樂しい日記 2008年8月
2008 年 8 月 1 日 (金)
仕事のメモ
期初の朝禮(といふのは今囘が初めてだな)の後、例のプロジェクトのミーティングをする。おう君の參加の正式な通知やら、各メンバーの役割確認やら、進捗や課題の確認やら、共通部品のレビューやらで、丸一日つぶれた。
繪日記
時が前後するが、今朝、少し早く目が覺めたので、「岩座神の絵日記」のバックログを一つ消化した。6月15日といふ、一ヶ月以上も前の繪日記だ。
今から、7月27日の分も書く豫定。
2008 年 8 月 2 日 (土)
ファイル復元ユーティリティ Recuva
メールに畫像を添附しようとして、ある畫像整理ソフトの一覽畫面から、ドラッグ・アンド・ドロップで、メーラーに畫像ファイルを渡した。ところが、メールを送信しようとすると、メーラーが「畫像ファイルが見當たらない」と文句を言ふ。何を言ふかと思つて畫像整理ソフトを見ると、さつきドラッグした畫像が一覽畫面から消えてゐる。まさか、と思つて、エクスプローラで見たら、本當に消えてゐた。
多分、畫像整理ソフトは「ファイルの移動」だと思つたのだらう。相手が受け取つたから削除したといふ譯だ。しかし、相手はメーラーだぞ。と言ふか、惡いのはメーラーの方で、受け取り方を間違へたのか？ 畫像整理ソフトは「IBM デジカメの達人 メディア・エクスプローラ」、メーラーは「Thunderbird」である。どつちが馬鹿なのかは知らない。ともかく、えらい迷惑である。
ゴミ箱には入つてゐなかつた。テンポラリ・ディレクトリも探したけれど、無かつた。
*
以前にも一度かういふ事があつて、その時は Disk Scavenger といふソフトの評價版を使つて、削除したファイルを復元することが出來た。今囘も、急遽、Disk Scavenger をダウンロードして、削除された畫像ファイルを探した。
ハードディスクの中のファイルは既に上書きされてゐるようで、状態が非常に惡かつた。しかし、用濟みと思つてフォーマットしたSDメモリ・カードの中に、良好な状態のファイルが殘つてゐて、復元することが可能だと言ふ。プレビューでも、無傷の畫像が表示される。復元してみたら、尻切れトンボの畫像ファイルが出て來た。んがあ。評價版は 64 KB 以下のファイルしか復活できない、といふ制約にもろに引つかかつた具合だ。くそ。前の時は小さなテキスト・ファイルだつたから良かつた。
そこで、Disk Scavenger に類似したソフトを探してあれこれ驗してみた。
結果だけを言ふと、Recuva といふフリー・ソフトが拔群に良かつた。
他のソフトは、僕が驗した限りでは、Disk Scavenger に比べると性能的に非常に見劣りがした。Disk Scavenger が復元可能だといふSDメモリ・カード内の畫像ファイルを發見すら出來ないものがほとんどだつた。
唯一、Recuva だけが、Disk Scavenger に對して遜色のない性能を示して、フォーマットしたSDメモリ・カードから問題の畫像ファイルを復元してくれた。しかも、フリー・ソフトである。
と言ふ次第で、Recuva を強くお奬めする。
バックログ消化の休日
結局、昨日書くつもりだつた7月27日の繪日記は、今日書いた。YouTube のビデオ附き。
午後、車を見坂さんのところに持つて行く。車檢なのだ。
岩座神で、墓へ行く道の草刈り。お盆が近いからね。バックログといふ譯ではないが、消化しておかなければ、あとが辛い。
明日から二日間は、こどもおぢばがへりの引率である。
