樂しい日記 2011年9月
2011 年 9 月 5 日 (月) *
放射能汚染された食品から子供を守る
僕も嫁さんも○○歳を越えているので構わない。僕の母も嫁さんの父も、僕ら以上に構わない。
けれども、中学生である子供たちには、放射能で汚染された食品を食べさせたくない。
米は大丈夫だろう。義父も僕も米を作っている。兵庫県の北播州である当地において自分で作った米すら駄目だとなったら、それこそ、国外脱出を真剣に検討しなくてはならない。
野菜も、義父や母が作っているものを食べる限りは安心できる。
しかし、スーパーで売っているものについては、どこまで安心できるのか、よく分らない。野菜、果物、牛肉、豚肉、鶏肉、牛乳、乳製品、魚介、海藻、加工食品、菓子、、、どれも、疑い出せば切りがない。野菜と果物は、産地が分れば、まだ選びようがある。しかし、肉・牛乳・魚介・加工食品は、汚染稲藁の問題からも分るように、最終的な産地だけに注意しても、選択できない。
うちでは、「フレッシュ・さとう」というスーパーをよく利用しているのだが、扱っている食品の放射能汚染(の有無および程度、そしてその根拠)について、今まで何かアナウンスがあったという話は聞いていない。尋ねたら答えてくれるだろうか。「全部、みんな、安全です」「本当ですか、どうしてそう言えるのですか」「国がそう言っています(メーカーがそう言っています、農協がそう言っています、漁協がそう言っています、、、)」というような頼りない内容ではない、何某かの意味がある返答をしてくれるだろうか。
さて、どうするか。
いっそ、輸入品しか買わない、とする方が良いのか。
何らかの自衛策を講じなければならないと思っている。
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2011 年 9 月 6 日 (火) *
放射能汚染された食品から子供を守る(2)
もう一つ、大きな問題は、学校給食だな。食材の仕入れについて、何か対策を取っているのかな?
うちの中学校(多可町立中町中学校)では、来年度の修学旅行(いまの二年生の修学旅行)の目的地は東京方面だと決っているそうだ。震災前にそういう方針を決めて、震災後に「もう決めたからそのままで行きます」とアナウンスしている。九州方面にでも変更したらどうだ、と思う。何もわざわざ危険なところに近づく必要はないだろう。二年生の保護者たちは何も文句を言わないのか?
放射能汚染された食品から子供を守る(3)
15万円または20万円で、食品の放射能汚染を簡易ではあるが検査できるようになった。
こちらは198,000円。
こちらは、税別、150,000円。
堀場製作所、放射線量測定器の精度アップに専用キット発売へ 環境放射線モニタ PA-1000 Radi(ラディ)
嫁さんに見せたら、「もうちょっとお金があったら、すぐにでも買いたいけどなあ」と言った。
一家に一台というのは難しいかもしれないが、何人か寄って、グループで利用することを考えれば、こういうもので自己防衛することが出来るだろう。
流通業界とか自治体とかが何もしてくれないのであれば、自分で始めるしかない。
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2011 年 9 月 9 日 (金) *
放射能汚染地図(四訂版)
放射能汚染地図(四訂版) (960 x 1490 pixel, 431KB)
地図の原本および説明は下記サイトにあります。
放射能汚染地図(四訂版) (群馬大学教育学部教授 早川由紀夫氏による汚染マップ 2011-09-09 公開)
国際放射線防護委員会(ICRP)の2007年勧告によれば、一般人の年間被曝(ひばく)限度量は1ミリシーベルト。これを時間当りに換算すると、0.114マイクロシーベルト。
放射能汚染地図(四訂版)では、0.125マイクロシーベルト毎時以上の地域に色が付けられている。
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2011 年 9 月 11 日 (日) *
鉢呂氏の辞任について
twitter から転記します。書いたのは、nori oga さん。
「特定の政治家政党を擁護するべきでは無いが、鉢呂氏は我が福島にとっては最大の尽力者の一人。二次補正予算、福島に入り各学校を視察しクーラー等の必要性を訴え、8月25日に福島に入り学校1マイクロシーベルトを0,5マイクロシーベルト周辺を1マイクロシーベルト以下に提言したのも就任前の氏。
極力我慢してきた。だが、この件だけは、納得できない。彼ほど大臣就任以前より福島に入り、福島の状況を知り、中途半端な政府指針を行動により改善していった政治家を彼以外は知らない。表に出ることもなく、ただひたすら子どもたちの為に動いた。俺はそれを知っている。残念でならない。。。」
上記のリンクが無効な場合は、鉢呂経産相発言の詳細(Web魚拓)
マスコミ(新聞・テレビ)は、言葉尻をつかまえて鉢呂経産相を辞任に追い込んだ。
「残念ながら、周辺町村の市街地は、人っ子ひとりいない、まさに死のまちという形だった。」この表現のどこに問題があるのか、私には理解できない。
これでは、「日本は負ける」と言う事が出来なかった第二次世界大戦中の日本と同じだ。
「大本営」であるマスコミ(新聞・テレビ)を信用してはいけない。
再び、twitter からの転記。
