樂しい日記 2008年2月
2008 年 2 月 1 日 (金)
仕事のメモ
開發に必要だと思はれるドキュメントを渉獵して、プリンタで打ち出す。PDF や HTML だからパソコンの畫面で讀まうと思へば讀めるのだが、何分にもページ數が多いし、リファレンスと言ふよりはチュートリアルだから、紙に印刷したものの方が讀みやすい。本があればその方が良いのだが、あいにく、無い。
取り敢ず、ある程度樣子が判るまでは、ひたすら讀むしかない。
2008 年 2 月 2 日 (土)
メモ
子供たちはかみさんとおばちやんに連れられてスキーに行つた。僕は留守番。
久しぶりに散髮に行つて、コーヒーとトーストを御馳走になつた。
岩座神では基礎工事(の準備)が始つてゐた。
2008 年 2 月 3 日 (日)
長閑な休日
午前中に子供たちを岩座神に送り屆ける。夕方、みんなで岩座神で食事しながら、今後の段取りを相談する。
晝間は何をしてゐたかな、特に書くことがない。
2008 年 2 月 4 日 (月)
仕事のメモ
若旦那のための新しいプログラムのために、ライブラリの改造を始める。
いや、數式評價のライブラリの改造はもう完了したので、これはまた別の奴。一種のグリッド・コントロールだ。
グリッド・コントロールと言へば、市販の奴やらフリーの奴がいくつか在るのだが、そいつらでは痒いところに手が屆かない。ちよつと特殊な用途に使ひたいのと、ちよつと凝つたUIにしたいために、自分で作つたものを使つてゐる。汎用性はあまり無い。部品化のレベルもかなり低レベルに止めてゐる。
去年の10月に、古いプログラムのコードを整理して、いくらかライブラリらしい體裁を整へたものなのだが、そのとき、當面の仕事に間に合ふ程度に、グリッドの仕樣を簡略化してしまつた。面倒くさい所を端折つたのである。
今囘は、もう一度、古いプログラムで動いてゐるやうな、フルセットの仕樣に戻さなければならない。
うーむ、面倒くさい。
講社祭
夜、岩座神のコロのおいちやんの所で講社祭。直會(なほらひ)がまさに酒池肉林のすごい御馳走であつた。
2008 年 2 月 5 日 (火)
仕事のメモ
午前中は、昨日の續きで、自家製グリッド・コントロールの改造を行ふ。もう、面倒くさい。
午後は、はちべゑの MacBook に メモリを増設したり、VMware Fusion を入れたりする。
MacBook のメモリ増設はちよつと厄介だ。マニュアルには「Apple に頼んだ方が良いよ」と書いてある。それ程ではないが、ThinkPad のやうに簡單ではない。
さて、はちべゑの MacBook には既に Boot Camp で Windows Vista が入つてゐる。VMware Fusion は、インストールすると、Boot Camp 領域に入つてゐる Windows を認識して、それをそのまま利用してくれる。
が、しかし、Boot Camp 領域に入つてゐるのが Vista なら、それを VMware に取込むのは止めておいた方が良い。Boot Camp で動いてゐるのを見た後では、VMware で動く Vista は、あまりにも動作が鈍重である。特に、グラフィックスのハードウェアが假想化されて、グラフィック・チップ本來の3Dアクセラレーションが使へないために、Vista のエアロが何とも情けないレベルにまで落ちてしまふ。おまけに、VMware に取込まれた後では、Boot Camp から起動した時の Vista も、グラフィックスのドライバが VMware のものに置き換つてしまつて、非常にしよぼい畫面になつてゐる。
もう一つ、ライセンスの問題がある。VMware に取込まれた Boot Camp 領域の Windows は「アクティベーションがまだ濟んでゐない」と言ふ。Boot Camp から起動すると、インストールしたときにアクティベーションを濟ませてゐれば、それを憶えてゐるのだが、VMware から起動すると、それを忘れるのである。別のハードウェアにインストールされたものだと言ふ自己認識なのだな。まあ、考へてみれば、當然か。
