樂しい日記 2007年12月

2007 年 12 月 1 日 ()

のどかな休日

今日は小學校のマラソン大會。三年生の子供たちは1.5kmを走る。ゆうすけはライバルのこうへい君に勝つて二位、けいさくもライバルのげんちゃんに勝つて五位だつた。

松本さんの家のおばあさんが昨夜亡くなつた。今晩がお通夜。

2007 年 12 月 2 日 ()

葬儀

昨日に續いて、松本さんの家のおばあさんの葬儀。

2007 年 12 月 3 日 (月)

仕事のメモ

はつくんと一緒に、64ビットのビルドを驗してみる。ターゲット・マシンは、Windows XP Professional x64 Edition。ランタイムをセットアップしてやる必要がある、といふ事に氣附くのに少し手間取つた。しかし、その他は、何と言ふ障碍もなく、Visual Studio のビルドの設定をx64用に變更するだけで、簡單に出來てしまつた。ソースのレベルでは32ビットと完全に互換だ。

今のところ、實驗的な目的以外には、64ビットのアプリケーションを作る必要性は全く無い。しかし、さう遠くない將來、一般的なパソコンが當り前のやうに8GBだの16GBだののメモリを搭載するやうになつて、Windows Vista の64-bit版を動かすやうになるだらう。そのときになつても、そんなにアタフタしなくても良い、と言ふ事だ。

さて、と言ふ事で、ドキュメントの作成に着手する。

2007 年 12 月 4 日 (火)

FMV-BIBLO

坂本の義理の從弟の家がノート・パソコンを買つた。セットアップをビール三本で引き受けた。FMV-BIBLO のコンシューマ・モデルである。おつと、Windows Vista ぢやないか、これ。

2007 年 12 月 5 日 (水)

タイ(から電話)

しこしことドキュメント作成に精を出してゐたら、タイから電話がかかつてきた。いや、勿論、タイに行つてゐる日本人から、だけれど。時差は二時間なのだね。何でも今日はプーミポン國王(ラーマ九世)の八十歳の誕生日ださうだ。休日だらうに、仕事なんかしちやいかんでせう。

2007 年 12 月 6 日 (木)

仕事のメモ

しこしことドキュメントを書く。

2007 年 12 月 7 日 (金)

仕事のメモ

現場に直行して、新しい外附けのハードディスクを設置する。(先週引揚げた奴は、詳しく調べてみると、バッド・セクターが出まくつて死にかけてゐた。結局、新品に交換するのが良いといふ結論に達した。)バックアップのテストをやつてみたが、問題ないやうだ。よしよし。

電話とメールを使つて會話しながら、タイに行つてゐるエム氏のサポートを行ふ。何とかなつた(らしい)。

メモ

會社の歸りに坂本に寄つて、パソコンをインターネットに接續する作業を行ふ。NTT の Flet's ADSL である。ん? 何で? 繋がらない。一時間以上かかつて、アカウントの後ろにプロバイダのアドレスが必要だと言ふことを思ひ出して、やうやく繋がつた。下りが 8Mbps 出てゐるんで、結構快適である。

2007 年 12 月 8 日 ()

のどかな休日

子供たちのサッカーの練習試合を見に行つたり、けいさくが出品させてもらつてゐる書道展を観に行つたりする。

夕方、えむさんが來訪。

2007 年 12 月 9 日 ()

獻米團參

毎年恆例の教會の獻米團參。今年は(去年もだが)大教會の一齊おぢばがへりへの參加も兼ねてゐる。

大教會の行事として「感話大會」があつた。普段あまり意識した事が無かつたのだが、「ふしぎなたすけ」といふものを強烈に體驗してゐる人が確かにあるのだと言ふことをあらためて思つた。

夜、こちらに歸つてきてから、みんなでもとゆきさんの家を訪問する。僕は泊めてもらつた。

2007 年 12 月 10 日 (月)

仕事のメモ

もとゆきさんの家から朝歸りして出勤する。

Visual Studio 2008 の日本語版ベータ2を驗してみた。う、重い。MFC 9.0 は既に入つてゐる。しかし、英語版で實現されてゐるといふ新しいプロジェクト・テンプレートがまだ使へない(これは勘違ひ。英語版にも、まだ、そんなものは入つてゐない)。ヘルプもまだ出來てゐない。まあ、急がない仕事だし、製品版が出るのを待つことにした。

月次祭

夜、岩座神の月次祭。

2007 年 12 月 11 日 (火)

仕事のメモ

大きな奴の改修を始めようと思ふのだが、大きいだけに、どこから手を着けるべきか迷つてゐる。

これまで出來てゐる所を整理したり、氣になつてゐる所を調べたりしながら、ぼちぼちと助走を始める。

2007 年 12 月 12 日 (水)

