樂しい日記 2006年10月

2006 年 10 月 1 日 ()

のどかな休日(續き)

朝から小雨模樣の日曜日だ。

今日も中古パソコン(三臺ある)の嫁入り準備をしてゐる。

三臺とも、CD-R/RW ドライブが附いてゐるのだが、DVD が讀めない。いや、故障ぢやなくて、元々、DVD に對應してゐないドライブなのだ。換裝しておかないと、嫁に貰つた人が困るだらうね。

一臺は CD-R/RW としても不調になつてゐたので、これだけは、餘分に持つてゐた DVD ドライブに換へてやつた。

CPU は Pentium 4 の 2.0 GHz および 2.4 GHz。HDD は 60 GB および 80 GB。メモリは 512 MB。

中古とは言へ、十分に使へるスペックだぞ。

おまけに、IDE 接續の内藏型 640 MB 光磁氣ディスク・ドライブが附いてゐる。豪華なもんだ。

MO ドライブを一臺拔き取つて、自分のパソコンに繋いだ。どうせ嫁入り先で使はれるとは思へないので、自分で使つてやらうと思つた譯だ。が、どうも調子が惡い。もう一臺拔き取つて換へてみたら、調子良く動いた。先の奴は、レンズが汚れるか何かしてゐるのだらう。ドライブ自體がへたつてゐるのかも知れない。

しかし、接續してはみたものの、MO を實際にどれだけ使用するかは、かなり微妙だ。他人にデータを渡すときは、メディアが安い CD-R か DVD-R を使ふ。自分のためにデータを持ち運びする爲には、USB メモリを使ふ。データのバックアップには、ハード・ディスクを使ふ。これらの用途には MO は向かない。MO には、讀み書きが遲い、メディアのビット單價が高い、記憶容量が少ない、他人がドライブを持つてゐない可能性が高い、といふ缺點があるからだ。

MO の用途として考へられるのは、唯一、データの長期保存ぐらゐかな。信頼性が高いのが MO の良さなのだといふ賣り文句を信じるなら、さういふ事になる。しかし、データの長期保存といふ用途でも、CD-R や DVD-R より MO の方が壓倒的に良いか、と言ふと、それは大いに疑問だ。

MO つて、中途半端なんだよね。廢れるのも仕方がないと思ふ。

午後、久しぶりに子供たちとプールに行く。

今年穫れた米を教會に持つて行つて、初穗としてお供へする。

夜、カブ・スカウトの新入團者の保護者を集めた説明會があつたので、中央公民館に出かけて行つた。たくや君のお母さん、しゆん君のお母さんも來てゐた。

2006 年 10 月 2 日 (月)

仕事のメモ

今日から新しい仕事。ただし、またもやドキュメントの作成。がりがりと書き進める。

合ひ間を縫ふやうにして、あちこちからヘルプ・コールが架かつて來る。時として、そんな事を僕に訊かれても知らんぞ、全然判らん、と言ひたくなる場合もある。勿論、言はないけれど。畫面が眞つ暗になりました、とか、キーボードを押しても反應しません、とか、プリンタの色が變です、とか。それは、もう、うちのソフトウェアとは無關係な、Microsoft やパソコン・メーカー、周邊機器メーカーの領分だ。それでも、出來る限り親切に應對して、原因が推測できるやつについては、對策をアドバイスしてゐる。それ、ただ働きぢやないの、と言はれると、まあ、さうかも知れん。

2006 年 10 月 3 日 (火)

仕事のメモ

がりがりとドキュメントを書いてゐる。

2006 年 10 月 4 日 (水)

仕事のメモ

今日も、がりがりとドキュメントを書いてゐる。

2006 年 10 月 5 日 (木)

仕事のメモ

午前中、若旦那も含めて、どやどやと大勢で某所に乘り込んで、坊主頭のえむ氏と面談し、大まかなスケジュールの確認をする。

午後は、引き續き、がりがりと(以下略)。

2006 年 10 月 6 日 (金)

仕事のメモ

引き續き、がりがりと(以下略)。他に書くことが無い。

メモ

修理に出した ThinkPad だが、やうやく、昨日、請求書が FAX で屆いた。修理が完了したから代金を拂つてくれ(でなきや物は返さん)と言ふ事だ。

今日、かみさんが代金(\56,600)を振り込んだら、すぐに確認の電話が架かつてきたさうだ。連休明けには手許に戻るだらう。

夜、こばやし君の一家と「麒麟家族」で會食。

2006 年 10 月 7 日 ()