と言ふ次第で、Boot Camp で Windows Vista を入れてしまつた(更にアクティベーションもした)なら、それを VMware で使ふのは止めておく方が賢明だと思ふ。僕は Boot Camp 領域の Windows Vista を修復して、VMware からそれを使ふのは止めにした。
VMware Fusion を使ふつもりなら、Boot Camp はやめておく方が良い。そして、インストールするなら Windows XP だと思ふ。XP なら、512 MB もメモリを割り當てれば十分だらうし。
さて、VMware を使ふと、Mac OS X と Windows がリブートせずに同時に動く。これが非常に便利かどうか、だが、實際に驗してみた結果はちよつと微妙である。人にもよるだらうが、僕には Windows がネイティブの速度で動作する Boot Camp の方が好ましく見える。
(「アクティベーションが必要なだけで、追加ライセンスは必要ない」らしい。ヴイエムウェア フュージョン[VMware Fusion] -アクト・ツー-)
2008 年 2 月 6 日 (水)
仕事のメモ
使ひ方をレクチャーして、MacBook をはちべゑに引渡した。Xcode をもう少し弄つてみたかつたのだが、それはまたの機會にといふ事だな。
自家製グリッド・コントロールの改造の第一段階(本格的な改造の前のリファクタリング)が完了した。
可笑しな函數名を眞つ當なものに變更したり、函數の引數を追加したりして、ライブラリの外部仕樣を變更した。それだけでなく、アプリ側で處理してゐた部分をライブラリに取込んだりもした。要するに、グリッド・コントロールを使ふアプリをも含めてのリファクタリングなのであつた。ライブラリの使用者が自分だけなので出來た事だ。
ともかく、これで一安心である。豫定してゐる本來の機能擴張はこれからだが、これで、もう、既存のアプリには手を加へる必要が無い筈だ。
2008 年 2 月 7 日 (木)
仕事のメモ
さて、第二段階に入らうとしたのだが、リファクタリングが不十分だつた事が判つた。とほほ。うんうん呻りながらやり直しである。
2008 年 2 月 8 日 (金)
病院
午前中は、二月に一度の病院での受診である。
今日は混み合つてゐて、いつもより待ち時間が長かつた。バッグに文庫本を入れてゐて良かつた。
仕事のメモ
午後、おつさん(敬稱)、はちべゑ、あきちやんと四人で、製品に關するコンセプト會議を行ふ。製品の現状と將來についてのブレイン・ストーミング、と言ふか、おつさんによるカウンセリングみたいな感じだつたのだが、見通しが良くなつたやうな感じで、面白かつた。
餘つた時間でライブラリの改造を進める。
2008 年 2 月 9 日 (土)
長閑な休日
三連休の一日目。朝から雪である。
子供たちは今日もサッカーの練習に行つた。午前中、こたつでうとうとする。
晝から岩座神に行つて樣子を見たところ、基礎の上にブルーシートが張られてゐた。朝早くから來て、土間のコンクリート打ちを濟ませたさうだ。この寒いのにコンクリートを打つて大丈夫なのかね。
家に歸つて、半日、仕事をする。
2008 年 2 月 10 日 (日)
鹿柵點檢
今日もまた雪である。
岩座神で、鹿柵(害獸防止柵)の點檢作業および農業施設(水路等)の點檢作業。午前中で終つた。繪日記に書く豫定なので、詳細は割愛する。
晝頃から雨。
夕方にはすつかり雪も消えた。
月次祭
夜、月次祭。
2008 年 2 月 11 日 (月) 建國記念の日
メモ
休日なのだが、今日も朝早くから基礎工事の續きをやつてゐる。
土曜日に土間のコンクリートを打つた基礎だが、昨日一日養生をして、今日から立上りコンクリート打ちのための型枠組みが始る。
牧野に歸り、ほぼ一日がかりで、景觀形成の補助金を申請するための書類を作成する。