2008 年 8 月 3 日 (日)
こどもおぢばがへり(一日目)
朝八時半に、たいこべんとうの駐車場から、七人の小學四年生とともに、教會からのこどもおぢばがへりのバスに乘り込む。七人といふのは、たかひろ、たくや、こうへい、じゅんき、なおと、しゅん、じゅんき、そして、ゆうすけ。
2008 年 8 月 4 日 (月)
こどもおぢばがへり(二日目)
夕方六時過ぎに、無事に歸つてきた。
2008 年 8 月 5 日 (火)
仕事のメモ
中間管理職の三人で初會合。
そのあと、四人で初會合。
本來の仕事はあまり出來なかつた。
2008 年 8 月 6 日 (水)
和歌山
いつものメンバーで和歌山に行つて打ち合せ。肝腎な個所の内容をかなり具體的に詰める事が出來たから、良かつたんぢやないかと思ふ。
歸つてきたら日附が變つてゐた。
2008 年 8 月 7 日 (木)
仕事のメモ
.NET Framework で、印刷のテスト・プログラムを作つてゐる。Win32 API でがりがりやるのと比べれば、かなり樂ちんだ。しかし、標準の印刷プレビュー機能が少し貧弱だな。
青すぎる空
最近、イースタン・ユース(Eastern Youth)といふバンドのライブを YouTube で見て、その虜になつてしまつた。
何でこんなに良いロックを今まで知らなかつたのだらうと不思議に思ふ。
仕方がないので(何が？)、「青すぎる空」の歌詞を英譯した。Awfully Blue Sky / Eastern Youth。
2008 年 8 月 8 日 (金)
仕事のメモ
昨日に引き續いて、印刷のテスト・プログラムを作つてゐる。だいたい思ひ通りの事が出來るやうになつた。
さて、本當は設計作業に入らなければ行けないのだが、最初の一歩が踏み出せない。
2008 年 8 月 9 日 (土)
大掃除
今日は會社の大掃除。窓拭きが當つた。
そして席替え。
食事會
夕方、教會で少年會の食事會。
2008 年 8 月 10 日 (日)
草刈り
丸一日、蕎麥を植える田圃の周邊の草刈りをする。へとへとだ。豫定してゐた所はほぼ完璧に仕上げた。
あそことかこことか、盆までにあと一日、草刈りをする日が欲しいのだが、明日から三日間は仕事なので無理だ。
月次祭
夜、月次祭。
2008 年 8 月 11 日 (月)
仕事のメモ
細切れの雜用が多くて、自分の仕事に割ける時間が哀しいほどに少ない。
2008 年 8 月 12 日 (火)
仕事のメモ
バックログを一所懸命に消化しようとしてゐるのだが、なかなか追ひつかない。
2008 年 8 月 13 日 (水)
仕事のメモ
これまでの年だと、明日から盆休みといふ今日が大掃除の日なのだが、今年は、先週の土曜日に大掃除をしたので、今日は普通に仕事をしてゐる。
それでも、夜八時前、「盆明けから頑張りまーす」とか言つて、歸る。
2008 年 8 月 14 日 (木)
盆休み
いつものやうに、朝の七時前に、岩座神の株内の墓參り。
墓參りが濟んだあと、これもいつものやうに、うちの縁側で株内の人たちにビールと菓子を出して休憩して貰ふ。
晝前に、父の兄弟たちが、奧さんやら娘やら婿やら孫娘やらを連れて墓參りに來てくれた。川西の伯父夫妻、東京の叔父夫妻、橿原の叔父夫妻、惠子ちやんと二人の娘、順子ちやんと二人の娘、理惠子ちやん夫妻、そして教會の會長夫妻。總勢十六人だつた。
夕方、長井の叔父夫妻と一緒に多田へ墓參りに行く。
夜、のぎくバスでやつて來た子供たちと入れ替わりに牧野へ歸る。
2008 年 8 月 15 日 (金)
盆休み(二日目)