祭の準備

今日は、岩座神の五靈神社の秋祭の宵宮だ。朝から準備にかからなければならない。

午前中、雨が降つてゐたので、境内の掃除を後囘しにして、拜殿にの拭き掃除を先にした。

天氣豫報では、すぐにでも晴れ上がるやうな事を言つてゐたのだが、なかなか雨が上がらない。夜までに準備が出來たら良いのだから、などと、ビールを飮んだり、うだうだ言つたりして、長い休憩を取る。

結局、午後になつても綺麗には晴れず、小雨に濡れながら境内の掃除をしなければならなかつた。午前中、少し悠長に構へすぎたらしくて、全ての準備を完了するのに夕方遲くまで掛つてしまつた。

秋祭宵宮

家に歸つたら、大勢で賑やかに夕食を食べてゐた。總勢十人に僕を加へて十一人か。メニューは秋祭の夜の定番、鋤燒き。申し譯ないが、とても仕合せな氣分だ。

夜八時に正裝してお宮さんに詣り、拜殿に坐つて、曳山車(ひきやま)が宮入りするのを待つ。

九時半ごろに曳山車が宮入り。十時前に餅撒き。今年は拾ふ方でなく、撒く方だ。うひゃひゃひゃ。こんな氣持ち良いものありませんな。バラ撒き行政が無くならん譯だ。

家に歸つてバタンキュー。

ゆうすけが福引でオーブン・トースターを引き當ててゐた。

2006 年 10 月 8 日 ()

秋祭

朝早くから、御當人(おとうにん)として最後の掃除をしに、お宮さんに参る。

八時から秋祭の祭禮。滞りなく、次の人達に御當を引き繼いで、晴れてお役御免になつた。

ノートが歸つてきた

牧野の家に歸つたら、ThinkPad T30 が歸つて來てゐた。連休明けかと思つてゐたのだが、早かつたな。

ハード・ディスクに破損クラスタを確認したので交換してリカバリ處理をする、と言つてゐたが、その通り、工場出荷時状態に戻されてゐた。全部バックアップしてあるから構はない。しかし、面倒臭いな。

祭の後片付け

午後三時、再び岩座神のお宮さんに參つて、後片附けをし、曳山車(ひきやま)を宮出しして倉庫に仕舞つて、これで祭はお終ひ。

そして、帳破り(ちようやぶり)の宴會。

うだうだと語る中で、明日の棚田オーナー收穫祭に酒を出すのを止める方が良い、と言ふ意見が出た。車を運轉する人には酒を出さない、と言ふと、何かあつたら責任問題になる、とか、訴えられる、とか、馬鹿な事を言ふ。困つたもんだ。

2006 年 10 月 9 日 (月) 體育の日

收穫祭

朝から雲一つ無い晴天だつた。空氣が澄み切つてゐて、遠くまで鮮やかな景色がくつきりと見えて、非常に氣持ちが良い。

朝八時から棚田オーナー收穫祭の準備にかかる。

九時半ごろからオーナーが集つてきて、十時に挨拶をして、それぞれの田圃に分かれて、作業を開始する。

同時に、神戸大學のボランティアと岩座神の老人たちによるマンネングサの植附け作業も行はれる。

十二時前にはすべての田圃で脱穀が終つた。そこまでは順調だつた。

籾摺り(もみすり)でトラブルが發生した。籾の濕氣が多くて、籾摺り機の中で詰まる。いつもは籾摺りが終るまでは誰も食事を始めないやうにしてゐるのだが、時間がかかりさうなので、村のスタッフ以外には、十二時半ごろに晝食を始めて貰つた。メニューは、いつものやうに、豚汁とおにぎり。

一時ごろから、案山子コンテストの投票を開始する。集計に手間取り、結果が發表されて、入賞者が表彰されたのは一時半ごろ。賞品は岩座神産の米。一位が20Kg、二位が15Kg、三位と努力賞が10Kg。

籾摺りが出來たオーナー田の米や、別途註文を受けてゐた岩座神産の米をオーナーに引き渡して、會場の後片附けを終つたのが二時頃。

棚田オーナーの人達は、後片附けの後、流れ解散。田圃でのんびりと遊んでゐる組もゐた。

腹ぺこで冗談を言ふ元氣も無くなつてゐた村のスタッフが遲い晝食を攝つたのは二時半ごろだつた。

やれやれ、終つた、と思ひながら後片附けをしてゐたら、棚田オーナーが一組戻つてきた。家に歸る途中で今日穫れた玄米をコイン精米機にかけたら、精米機の内部でくずれて團子状になり、詰つてしまつて機械が動かなくなつた、出て來た米も駄目になつてゐた、と言ふ。見せて貰ふと、米はぼろぼろにくずれてゐた。