岩座神は「歴史的景觀形成指定地區」なので、建築物については景觀に配慮した外觀にしなければならない。つまり、棚田の風景や周圍の家々と調和するやうな外觀のもの、要するに保守的な和風の建物でなければならない。さういふ住民協定があるのだ。ただし、法律的な強制力はないので、好き勝手にしても構はないと言へば構はない。
しかし、協定で定めた基準を滿たす外觀にすると、外觀に關係する費用(材料費と工賃)に對して縣が一定の補助金を出してくれることになつてゐるのだ。
建物の内部は無關係である。例へば、田舍風の居間にして圍爐裏を作つたからと言つても、それは補助金の對象にはならない。その代りに、ショッキング・ピンクの内裝にしても、外から見えなければ、一向に構はない。外觀だけが問題になるのだ。
さういふ譯で、全體の費用からすれば僅かな金額にしかならないのだが、手元不如意の折から、たとへ少しではあつても、この補助金を活用させて貰はうと言ふ次第である。
2008 年 2 月 12 日 (火)
仕事のメモ
一日中、こねこねとコーディング。
影響する範圍の廣い改造作業は、作業が進むにつれて却つて未決事項が増えて行く所があつて、頭の中のスタック領域を大量に使用するやうな感じがする。頭をフル囘轉させる必要があるのだが、全力疾走するやうな感じではなく、ぎゆーつとストレッチをするやうな感じ。
2008 年 2 月 13 日 (水)
仕事のメモ
まだ、自家製グリッド・コントロールの改造をしてゐる。なかなか手強い。
參考ドキュメントを一通り讀み終へたえいち君が、さて、何をしたらよろしいか、と言ふやうな顏をしたので、實物が動いてゐるを現場に連れて行つて、見學をさせた。實物を見ておくのは非常に重要なことだと僕は思つてゐる。
さて、しかし、だ、えいち君の仕事の段取りをしないといけない。自家製グリッド・コントロールの改造は何とか今週中に濟ませて了ひたいものだ。
買物
夕方、歸宅する前に、ちよつと買物をする。と言つても大した物ではない。一つは、車のヘッドライトの球。ロービームの方が切れたので、オートバックスで買つて、その場で自分で付け替へた。もう一つは、箱に入つた菓子。かみさんの誕生日なのである。
2008 年 2 月 14 日 (木)
仕事のメモ
自家製グリッド・コントロールの改造だが、何とか終りが見える所まで漕ぎ着けた。テスト・プログラムで動かす限りにおいては、非常に快適である。宜しいんぢやないでせうか。
2008 年 2 月 15 日 (金)
仕事のメモ
午後、おつさん(敬稱)、はちべゑ、あきちやんと四人で、製品に關するコンセプト會議を行ふ。製品の現状と將來についてのブレイン・ストーミング、と言ふか、おつさんによるカウンセリングみたいな感じだつたのだが、見通しが良くなつたやうな感じで、面白かつた。
餘つた時間でライブラリの改造を進める。
2008 年 2 月 16 日 (土)
長閑な休日
かみさんとおばちやんは、子供たちとしんすけ君を連れて、スキーに行つた。
岩座神も結構雪が積つてゐた。朝から、基礎工事の型枠解體が行われた。
家に歸つて、半日、仕事をする。昨日完成した筈のライブラリだが、まだ、何かすつきりしない所が殘つてゐるので、あれこれ弄つてみる。
かみさんたちは午後まだ明るい内に歸つてきた。「もうあかん、へとへと」ださうだ。
2008 年 2 月 17 日 (日)
長閑な休日(續き)
昨日に續いてライブラリを弄つてみるが、どうも、小手先の手入れではうまく行きさうにないので、諦めて放り出す。
午後、上棟式のための荷物を運びがてら、岩座神に行つて完成した基礎を見る。
一階部分の間取がよく判る。かみさんが、910 mm の間取はやつぱり狹いなあ、とか言ふ。いやいや、大丈夫。これで十分だつて。
半日かかつて補助金申請のための書類を清書する。
2008 年 2 月 18 日 (月)
仕事のメモ
今日からえいち君との共同作業である。
メインの部分をごつそりと彼に渡して(大丈夫かな、まあ、彼なら大丈夫だと思ふけど)、僕はライブラリの整備を續行することにした。土臺から作り直しだ。(かういふ事をするから、過剩品質だとか言はれる譯だ。)
高熱による停止
いや、かみさんのパソコンの話です。誰も風邪とかインフルエンザに罹つてゐる譯ではないのでご心配なく。
