樂しい日記 2007年5月
2007 年 5 月 1 日 (火)
仕事のメモ
連休の谷間の出勤日。普通に仕事をする。こねこねとコーディングである。
夕方、會社の歸りに、長井の叔父夫妻を訪ねる。叔母さんの篠山の妹さんは、保育園の經營をこの春で辭めたさうだ。
2007 年 5 月 2 日 (水)
仕事のメモ
今日も普通に仕事。こねこねとコーディング。
はつくんの方も、任せた部分を、何とか形にしてゐるやうである。
2007 年 5 月 3 日 (木) 憲法記念日
連休(4) - 田圃(1)
ゴールデン・ウィークの後半は、いつものやうに、田圃の仕事。
かんざきさん父子が、朝早くから、宍粟の一宮の農業公社まで、六軒分の苗を取りに行つてくれた。九時半ごろ、ガルテンの管理人さんと二人で待ち受けて、選手交代し、トラック二臺に積まれた苗を各家に分配して囘る。
午後、だいちやんと二人、トラックの返却とかんざきさんの乘用車の引き取りのために、宍粟の一宮まで走る。
歸つてきてからは、現場監督に附き隨つて、田作りの手傳ひやら、用水確保のための準備作業やらを夕方までする。今年は、山がよく乾いてゐて、田圃の水の確保に苦勞してゐる。
家の上の一番大きな田圃が水田になつた。
昨日の深夜、妹と甥つ子と犬が歸省してきた。午後から、うちの子供たちが甥つ子に遊んで貰ふために、岩座神に逗留してゐる。
2007 年 5 月 4 日 (金) みどりの日
連休(5) - 田圃(2)
今日も、朝から、現場監督に付き隨つて、田圃の仕事。
みぞがきさんの手を煩わせて、用水の配管工事も出來た。午前中に、家の前の大きな田圃と、家の裏の小さな田圃が、水田になつた。
米を作つてゐると言つても、僕の場合は、人に作つてもらつてゐるのと大した違ひは無い。有難く勿體ないことだ。
みどりの日
あれ、いつから五月四日が「みどりの日」になつたのだ、と調べてみたら、今年からだつた。
なるほど、かつての「天皇誕生日」が「みどりの日」から「昭和の日」になり、そのために「みどりの日」が五月四日に囘された譯だ。
別に聲高に叫ぶつもりは無いが、正字正假名が好きだからと言つて、天皇制も好きだと言ふ譯ではない。
同じやうに、天理教の信者だからと言つて、眞柱制度に代表されるやうな教團の世襲體質まで好きな譯ではない。
聖性が血統によつて世襲されるなどといふ事を信じられる譯が無い。競馬の馬ぢやあるまいし。
「日本には、萬人の上に立つ唯一絶對の神がゐない。日本人は唯一絶對なる神といふものを想像することが出來ない。人の上に人を戴くのが日本人のやり方だ。その頂點として天皇は必要である。そこの所を否定すると日本の社會が倫理的に成り立たなくなる」といふ事を言ふ人がゐる。なるほど、さうかも知れないと思ふ。
神もお上(かみ)もゐないとなれば、後は、物慾か食慾か性慾しか、自分の上に戴くべきものは無くなるだらう。
しかし、人が人を神として拜むのは、僕は好きになれない。單に僕が高慢なだけだといふ氣もするが。
2007 年 5 月 5 日 (土) こどもの日
連休(6) - 田圃(3)
今日は、一日中、田圃の周圍の草刈り。へとへと。
夜、公会堂で、農會の寄合ひ。
2007 年 5 月 6 日 (日)
連休(7) - 田圃(4)
朝起きたら、待望の雨が降つてゐた。コメリで雨合羽を買つてくる。
今日は二度目の代掻き(水を張つた田圃の耕耘)。トラクターで作業をしてくれる現場監督の指示に從つて、水を入れたり落したり、整地板で畔際を均したりする。丸一日かかつた。
水曜日に田植をする豫定。
酒を飮んで寢る。
2007 年 5 月 7 日 (月)
仕事のメモ
仕事。普通に。
いや、ちよつと不機嫌なのだが、腹を立てると氣が滅入りますな。ちよつと考へ直さう。
2007 年 5 月 8 日 (火)
仕事のメモ
機嫌を直して、いつものやうに、こねこねとコーディング。
一段落したので、ちよつと立ち止まつて考へてゐる。
はつくんの方も一段落したやうなので、仕上がりを見てみる。しつかり作つてゐるが、ちよつとUIの詰めが甘いかな。
2007 年 5 月 9 日 (水)
田植
會社を休んで(有給休暇を取つた)、田植をした。
田植機は、月曜日に、牧野の義父が運び込んでくれてゐた。そして、今日は、長井の叔父が手傳つてくれた。
順調に進んで、午前中に田植機での作業が完了した。
午後、田植機を輕トラックで牧野に返したり、補植(植直し)をしたりする。
2007 年 5 月 10 日 (木)
仕事のメモ
普通に仕事。うーむ、なかなか進まない。
月次祭
夜、岩座神で月次祭。
2007 年 5 月 11 日 (金)
