【誰】ところへ、スキャナをくっつけに行く。お昼をご馳走してもらったのだが、そのせいだかどうだか、腹具合がよろしくない。

月末の事務処理【何】の準備。

2 月 23 日 (金)

月末の事務処理【何】の準備。ほぼ完了。

○○のための見積りを作る。どうにか望ましい方向に進めそうな感じになってきたので、一安心だ。

○○へのプレゼン資料の作成。出力サンプルはかみさんに頼んでおいた。金にならん、とか言いながらも、やってくれるので有難い。浜松の○○に電話して、印刷に関する消耗品コストの内部資料開示をお願いしたところ、すぐにFAXで送ってくれた。おお、これは良い。助かります。インクジェットって、だいたい、１枚70円かかるんだ。カラー・レーザーやカラー・コピーよりうんと高く付くって訳でもないのだな。

○○のねーちゃん【誰】から電話。こいつ、口の利き方を知らんのか、とか思う訳だが、話の内容自体は、提案と見積りが欲しい、ってことなので、気を鎮める。今日は時間がない。明日考えよう。

*

現金なもので、喉元過ぎれば何とやら、である。浅はかなもんだ。

*

すでに2月も下旬だ。月刊○○の今月号がまだ出来ていない。「もとはじまりの話」に解説は不要だと思うのだが、いくらか書き足したいこともある。それを今月号にしよう。

2 月 24 日 (土)

電話番出勤。ごっど【渾名】と藤井君【実名】との３人だけ。静かなもんだ。○○の提案書、作らなかった。学校版【何の】、作らなかった。居眠り、しなかった。何したんだ。

*

業務連絡【何】。Ignorantia さんとこ、消滅してる。どこに行ったんだ？

2 月 25 日 (日)

子供たちを散髪屋（松本さん）に連れて行く。悠助は非常におとなしく椅子に座って散髪してもらった。啓作はちょっと動いたので、顔剃りを少しだけ簡略化してもらった。

○○君一家とキャロット・ハウス（喫茶店）で昼食。お姫様もかなり顔立ちがはっきりしてきた。

○○君たちは小野のジャスコへ買物に行く。こっちはダイエーへ子供たちを遊ばせに行く。店内の遊びコーナーの乗物に乗せるわけだ。ビデオを借りて、パンを買って、帰る。

という訳で、のどかな日曜日だった。

2 月 26 日 (月)

○○、簡単な提案書を作って、持って行く。ねーちゃん【誰】に渡しただけでは話が通じないと思ったので、にーちゃん【誰】をつかまえて話を仕掛ける。こいつも頼り無げだな【失礼】と思っていると、やっと、話の出来る人が出て来た。うん、話が早いぞ。やっぱり、キーマンに当たらなきゃ駄目だよね。

学校版を作りかける。いくつかの機能をマスクすれば良い訳だが、さて、何を隠すのだろう。

ボス【渾名】には課題を与えて自由に書かせている。

○○織物のおっちゃん【誰】から、いつものように、大声で早口の電話。はい、はい。

*

月刊○○の今月号「もとはじまりの話について」を書き継ぐ。

2 月 27 日 (火)

学校版を作る。制限は、密度の上限と下限、密度の粒度、糸数の上限、配色数の上限、組織図のサイズの上限、印刷解像度の上限、というような所に設ける。一昔前のに比べれば、これでも十分に業務用になってしまう。まあ良いか。

2 月 28 日 (水)

学校に納めるもう一つの方、サンプル・データを作った。インストーラも作った。プログラムをさわっているうちに、改良したくなった。大掛かりな改造は無理だが、どうしても我慢できない所だけは直さないと、気が収まりそうに無い。

月末の事務処理、余儀ない事情で、今日は完了せず。まあ良いか。明日にしよう。

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