牧野の墓に參つたあと、岩座神に行き、全員を引き連れて、父の里に墓參りに行く。
岩座神の祖父母には子が出來なかつた。それで、甥つ子を養子にもらつて大切に育ててゐたのだが、その子は戰爭に行つて死んでしまつた。父が養子として岩座神に來たのは、だから、既に青年になつてからの事だつた。そして、父は母を娶つて、僕が生まれたといふ次第である。
祖母は僕をよく可愛がつてくれたのだが、名前を間違へて「春實」と呼ぶことがあつた。戰死した伯父の名前だ。
墓に參つて手を合はせるときに、誰を思ひ浮かべるかと言ふと、たいていは生前を知つてゐる人なのだが、例外的に寫眞でしか知らない人を思ひ浮かべることがある。春實の伯父さんがさうだが、他にも、僕が生まれた後にすぐに亡くなつた多田の祖母だとか、若くして亡くなつた父の長兄だとかも、念頭に浮んでくる。それは、きつと、春實の伯父に對する祖母の思ひや、祖母に對する母の思ひや、長兄に對する父の思ひを引き繼いでゐるからなのだらう。
そのもう一つ前のご先祖さまとなると、もう、特別な思ひはあまり無い。つながりの實感がわかないのである。ただ、父方の曾祖父にあたる教會の初代會長については、どういふ思ひで天理教に入信したのだらうと思ふ事はある。
*
夕方、子供たちとその友だち二人を連れて、町の夏祭に行く。子供たちは(友だちも含めて)今夜は岩座神でお泊りである。
2008 年 8 月 16 日 (土)
盆休み(三日目) : 川遊び
朝來市生野町の魚ヶ瀧に、子供たちを連れて川遊びに行く。
三村さんちと同行。昨日から岩座神に泊つてゐる子供たち四人(りょう、しゅんすけ、けいさく、ゆうすけ)と甥つ子、そして、かみさんと僕の七人が一臺の車に乘り、三村さんの車には夫妻とさりちやんが乘る。目的地で、偶然に小早川・藤井の合同隊と出會したので、賑やかなパーティーになつた。
奧、中央が魚ヶ瀧。こちら側は淺瀬になつてゐて、小さな子供でも水遊びを樂しむことが出來る。水は冷たい。
これが魚ヶ瀧。
左側の岩場が天然の飛び込み臺になつてゐる。瀧壺はかなりの水深があるやうで、高いところから飛び込んでも大丈夫(らしい)。
一番高い所は、水面まで七、八メートルあるのかな。かなり怖いと思ふ。今、まさに、けいさくが岩場を踏み切つて空中に飛び出したところ。大した度胸だ。
辨當を食べて、晝寢もしたりして、午後三時に魚ヶ瀧を引き上げた。子供たちは車に乘るや否やすぐに寢てしまつた。
2008 年 8 月 17 日 (日)
盆休み(四日目) : 蕎麥の種蒔き
朝八時から、岩座神で蕎麥の種蒔きの共同作業をする。午前中は、夏の暑さが盛りを過ぎたやうな感じがして、仕事をしてゐても、それほど疲れなかつた。
晝飯を食つてゐると、坂本の叔父夫妻が訪ねて來てくれた。
午後は三時ごろまで種蒔きの續きをする。晝にビールを飮んだのが良くなかつたのか、へとへとに疲れた。
夕方まで、燒鷄とビールで慰勞會。
2008 年 8 月 18 日 (月)
仕事のメモ
雜用と言ふ譯ではないが、自分の仕事以外で忙殺されてゐる。それでも、午後は、まとまつた時間を取ることが出來たので、いくらかコーディングのテスト作業を進めた。
2008 年 8 月 19 日 (火)
繪日記
朝、少し早く起きたので、會社に行く前に、先日の蕎麥の種蒔きについて、繪日記を書いた。
極力、バックログを溜めないようにしようと思つてゐる。
仕事のメモ
今日はほとんど割込みが入らなかつたので、久しぶりに根を詰めてプログラムを書いた。
が、あんまり進まない。くそ。
2008 年 8 月 20 日 (水)