「新聞が伝言ゲームしてどうする。RT @RyuichiSato: …「放射能つけちゃうぞ」(時事)、「放射能をつけたぞ」(朝日)(毎日)「放射能をうつしてやる」(産経)「ほら、放射能」(読売) 鉢呂経産相、正確には何といったのか誰も知らないし、新聞はそこには興味ない。」
みんな、又聞きか、想像で書いているのだろう。こいつを辞任に追い込んで嗤ってやろう、読者も「ああ、またか。どうしようもねえな」と苦笑するはずだ、これは記事になる、、、そんな事しか頭に無いのであろうと想像する。
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2011 年 9 月 17 日 (土) *
Eliza Gilkyson : Tender Mercies - 優しき慈悲
どこか他所の国で、女が爆薬を胸に巻き付けて
ショッピングモールに入っていく
慈悲の優しさが全く欠けた人生は
とても人生と呼べるものではない
優しき慈悲よ、優しき慈悲よ、絶望の前に来り給え
御身の優しき慈悲の光を照らし給え
それがすべての母の祈り
川沿いにある工場の下流
子供たちが毒の淵で泳いでいる
意図せぬ自殺の愉快な午後は
子供たちが知る前に過ぎてしまった
優しき慈悲よ、優しき慈悲よ、絶望の前に来り給え
御身の優しき慈悲の光を照らし給え
それがすべての母の祈り
どこか他所の国で、女が愛する者たちを胸に抱き寄せる
女は子供たちを寝かせ付けて、戸口で聞き耳を立てる
安全で温かい場所にいる本当に祝福されたすべての人よ
我々はこれ以上を求めることなど、どうして出来ようか
優しき慈悲よ、優しき慈悲よ、絶望の前に来り給え
御身の優しき慈悲の光を照らし給え
それがすべての母の祈り
Across the world she tapes explosives to her chest
steps into a shopping mall
a life devoid of all of mercy's tenderness
really isn't any life at all
Tender mercies, tender mercies, come before despair
shine down all your tender mercies
it's every mother's prayer
Down below the factory along the riverside
children swimming in a poison pool
playful afternoon of unintended suicide
gone before they ever knew
Tender mercies, tender mercies, come before despair
shine down all your tender mercies
it's every mother's prayer
Across the world she holds her loved ones to her chest
lays them down and listens at the door
everybody safe and warm among the truly blessed
how can we even dare to ask for more
Tender mercies, tender mercies, come before despair
shine down all your tender mercies
it's every mother's prayer
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2011 年 9 月 19 日 (月) 敬老の日 *
さようなら原発5万人集会
今日、東京で、脱原発を求める大規模な集会があった。主催者発表では、6万人が参加した。
しかし、夜7時のNHKのニュースはこれを無視した。
夜9時のNHKのニュースも、これを申し訳程度にしか報道しなかった。
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2011 年 9 月 25 日 (日) *
飯舘村
写真は8月15日の飯舘村。棚田なんだな。
「飯舘村一時帰村報告(2):お隣のTさんの棚田です。評判だった美しい棚田が畔,田の区別がつかない程荒れ果てて。まさに五木宏之のいう”山河破れて国あり”の風情です。」 ... 飯舘村避難民Aさん
写真は9月21日。
「飯舘村一時帰村報告5:皮肉にも今年は栗が豊作。夜のしじまを破って庭の栗が落ちる。たぶんキノコも今年は豊作なんだろう。夜は満天の星。東側の死の町のお陰で光害がなく銀河もくっきり。まさに放射能のお陰で飯舘村の自然が一段と映え何という悲喜劇。」 ... 飯舘村避難民Aさん
栗もキノコも、放射能でひどく汚染されているので、食べることは出来ない。
飯舘村避難民Aさん
飯舘村避難民Aこと、沼さんのつぶやき(ツイート)をまとめたので、読んで見てほしい。
沼さんは、ご自身が書かれたプロフィールによると、「引退後飯舘村小宮に沼平農場開設。3年の試行錯誤を経て規模拡大の矢先に計画的避難で東京に疎開を余儀なくされた。さて如何様に人生を再構築するか?」という人だ。
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