樂しい日記 2011年8月25日
2011 年 8 月 25 日 (木)
自然エネルギー
武田邦彦先生は、「自然エネルギーは自然を破壊する」から駄目だ、當面は石油・石炭・天然ガスに頼る以外に無い、とおつしやつてゐる。
僕なりに武田先生の議論をまとめると以下の通りである。
- 太陽電池だけでなく、水力、風力、バイオ燃料などは、すべて太陽光のエネルギーを直接または間接に利用しようとするものである。
- 人口密度が高い日本では、必要とされるエネルギー量に比べて、利用可能な太陽光エネルギーが少なすぎる。
- そもそも、日本の国土そのものが、その豊かな自然を形成・維持するために太陽光エネルギーを必要としている。その太陽光エネルギーを人間が横取りすると必ず自然が破壊される。
- 太陽電池は、發電のための装置・施設を作るために非常に多くのエネルギーを必要とする。だから高價なものになつてしまひ、「補助金」無しではビジネスとして成立しない。見掛けだけ綺麗なエネルギーを作るために裏で大量のエネルギーを浪費してゐる。
といふやうな所。
「だから原子力で行くしかない」といふ話ではないですよ。
『エネルギーと原発のウソをすべて話そう』に詳しく書かれてゐるので、ご一讀いただきたい。
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