仕事のメモ
今日も、こねこねと、スケルトンを作つてゐる。
2007 年 5 月 12 日 (土)
のどかな休日
久しぶりの骨休めの休日。子供たちのサッカーや水泳の送迎をするぐらゐで、のんびりと一日を過す。
夜、もとゆきさんの家で講社祭。
2007 年 5 月 13 日 (日)
田植祭
棚田オーナーの田植祭。繪日記に書くつもりなので詳細は割愛。
2007 年 5 月 14 日 (月)
仕事のメモ
半日以上、割込みの仕事に手を取られた。おうさんが、「高田さんの所の○○○が書き出したファイルが讀めない」と言つて來たのである。
調べてみると、何とも、はや、デタラメ極まるファイルであつた。こんなもん、讀めるわけがない。何度も言つてゐるやうに、例の「業界標準」のファイル・フォーマットが諸惡の根源なのだが、それにしても、○○○の酷さも相當なものだ。
ぶつぶつ不滿を垂れながら讀めるやうにする。
ブラウザのレンダラーを作る人もこんな感じか。
2007 年 5 月 15 日 (火)
仕事のメモ
今日もまた割込みの仕事(昨日とは別件)に手を取られる。
前任者のプログラムがうまく動かない、と言つて來た。うぐ、一番苦手なタイプのクレームだ。「そんなもん知らんがな」と、口に出さずに、頭の中で歎く。
しかし、だな、かういふのは、不機嫌になつたり、勿體を附けたりせずに、出來るだけ親切かつ叮嚀に對應しようと心を決めて、ひよいひよいと身輕に動くと、思つたより簡單に片附くものなのだ。この事に氣附くまで隨分と年月が經つてしまつた。もつと若いときに氣附いてゐたら良かつたのにね。
割込みの仕事と言ふか、向かうからやつて來る仕事は、實のところ、今はあまり苦にしてゐない。考へる餘地が少ない分、ある意味で樂チンなのだ。
結局、問題は「操作ミス」といふ事で片が附いた。プログラムの不親切なUIにも問題があるのだが、古いプログラムなので、今さら手を加へる譯にもいかない。ユーザーも所期の目的を達したことだし、まあ、これで良かつたことにする。
合間を縫ふやうにしてスケルトンの作成を續けてゐる。こつちの方は、まだまだ、先が長さうだ。
2007 年 5 月 16 日 (水)
仕事のメモ
がりがり書いてゐるのだが、ちよつとづつしか進まない。
よこやんくんが今日から仕事に加はることになつた。しばらくの間は準備や勉強だけで濟んで了ふと思ふが、こつちの受け入れ準備もあまり出來てゐない状態なので、丁度良いぐらゐになるだらう。
CodeProject から貰つてきた CGridCtrl だが、どうも、いまいちである。どうしようかと考へたが、ボス(渾名)が手を加へたものがあるので、それを使ふことにした。多少、汎用性は犧牲になつてゐるが、今の仕事の用途には向いてゐる。
2007 年 5 月 17 日 (木)
仕事のメモ
こねこねと、ボス(渾名)版 CGridCtrl の移植作業。こいつ、ボス版の汎用ライブラリに依存してゐるので、そのままでは使へないのである。しかし、ボス、良い仕事してゐるなあ。
はつくんには、一塊(かたまり)のデータとビューを渡して、作つてくれ、と言つておいてある。
2007 年 5 月 18 日 (金)
仕事のメモ
今日も、こねこねと、ボス版 CGridCtrl の移植作業。一山越えた。
2007 年 5 月 19 日 (土)
仕事のメモ
土曜日だが出勤日である。
ボス(渾名)版 CGridCtrl の移植作業が一先づ完了した。
はつくんの方も一通り動くところまで漕ぎ着けた。
2007 年 5 月 20 日 (日)
長閑な休日
子供たちはカブ・スカウトの活動でサイクリング。西脇の消防署まで往つて復るさうだ。消防署では救急手當ての講習を受けるんだとか。
輕トラックに自轉車を積んで集合場所まで送る。
午後、いつものやうに、大工さんと一緒に、教會の月次祭に參拜する。
2007 年 5 月 21 日 (月)
仕事のメモ
今日から三人で仕事をする。
受け入れ準備が十分に出來てをらず、今日一日、もたもたとしてしまつた。
二人が三人になると效率が1.5倍になるとは限らない、とは、ソフトウェア製作の現場で大昔から言はれてゐる事なのだが、まさにその通り。
2007 年 5 月 22 日 (火)
仕事のメモ
昨日はもたもたしたのだが、今日は順調に進んだ。二人とも着實に書き進めてゐる。それに、何よりも、僕の仕事が目に見えて捗つた。編輯履歴管理と表示更新の仕組みが、大枠だけだが、出來た。やれやれ、これでやつとスケルトンと呼べるやうになる。一安心である。
それは良いのだが、晝過ぎから、鼻の奧の方で輕い痛痒を覺え始めた。夕方になる頃には、はつきりと風邪の前兆が現れてきた。