仕事のメモ
月次祭を休んで仕事をする。
夜、飮み會。
2008 年 8 月 21 日 (木)
和歌山
朝七時半、三人で打ち合せのために出張する。
歸つたら午前三時半だつた。
2008 年 8 月 22 日 (金)
仕事のメモ
午後から出社。
2008 年 8 月 23 日 (土)
雨の休日
朝から冷たい秋の雨が降つた。
先週の日曜日に蒔いた蕎麥の種が芽を切つて雙葉を着けてゐた。
雨なので農作業はしたくても出來ない。といふ譯でもない筈だが、まあ、大つぴらに休むことが出來る。
2008 年 8 月 24 日 (日)
晴天の日曜日
晴れてゐるのだが、今日も力仕事は休みである。
かみさんは、ママさんバレーの大會、といふか、その後の慰勞會で忙しい。
懸案になつてゐた内職仕事に着手する。あらら、思つてゐたよりボリュームが有るなあ、これ。間に合ふかな。
2008 年 8 月 25 日 (月)
仕事のメモ
つひに八月も最終週だと言ふのに少しも仕事が捗つてゐない。困つたもんだ。
と言ひながら、まだ、尻に火がついたといふ實感がない。ますます困つたもんだ。
今日も歸宅が午前樣になつてしまつた。
2008 年 8 月 26 日 (火)
仕事のメモ
漸く雜務の切れ端を片附けて、懸案であつた設計書のレビューに着手することが出來た。
な、何だ、この帳票仕樣書は。行方向だけでなく、桁方向にも、中間を省略したといふマークが附いてゐる。一ヶ月間の日次データを桁方向に竝べろ、と言ふ。そんなもん、どうやつてレイアウトせいと言ふのだ。
今日は早く歸る。
2008 年 8 月 27 日 (水)
講習會
午前中、休み(半日有給休暇)を取つて、農業共濟組合の「損害評價講習會」といふものに參加する。今年、僕は岩座神の「共濟係」になつてゐるので、まあ、仕方なく參加させられたと言ふ譯だ。
講習が終つて會場を出るときに、「お土産です」と言つて、草刈り機の替へ歯をもらつた。箱入りのチップソーで、定價6000圓と印刷してあつた。うーむ、嬉しい(軟弱)。
仕事のメモ
晝から出社して仕事をする。相變らず割込みが多い。
2008 年 8 月 28 日 (木)
仕事のメモ
丸一日、默々と(でもないが)、Visual Basic を使つて、畫面の張りぼてを作る。なかなか進まない。
2008 年 8 月 29 日 (金)
仕事のメモ
昨日に引き續いて、畫面の張りぼてを作つてゐる。
彼(誰)が最初に作つたものがあるのだが、ほとんど練られてをらず(と言ふか、わい君に言はせると「何も考へずに作つてゐる」ので)、譯が分らん畫面になつてゐる。もう少しまともなものに作り直しておかうといふ算段である。が、しかし、どうしても既存の設計文書に引き摺られがちになる。
2008 年 8 月 30 日 (土)
内職の休日
朝から曇り空。ときどき、パラパラと雨が降る。日本各地で局地的な激しい雨が降つてゐるらしいのだが、このあたりは嘘のやうに穩やかである。
子供たちは、午前中はサッカーの交流試合。午後は、友だちをさそつて、かみさんに連れられて、丹波の方のプール(!!)へ遊びに行つた。寒いんぢやないかと思つたが、結構樂しく遊べたやうだ。さすがにプールはがらがらで貸切状態だつたさうだが。
丸一日、内職に精を出す。現在、42ページ。やうやく全體の三分の一ぐらゐか。間に合ふかなあ。
2008 年 8 月 31 日 (日)
宮普請
岩座神で「宮普請」の野良作業。くたくた。
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