かみさんのパソコンが、何もしないのに電源が切れたり、電源ボタンを押しても起動しなかつたりするやうになつた。
ケースを開けて見てみると、前面の吸氣口が綿埃でほとんど塞がつてゐた。さらに、CPU の冷却フィンにも大量の綿埃が附いてゐた。おそらく、ケースの内部、特に CPU が高熱になつて、保護囘路が働いたために電源が切れたのだらう。
掃除をしたので、多分、快復すると思ふ。しかし、症状が再發するやうなら、仕事に使ふパソコンなので、そろそろ買ひ換へを檢討しなければならない。
このマシンは、6年以上前(2002年2月)から動いてゐる。途中、Tualatin の Celeron 1.2 GHz を 1.3 GHz に換裝したり、故障したマザーボードを換裝したり(2005年8月)したが、これまではずつと快調に Windows 2000 を走らせてきた。しかし、もうそろそろ、お役御免にしても良いかも知れない。
2008 年 2 月 19 日 (火)
受難の日
かみさんのパソコンだが、今朝、死亡が確認された。かみさんが一度電源を入れたときは起動したやうだが、いつの間にか電源が落ちてをり、それから二度と起ち上らなかつた。寒い朝方のことなので、高熱による停止といふやうな事ではなく、經年劣化か何かで電源部分が御釋迦になつたといふ事らしい。
さらに、八時半頃、橿原の叔父から電話がかかつてきて、「Windows Update で IE7 を入れたら、何か、變なことになつてしまつて、二進も三進も行かなくなつた。どないなつとるんや」と言つてきた。「クローズ・ボタン(ペケ・マーク)を押しても消えへん」とか、「デバイス・ドライバを檢索しますか、と言つてゐる」とか、「これでは仕事にならん」とか、「かうなつたら、もう、OSの再インストールしか手が無いやろか」とか、かなり切迫した調子で窮状を訴へられた。しかし、樣子が判らないので、「うーん、何か變ですねえ」としか言ひやうが無い。ちよつと困つた。結局、一時間後、IE7 をアンインストールすることが出來て、それで解決した、と聯絡があつた。やれやれ。
しかし、病み上りとは思へない元氣さでした(困つたもんだ)。
仕事のメモ
こねこねと(以下略)。
受難の日(續き)
歸宅後、かみさんのパソコンからハードディスクを取り出して僕のパソコンに接續し、かみさんのデータを吸ひ出して使へるやうにする。しばらくは僕のパソコンを使つて仕事をして貰ふことになる。
ネットの通販(EPSON direct shop)で適當に見つくろつて、デスクトップ・パソコンを註文した。OS は、ちよつと迷つたのだが、XP ではなく、Vista にした。
2008 年 2 月 20 日 (水)
月次祭
有給休暇を取つて、教會の月次祭に參拜する。大工さんに電話を架けたが出なかつたので一人で行く。
2008 年 2 月 21 日 (木)
仕事のメモ
引き續き、こねこねとコーディング。何とか形になつてきた。
えいち君は、ときどき質問にやつて來るので、ひどい間違ひはせずに、理解を進めてゐるものと思はれる。
2008 年 2 月 22 日 (金)
仕事のメモ
長々とこねこねしてきた自家製グリッド・コントロールだが、どうにか、當面の用を足せる程度まで、形が整つた。やれやれ。
メモ
Epson Direct からパソコンが屆いた。
特に問題は無いやうに見えたのだが、ふとした事から動かした「Windowsメモリ診斷ツール」でエラーが報告された。氣の迷ひかと思つて、何囘かやつてみたが、2パスの診斷をエラー無しで完走することが一度も出來ない。うーむ。
2008 年 2 月 23 日 (土)
棟上げ
八時から棟上げの作業が始つた。一階の床の部分は昨日までに作業が濟んでゐるので、今日は柱を建てるところから始る。
田舍のことなので、近所の人達や親戚・縁者が祝ひを持つてやつて來てくれる。
柱や桁などは、豫算から言つて當然だが、すべて構造用集成材である。
基本的には在來の木造軸組工法で、ほぼすべての接合部分に脱落防止用の補強金具を附けるやうになつてゐる。