水分が多すぎたらしい。一昨日まで降つた雨で、天日干しの稻が濕りすぎてゐたやうだ。

これが三時頃だつた。それから、大慌てで、手分けをして善後策を講じた。濕つた米を囘收するためにオーナーに連絡を試みたが、ほとんどの組には連絡が着かなかつた。いくらか囘收出來た米については、水分を確認してみたり、乾燥する方法を模索したりした。一方で、すべての棚田オーナーに正常な水分の玄米を代替として提供することを決めて、その手配をした。

五時半ごろ、やつと全部終つて、反省會を始めた。何しろ材料が多かつたので、たつぷりと徹底的に反省をした。家に歸り着いたのが九時半ごろで、知らない間に寢てゐた。

2006 年 10 月 10 日 (火)

仕事のメモ

がりがりと書き續けてきたドキュメントだが、順調に進んで、二三日早く出來上がる見通しになつた。

メモ

夜、岩座神で月次祭。

2006 年 10 月 11 日 (水)

仕事のメモ

ドキュメントが出來た。

書いてゐる間に見附けたプログラムの方の不具合を直す。

それでも、まだ時間が餘つたので、次のドキュメントに取り掛かる。

メモ

修理から返つてきたノート・パソコン(ThinkPad T30)の環境整備をしなければならないのだが、何となく億劫で、實行するのをぐずぐずと延期してゐる。以前と同じ状態に戻すのが嫌なのだな。ここ二週間ぐらゐ、ノート・パソコン無しで過ごして、それで別に困らなかつたのだから、實は無くても良いのぢやないかとも思ふ。

まあ、急ぐことはないので、のんびりと來し方行く末を考へて、(ThinkPadの)身の振り方を決めよう。

2006 年 10 月 12 日 (木)

仕事のメモ

今日もまた昨日の續きでドキュメントを書いてゐる。

メモ

夜、記憶をたどりながら、秋祭と收穫祭のことを日記に書いた。「繪日記」にも書かなければいけないのだが、その作業は明日以降にしよう。

2006 年 10 月 13 日 (金)

仕事のメモ

引き續き、がりがりと(以下略)。特に書くことが無い。

2006 年 10 月 14 日 ()

のどかな休日

五靈神社の秋祭と棚田オーナーの収穫祭について、「繪日記」を少しづつ書き進める。

十時ぐらゐから、義父の稻刈り作業を手傳ふ。義父がコンバインに乘り、僕が人夫役をして、籾袋を運ぶ。結構きつい作業だつた。晝までに終つて、やれやれである。

午前中、子供たちはカブ・スカウトの入團前訓練に行つてゐた。

午後、四時すぎに子供たちをプールに連れて行く。二人とも先日の檢定試驗で10級に合格してゐたので、今日から育成コースだ。横で見てゐたけれど、育成コースの上級者(1級とか2級)になると、綺麗な泳ぎをするね。

ところで、このプールが月曜日から無期限の休館に入ることになる。何かひどい構造的損傷が見附かつたらしく、今のところ修理の目途が立つてゐないさうだ。

2006 年 10 月 15 日 ()

繪日記

朝から書き續けて、やうやく、「繪日記」を全部書いた。

義務でも何でもないのだが、去年の年末に、岩座神の一年間をなるべく詳しく記録しようと思い立つて、それを實行してゐるのだ。

今のところ、非常に價値の高いドキュメントが出來つつあると、自分では思つてゐる。

久しぶりに散髮に行つた。

2006 年 10 月 16 日 (月)

仕事のメモ

相變はらずドキュメント書きをしてゐる。

一つ出來たので、別バージョンに着手する。圖を差し替へたり、文章を少し追加したりすれば出來る筈だ。

通夜

夜、通夜。

2006 年 10 月 17 日 (火)

仕事のメモ

別バージョンのドキュメントも出來た。ちよつと一休みして、ThinkPad の環境再構築をする。

2006 年 10 月 18 日 (水)

仕事のメモ

また一つ別のドキュメントに取り掛かつた。

これも二三日で出來るぐらゐの分量かな。

と、思つてゐたら、新人二人でおねおねやつてゐるプロジェクトの面倒を見てくれ、とか言はれた。いや、さういふ妖しい匂ひのする所には入りたくないんだけど。

2006 年 10 月 19 日 (木)