さつさと歸つて早く寢よう。
プライベートでいろいろ宿題を抱へてゐるのだが、ちよつと待つてね。
2007 年 5 月 23 日 (水)
仕事のメモ
昨日早く寢たおかげか、風邪は治つたやうだ。
今日も快調に、若いの二人に追ひ付かれないやうに、がりがりと書きまくつてゐる。
Baby's Waking
Eliza Gilkyson といふ人の Baby's Waking といふ歌を聽いてゐる。詞を譯してみた。
Baby's Waking / Eliza Gilkyson
2007 年 5 月 24 日 (木)
仕事のメモ
特に言ふことはない。順調に進んでゐる、と思ふ。
やはり、ちよつと風邪氣味だ。少し水洟が出る。
2007 年 5 月 25 日 (金)
仕事のメモ
こねこねとコーディング。特に言ふことはない。
2007 年 5 月 26 日 (土)
にぎやかな休日
午前中は、子供たちがサッカーの練習に行つてゐる事もあつて、のどかな休日だつたのだが。
午後一時半ごろ、數へたら、子供が十三人ゐた。何か知らんが、このごろ、土曜日とか日曜日とかになると、大量の子供たちが家にやつて來るのである。賑やかで非常によろしい。
夕方、いつものやうに、子供たちをプールに送る。今日は自分は泳がず。
夜、監督さんに呼び出されて、一升瓶(大工さんから貰つたやつ)を抱へて、散髮屋さんのところに行き、「さなぼり」と稱して、うだうだ言ひながら飮み食ひする。
2007 年 5 月 27 日 (日)
おぢば歸り
今日は、教會から毎月出てゐるおぢば歸り定期便の運轉手の役が當つてゐる。定期便と言つても、今月は八人乘りのワゴン車だ。マイクロバスなんかだと、普通免許しか持たない僕には運轉手は務まらない。
朝の八時に教會を出發。畑中さん、あいちやん、多田の伯父夫妻。と言ふことで、客は四人だ。十時半ごろに天理教教會本部に到着。參拜して、商店街で土産を買つて、詰所で晝食。午後、伯父を天理圖書館まで送り、詰所に歸つてのんびりと過す。三時過ぎに天理を出發。五時半に教會に歸つてきた。
2007 年 5 月 28 日 (月)
仕事のメモ
一日、ツールバーやらカーソルやらを作つて過す。
さういふユーザー・インタフェイス周りの細かい事は後囘しにすべきだといふ意見もあると思ふ。しかし、意味の判らないツールバーとか、整理が出來てゐないメニューとかを、そのままにしておきたくない。貧弱なユーザー・インタフェイスのままで開發を進めるのは嫌なのである。使ひ心地を確かめながら作つていくのが僕の好みだ。
といふ譯で、スケルトンの「ジョブ制御」と言ふか「編輯ツール」の仕組みの部分を後囘しにしてゐたら、はつくんが少し先走つて、ユーザー入力の處理に手を着け始めた。おつと、そのやり方はちよつと違ふ。そんな風にクィック・アンド・ダーティな方法で處理してはいけないのだ。
2007 年 5 月 29 日 (火)
仕事のメモ
はつくんの作業にストップを掛けて、ジョブ制御部分の作成を急ぐ。その間、はつくんには、データ更新の詳細なロジックの設計をやつて貰ふことした。編輯對象のデータが複數部分に分かれてゐて、しかも、少し複雜な依存關係があるのだ。どこを更新したら、どこにどのやうな影響が及ぶか(及ぶべきか)といふ事について、明解に定義しておきたいのだ。
よこやんくんの方は、概ね要求水準に近いものが出來てきたやうだ。ユーザー・インタフェイスがちよつと精度不足に見える面もあるが、機能的には問題無いだらう。少しだけ駄目出しをする。
ジョブ制御の部分が半分ぐらゐ出來た。
2007 年 5 月 30 日 (水)
仕事のメモ
ジョブ(編輯ツール)制御のところをがりがりと書いて完成させた。
編輯ツールも、動作檢證のために、一つ書いてしまつた。後ははつくんとよこやんくんに任せれば良いだらう。
データ更新のロジックだが、はつくんに任せたのでは駄目か。
明日は、ちよつとコーディングを休んで、全體を見直して整理しないといけないな。
忘れかけてゐた人(失禮)から電話が架つてきて、午後から打合せをするので出來れば參加してほしい、と言つて來た。はいはい、と言つて參加したのだが、特に目新しい事は出て來なかつた。まだ暫く放置しておく事が出來ると思ふ。
2007 年 5 月 31 日 (木)
仕事のメモ
ちよつとコーディングを休んで、全體の進捗状況を確認する。豫定よりは少し進みが早いか。
三人のこの先一ヶ月の分擔を決める。
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