見てゐる間に、どんどんと家の形が出來上つていく。レッカー車(クレーン)の威力だな。
寫眞は11時50分、晝食休憩前。
向つて左、東側半分だけが二階になる。平屋にしたかつたのだが、さういふ贅澤は出來なかつた。
小雨が降つたり、晴れ間が見えたりしてゐたのだが、ありやりや、晝食休憩の頃から雪が降つてきた。
かう言ふ事もあらうかとテントを借りて來て張つておいてくれたのは、何時ものことだが、「現場監督」のたかひろさんである。世話になるばかりで申し譯ない。
午後は、時折、晴れ間も見えたが、次第に雪が激しくなつてきた。
小屋組(屋根構造)の段階になつて、作業が細かくなつてきたので、午前中に比べると進捗がゆつくりになつたやうに感じる。
二階部分の屋根は垂木を渡す所まで進んでゐるが、一階部分の方はまだ棟木や母屋(もや)が濟んだばかりである。
在來工法の屋根つてのは、建物の上にパカッと被せる感じで作るんだね。
かういふ事をする豫定は無かつたのだが、縁起物だからと伯父や「監督」に勸められて、これ、何と言ふんですか、扇とおかめの面と紅白の吹流しを附けた竹を棟の上に揚げることにした。
竹以外は、金物屋にセットとして賣つてゐたので、急遽、手傳ひに歸つてゐた妹に買ひに走つて貰つた。4,980圓也。ぐゑ、ぼりやがるなあ。竹はたかひろさんの所の竹藪から取つた。
氣温も低くなつて、材木の上に降つた雪が解けずに凍り、足元が滑るやうになつてきたので、今日の作業はこれで終了である。
昔だと、夕方からは酒食を供して職人の勞をねぎらふのが慣例で、實はこれからが大變、みたいな事だつたやうだ。現在では、仕事が終つた職人はビール一杯を口にするでもなく、さつさと歸つてしまふ。飮酒運轉の取締りが嚴しくなつたからと言ふよりも、家の建築を直接に大工に依頼せず、間に工務店やハウス・メーカーを入れることが多くなつたからだらうと思ふ。田舍のことなので、大工やレッカー運轉手に祝儀と土産を持ち歸つて貰つたが、都會だとそれもしないのかも知れない。
ともかくも、棟上げが終つた。やれやれである。
2008 年 2 月 24 日 (日)
雪の日曜日
朝起きたら、10cmぐらゐ雪が積つてゐた。
子供たちが豫定してゐたカブ・スカウトの活動も中止の聯絡が入つた。岩座神に電話を架けて聞いてみたら、眞つ白で身動きが取れない、とのこと。午前中は外に出ることを諦めた。
午後から、かみさんと子供たちとを乘せて、あつちこつち走り囘る。
家から南の方面では、道路上には殆ど雪は残つてゐなかつた。しかし、北の方面では、冬用タイヤを履いてゐて良かつた、と思ふ所も多かつた。
岩座神に至つては、この冬一番の雪の量であつた。しかし、いつものやうに、消防團と「現場監督」が雪除けをしてくれてゐたので、道路だけは綺麗に空いてゐた。丁度、「監督」がフォーク・リフトにバケットを附けて雪掻きをしてゐる所に出會つた。全くの無償奉仕なのである。
今日の状態。
昨日、月曜日に續きの作業をやるやうな話をしてゐたが、出來るんかね、これで。
パソコンの修理(1) エプソン・ダイレクト
午前中、暇な時間を使つて、エプソン・ダイレクトで買つたばかりのパソコンについて、インターネット經由で修理を依頼した。
所定のフォームに、製品の製造番號を入力し、症状を書き、住所氏名を記入する。月曜日にエプソンが手配する配送業者が引取りに來て、二日ぐらゐで修理を完了したパソコンが戻つてくるといふ手順になるらしい。無償修理期間内なので、費用は全部あつち持ち。
初期不良だらうからもつと文句を言つて良いか、とも思つたが、「開梱後一日も經つてゐません。とほほ」とだけ「その他」の欄に追記しておいた。
ところが、フォームを送信して、30分もしないうちに修理センターから電話が架つてきた。あ、日曜日もやつてるんだ。お姉ちやん(敬稱)が、「修理ではなく、本體を別の物と交換することで對應させて欲しい」と言ふ。「火曜日に代替品を屆けますので、本體だけを梱包して引取れるやうにしておいて下さい。本體以外は全部、お手許にある物をそのまま御使用いただきます」とのこと。マウス、キーボード、電源ケーブル、マニュアル類、CD-ROM、パソコンの脚、全部いちいち確認した私である。