仕事のメモ

東京から戻つてきた Windows Vista マシンをごによごによと觸つてみる。

しかし、このOSは、メモリを2GB内藏するのが當然だ、みたいな奴なんだな。もう、そこに、天井が見えてゐる。と言ふ事は、早晩、64bitのOSへの移行が始るといふ事なのかねえ。

午後、えふ氏を訪問して、中間報告をする。

2007 年 12 月 13 日 (木)

仕事のメモ

Windows Vista に Visual Studio 2008 の英語版を入れて動かしてみる。90日間評価版である。

既存の日本語のソースは問題なく表示および編輯が出來る。そして、これは Visual Studio 2005 からの事だが、リソース・エディタが中國語をそのまま表示してくれる。これが非常に有り難い。UIとヘルプが英語だといふ事を除けば、特に不自由は感じない(つて、それが一番の不自由か)。

2007 年 12 月 14 日 (金)

仕事のメモ

Visual Studio 2008 を觸つてゐる。2005 用に書いたソースは、ほとんど變更なしで、そのままビルドすることが出來る。

2007 年 12 月 15 日 ()

出勤日・忘年會

土曜日だが、出勤日である。

引き續いて Visual Studio 2008 を觸つてゐる。何か、インクリメンタル・リンカが、debug ビルドで、すこすこ落ちるんですけれど。

夕方から、會社の忘年會(ファミリー・パーティー)。

2007 年 12 月 16 日 ()

餅搗き大會・注連繩教室

子供たちをサッカーの練習試合の會場に送つていく。

岩座神で、今年最後の棚田オーナー行事、餅搗き大會と注連繩教室。冷たい雨が降つてちよつと寒かつた。

繪日記に書く豫定。

トンカツ定食

夜、三人集つて、鳩首會談。酒も飮まずに、しかも、トンカツ定食を食ひながらである。

2007 年 12 月 17 日 (月)

仕事のメモ

Visual Studio 2008 と Vista についてあれこれ調べながら、竝行して、既存のソースの整理をしてゐる。

2007 年 12 月 18 日 (火)

仕事のメモ

Vista の UAC(User Access Control) について勉強する。

假想化(Virtualization)つてのは、便利なのか? むしろ、氣附きにくい陷穽になるのでは?

マニフェストを書いておけば假想化はされないのか。なるほどね。

今囘發見したこと。HKEY_CLASSES_ROOT は、HKEY_LOCAL_MACHINE/SOFTWARE/Classes と HKEY_CURRENT_USER/Software/Classes をマージしたものだ、と言ふこと。で、UAC とは關係なく、HKEY_CLASSES_ROOT への書き込みは、HKEY_CURRENT_USER の方へリダイレクトされる場合もある、と言ふこと。なるほどね。危ないなあ。

Visual Studio 2008 だと、わざわざ書かなくても、プロジェクトのリンカの設定で、UAC に關聨したマニフェストを適當に按排して埋め込んでくれるやうになつてゐるのだな。

2007 年 12 月 19 日 (水)

仕事のメモ

急に客人の接待に驅り出されて、パワー・ランチとか言ふのですか、晝食にドライ・カレーを食つた。愛妻辨當が無駄になつたぢやないか、どうしてくれる。

2007 年 12 月 20 日 (木)

月次祭

有給休暇を取つて、教會の月次祭に參拜する。

2007 年 12 月 21 日 (金)

仕事のメモ

メールの返事を書いたり、ソースの整理をしたりする。

ふぐ

去年は中止だつた、年末恆例の「ふくの會」。今年は八人といふ少人數になつた。

「抜殻邸」にコンロと鍋を持ち込み、通信販賣の河豚でちり鍋である。いやあ、滿足しました。

2007 年 12 月 22 日 ()

雨の休日

「抜殻邸」から朝歸りである。

雨が降つてゐたので、豫定されてゐた子供たちのサッカーの練習は中止になつた。

夕方、松本さんの家の逮夜に參る。

2007 年 12 月 23 日 () 天皇誕生日

サッカー

朝、數人の子供たちをサッカーの練習試合の會場まで送つていく。けいさくは、腹の調子が惡くて、參加せず。

會場は三木市の協同學苑。結構遠い。

子供の歸りは別の親に頼んであるので、試合を見ずに歸る。

迎春準備

晝から、教會の迎春準備。門松を立てたり、注連繩を綯つたり、障子紙を貼り替へたり。

夕食は慰勞會の鋤燒き。

2007 年 12 月 24 日 (月) 振替休日

長閑な休日

朝、子供たちをヴィッセル神戸のサッカー教室に送つて行く。子供たちが練習してゐる間にと、かみさんとコーヒーを飮みに行つた。小野の市街を搜したのだが、入つてみようと思ふやうな喫茶店が無い。バイパスが出來て以來、ものすごく寂れた印象だ。やつと見附けたパン屋の喫茶室の、トーストは旨かつたが、コーヒーは味がしなかつた。