仕事のメモ

書きかけのドキュメントをさつさと片附けたいのだが、新人二人の仕事の件で手を取られる。

しかし、議事録や成果物を讀んだり、話を聞いたりした限りでは、この二人の仕事に危なげな所があるとは思はない。しつかりした仕事をしてゐると思ふ。「仕事の品質に問題がある」とか言ふのは、單なる印象批評に過ぎないだらう。

大丈夫でせう、放つて置いても。それでも何か手傳ふの? 面倒臭いな。

2006 年 10 月 20 日 (金)

月次祭

有給休暇を取つて教會の月次祭に參拜する。

2006 年 10 月 21 日 ()

出勤日

月に一度の土曜出勤日。

午前中は原價管理に關する勉強會。面白かつたのだが、實地に應用できるかと言ふと、それは無理だと講師が言つてゐるぐらゐだから、無理なんだらう。

午後は、おねおねと時間を潰して、開發環境の整備を行ふ。

宅祭

夜、けんざかさんの家で、年に一度の宅祭。

送迎してもらつた。

2006 年 10 月 22 日 ()

蕎麥の刈倒し

朝から、岩座神で蕎麥の刈取り(本當は刈倒し)作業。「繪日記」に書いたので、ここには繰り返さない。

午後、いろいろと雜事を片附ける。

2006 年 10 月 23 日 (月)

仕事のメモ

いつの間にか卷き込まれてしまつたプロジェクトの仕事をしてゐる。納品間際になつてから出來る仕事なんぞ、テストぐらゐしかあるまい。ごんごんと叩いて壞れないか驗す。

夕方、若旦那と打合せ。あれに着手してくれ、といふ話。うーん、ちよつと微妙だな。

2006 年 10 月 24 日 (火)

仕事のメモ

昨日に續いて、卷き込まれたプロジェクトの仕事をしてゐる。

2006 年 10 月 25 日 (水)

體重 74.2 kg 體脂肪率 25.3 %

仕事のメモ

引き續き(以下略)。

大阪でそれの進捗會議に出てゐるえす氏から、電話で「明日こつちに來てくれ」と言つてきた。明日一日の事なら我慢するが、それ以上は嫌だな。

2006 年 10 月 26 日 (木)

大阪

朝から晩まで大阪で仕事をする。話の分る人ばかりであるやうなので、本來は、仕事がしやすい環境なのだと思ふ。何をしたら良いのか、大體は理解が出來た。

2006 年 10 月 27 日 (金)

受診

月に一度の受診日。特に變化無し。

仕事のメモ

卷き込まれてあたふたしてゐると言ふのに、名古屋方面から、障碍が發生してゐるといふ電話が架つてきた。詳細を聞いても、手掛りが少なすぎて譯が分らない。業務に致命的な支障を來してゐる譯ではないやうなので、取り敢へず、條件を變へて試して貰ふことにする。今日はもう時間が無い。

ペンディング状態の仕事があれこれ溜つてゐるし、厄介なのが二つ三つ出て來て、ちよつとストレスを感じ始めてゐる。

2006 年 10 月 28 日 ()

のどかな休日

午前中は、子供たちをカブ・スカウトの入團前訓練の送迎をしたり、資源ゴミ囘收に出す古い自轉車を分解したり、C#.NET の勉強をしたりする。

午後は、岩座神で蕎麥の脱穀作業をする。「繪日記」を參照されたい。

夜、岩座神に泊まりに來た子供たちと交代して、家に歸つて、おねおねとコンピュータの環境整備をする。

2006 年 10 月 29 日 ()

蕎麥の脱穀

今日は、朝から晩まで、岩座神で蕎麥の脱穀作業。「繪日記」

2006 年 10 月 30 日 (月)

仕事のメモ

打合せをしたり、問ひ合せのメールを出したり、コードを覗いてみたり、ぼちぼちと仕事をする。

あちらでも、こちらでも、コーディングを手傳つて欲しいやうな事を言つてゐる。出來れば斷りたい所だが、さあ、どうしようか。若い人たちとやる方が面白いかな。

2006 年 10 月 31 日 (火)

仕事のメモ

ログを吐く部分の改修作業をする。

自分で書くやうな事を言つてゐたので、大まかな方針だけを傳へて放つておいたのだが、結局、時間が無かつたのか、分らなかつたのか、書かないままになつてゐた。

残つてゐた方の若いのを捕まへて、ペア・プログラミングの眞似事をして、ごりごりと書いた。


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