ともかくも、迅速かつ親切な對應には、驚きました。
パソコンの修理(2) 古い自作パソコン
もう一つ、かみさんが使つてゐた古い方のパソコンも、午前中に修理をした。
目星を附けてゐた通り、電源部分の故障だつたやうだ。會社にあつた廢棄待ちパソコンから拔き取つてきた電源ユニットに交換したら、問題なく起動するやうになつた。
復活してしまつた譯だが、さて、何に使はうか。
かみさんには既に新しいパソコンがある(初期不良で交換待ちだけれど)。
CPU の速度もメモリ容量も二世代ぐらゐ前のものだから、Vista はおろか、XP でも實用には耐えないだらう。linux でも入れてみるのか。しかし、實の所、linux には、あんまり興味無いしなあ。
それに、ディスプレイが無い、といふ問題がある。かみさんのために新調したのは本體だけで、ディスプレイは既存のものを使ふことにしてゐるのだ。
2008 年 2 月 25 日 (月)
仕事のメモ
えいち君の進捗を確認したら、思つたほど進んでゐなかつた。
廣い範圍にわたる構想力がまだ不十分な感じだな。放置しておけないので、おう君を交へて、今後の作業方針を考へる。先づは紙の上で全體の構想をまとめて見ろ、といふことにした。
正式な提供物(表向きのプログラム)はえいち君に任せることにして、僕は裏のプログラム(何)を作ることにする。表向きの方は、何と言ふか、失敗しても影響が少ないのである。
メモ
現場の方だが、大工が三人來て雪除けだけして歸つたさうだ。
明日は雨ださうだが、どうなる事やら。
2008 年 2 月 26 日 (火)
仕事のメモ
完成した部品(自家製グリッド・コントロール)を取附ける作業をしてゐる。
古い部品に對して完全に上位互換ではない。函數の引數が變つたりしてゐるので、本體側でいくらか改變が必要になる。
本體側でちまちまと處理してゐた所をばつさりと切り落すことが出來るので氣分的にも非常にすつきりする。
メモ
歸宅したら、エプソン・ダイレクトから代替品が屆いてゐた。
セットアップして、恐る恐る「Windowsメモリ診斷」を實行する。またエラーが出たらどうしようかと、びくびくしながら、二囘實行した。エラー無し。やれやれ。
單純な初期不良(個體のばらつきによる不具合)でなく、機種固有の(仕樣や設計に基づく)不具合ではあるまいかと、少し疑つてゐた。コンパクトでありながら高機能を謳つてゐる機種で、しかも結構値段が安いので、どこか無理をしてゐるんぢやないかと思つたのである。
ともあれ、エプソン・ダイレクトの迅速かつ親切な對應には感心しました。みなさんにお奬め出來ます。
2008 年 2 月 27 日 (水)
仕事のメモ
部品(自家製グリッド・コントロール)の取附け作業を完了。
編輯機能の作成に着手する。先づはデータ構造を作るところから。
2008 年 2 月 28 日 (木)
仕事のメモ
引き續き、編輯機能の作成。いろいろと七面倒くさい。
2008 年 2 月 29 日 (金)
仕事のメモ
グリッド・コントロールで表示・編輯するデータの集計・計算處理を書いてゐる。
實は、さういふ機能は、既存のプログラムに實裝濟みである。しかし、そのプログラムのソースが「建て増しした温泉旅館」みたいに、非常に見通しが惡い状態になつてゐる。基礎から作り直した方が良いと考へて、新しく作つてゐるのである。
とは言へ、古いソースを全く參考にしない譯ではない。急には頭が囘らない場合もあるからね。特に、この集計・計算の處理には再歸呼出しを使ふので、ちよつと難易度が高いのだ。
さて、昔の自分はどんな風に書いてゐるのかと讀んでみる。初囘と二囘目以降が別の函數になつてゐて、二つで似たやうな處理が重複してゐるのが氣になる。同じ事が別の場所に書いてあるのは、やはり、氣分的にも落着きが惡い。しかし、まあ、きちんと動いてゐるし、合格點かな。
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