西脇の新裝開店したセルフ・サービスのうどん屋で晝飯。論評は控へる。

2007 年 12 月 25 日 (火)

仕事のメモ

しこしことコーディング、である。

2007 年 12 月 26 日 (水)

仕事のメモ

引き續いて、しこしことコーディング。調べ物をしながらなので、あんまり進まない。

繪日記

やつと繪日記を更新した。 岩座神の絵日記 2007年12月16日

あと一囘ぐらゐは今年中に書きたいと思ふが、さあ、どうでせう。

2007 年 12 月 27 日 (木)

仕事のメモ

明日が仕事納め。午前中に大掃除をして、それでお終ひといふ事になつてゐるのだが、仕事の打ち合せが豫定に入つてゐる。大掃除と打ち合せとどつちが良いかと言ふと、普通なら微妙な所だが、明日の件に限れば、打ち合せの方が良い。

と言ふ次第で、今日は、午前中に、打ち合せの資料を作成する。出來た。

午後、Visual Studio 2008 の日本語版をインストールしたり、はつくんやボス(渾名)と、打ち合せのやうな雜談のやうな會話をしたりする。

夕方、はちべゑから報告を受けて、バグを潰す。

2007 年 12 月 28 日 (金)

仕事納め

午前中、若旦那の所へ三人で出向いて、打ち合せをする。

大掃除だが、朝から雨が降り續いたので、室内だけの掃除になつた。

晝飯にカップ麺の燒き蕎麥を食ふ。たまにかう言ふジャンク・フードが食ふと、何かしら氣持ちが落ち着く。

本屋に寄つて、來年の手帖を買つた。

家に歸ると、子供たちのサッカーの仲間が五人來て遊んでゐた。數へたら全部で七人。かみさんが大變だらうと思ふが、さうではないと言ふ。友達と一緒にゐると、うちの子供たちが喧嘩をしないので、非常に樂なんださうだ。

2007 年 12 月 29 日 ()

年の瀬

岩座神の家の取壊し工事に備へて、家財道具(或はゴミ)の片附け作業を開始する。

開始する、と書いたが、いや、どこから手を着けて良いのか判らずに、暫し茫然とする。

取り敢ず、母が「これは必要な物」と仕分した物を、たかひろさんが貸してくれる倉庫に運び込む。普段は使はない家具や炊事道具や、米や薯などの食料などである。

次に、十年前まで自分が使つてゐた離れの部屋の片附けに取りかかる。今囘、離れは壞さないのだが、家財道具の待避場所として使ふために、不要な物を出して整理する必要があるのだ。

十年以上使つてゐない物は、今後必要になる事はまず無い。絶對に無いと言つて良い。これは要らない、これも捨てよう、これも廢棄。ゴミばかりだ。だんだんと氣分が重くなつてくる。無駄に浪費された物たち。誰の役にも立たず、何の成果も殘さずに、失敗に終つた過去の生活の殘滓。何と貧しい人生だらう。


夕方、妹が姪と甥を連れて歸省。

夜、家に歸つて、年賀状を作る。おつと、子供たちに澤山使はれたので、枚數が足りない。

2007 年 12 月 30 日 ()

年の瀬(二日目)

昨日に引き續いて、岩座神で、部屋の片附け作業。綺麗に片附いた。

夜、年賀状の表書きをする。と言つても、パソコンの年賀状ソフトにやらせる譯だが。枚數が足りない分は、コンビニで買つてきて補つた。

2007 年 12 月 31 日 (月)

大晦日

今日は、父が遺した工具や材料の類を片附ける。まだ使へさうな若干の工具と未使用の材料だけを取りのけて、他は全部廢棄することにした。

父は釘やボルトやナットの中古品(一度どこかに使用されてゐた物)を捨てなかつた。寫眞のフィルムのプラスチック容器を使つて、大きさや種類に從つて分類し、棚に整理して取つてゐた。「菜つ葉一枚でも無駄にせんように」といふ天理教の教祖の言葉を守つてゐたのだ。

それらを一纏めにして、鐵屑として廢品囘收に出すことにする。なるほど、まだ使へるものなのだが、父が死んでから六年間、一度も使つたことが無いので、今後も使ふことはまず無い。

鐵屑とか紙屑は再生の途が開かれてゐるので、まだ、氣が樂だ。さうでない物、燒却するか埋立て處分するかしかない物は、やはり、捨てるのは氣が重い。罪惡感を免れ得ない。實際、このやうにゴミを大量に生産する生活、過去を無殘に切り捨てる生活は罪深いものだと思ふ。


午後九時から、いつものやうに、たかひろさん達と連れ立つて、天理へ初詣に出發する。


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