樂しい日記

ここは、結局、書かれないままでした。

7 月 1 日 (日)

酷暑の中、岩座神で、川と道路の草刈り。へろへろ。口も利きたくない。

棚田オーナーの下窪さんと岡島さんが手伝いに来てくれた。申し訳ない。有り難うございました。

*

夕方、日が落ちてから、子供たち二人を連れて株内をまわる。来週の日曜日に迫った父の一周年祭を触れて、参拝をお願いする。道に沿って、ぐるっと周って、もとむさん、あきらさん、かつみ先生、しげるさん、すすむさん、と、これ、みんな木原である。だから株内ね。子供を連れていると、話の切り出しや切り上げが楽だな。そして、うちに一番近いたかひろさんの所が終点。子供たちは、おばあちゃんに「こっち、上がり」と言われると、「上がろ」「うん、上がろ」と、その気になってしまった。ちょうどまさみちゃんがたかひろさんとビールを飲んでいる所でもあるし、ま、良いか、と言うので、親子三人、ずかずかと茶の間に上がり込み、ジュースやビールをご馳走してもらう。あんたもおいで、と、かみさんも呼びつけられる。

川へ蛍を見に行く。岩座神はちょっと遅めだね。

7 月 2 日 (月)

午前中、会社で健康診断。おっと、ちょっと血圧が高いか。

午後、営業会議。そんなん【どんなん】でどないすんねん、という話。すんません【謎】。ボーナス、どうしようか、という話。いや、もちろん、出ますが。それから、来期はどないしよう、という話。みんな、あてが無い。本当に、どうするんだろう。

*

誕生日である。子供に「お誕生日おめでとう」と言ってもらう。

7 月 3 日 (火)

アンドゥ・リドゥの仕組を変更した。

以前から、原理的に回数に制限のないアンドゥ・リドゥを実装していたのだが、ちょっと問題があることは気付いていた。一つは、履歴をメモリ上だけで保持していたので、扱うデータが大きくなった場合に、メモリ消費量が大きくなりすぎる危険があった。もう一つは、履歴を採取するタイミングが描画・編集作業の開始時であったため、これもデータが大きい場合に、ユーザーの入力に対する反応がぎごちなくなる危険があった。

これまでは、それほど大きなデータを扱うことは無い筈だと、高をくくってきたが、ボス【渾名】の方のプログラムが出来てくると、大きなデータがそちらから持ち込まれてくる可能性が高くなる。と言う訳で、データが大きい場合は履歴をファイルに書き出す、履歴の採取は描画・編集作業の終了時に行なう、ということにする。

本当は、もう一つ、履歴をアンドゥ用とリドゥ用の２本立てにする方が良い、という事があるのだが、うーん、どうしようか。

*

車のクーラーが効かない。コンプレッサーが逝ったか。

7 月 4 日 (水)

実装すべき機能の内容とその開発スケジュールに関して、ボス【渾名】と打ち合わせ。その後、はちべえ【誰】もまじえて、営業的なスケジュールの確認。

開発室のエアコンが不調、というか、本格的な故障ですな、これ。暑いなんてもんじゃない。事務室から降りてきた鹿ちゃん【誰】が「おお、リゾートやな」と面白がる。勘弁してくれ、仕事にならん。

*

乾燥させたパイナップルのお菓子、というので食べてみるが、ちょっと味が濃すぎる。あれ？ これ、「果実酒用」って書いたるで。こんなもん、そのまま食うもん、ちゃうがな。もう、何なと食わさんといて。

入浴後、腹痛。あいたたたたた。胃部にひどい膨満感を感じる。パイナップルが水分を吸って膨らんだに違いない、と思ったが、そうではないらしい。同じ物を２個も食った悠助は平気な顔をしている。苦しんでのたうっていると、「とうちゃん、かんちょー」とか言って、小さい指をお尻の穴に衝き立ててくる。やめろー。

「あんた、それ、前と同じやん」と言われる。そう言えば、「じっとして居られないような鈍痛が胃のあたりを襲い、冷汗が出る。下腹部（腸）は何ともなく、下痢の症状は全くない。胃に膨満感を覚えるが、吐き気もない。」 という事で、長い間忘れていたが、去年の10月から11月にかけての「楽しい腹痛」と同じものだ。逆流性食道炎だったっけ。

7 月 5 日 (木)

外に出て煙草を吸ったり、開発室の通路をうろうろと歩いたり、そういうことをしていても、仕事をしている場合があります。そうでない場合も多いけど。

ツールバーのアイコンのデザインを、ああでもない、こうでもないと弄ったり、プログラムの本質的でない部分に手を入れたりしながら、ああしようか、こうしようかと考える。だんだん、在るべき形が見えてきたような気がする。

少し大きな改造になるから、このあたりで安定版として切り出しておこう。

会社のエアコン、直った。

7 月 6 日 (金)

安定版のインストーラーを作成する。

*

車屋のおっちゃん【敬称】が、良いのが入ったから見に来い、と言う。で、会社の帰りに立ち寄ったのだが、どういう訳か、おっちゃんの贔屓にしている針灸院の話題になってしまった。ちょっと肩が凝る、などと水を向けたのが不味かったのか、少しも本題が進まない。で、ゴルフ・ワゴンの中古車。５年落ちで、走行距離は３万１千キロ。綺麗に乗ってあるし、悪くないと思うが、値段も良い【謎】です。うーん。

7 月 7 日 (土)

電話番出勤の日じゃないのだが、出勤。

はちべえ【誰】を伴って、若い女性たち【経歴詐称】の○○○に SUN のワークステーションを納めに行く。机のレイアウトなんぞも変更する予定だと言うので、覚悟していたのだが、案の定、ほぼ丸一日かかった。昼飯を万松で奢ってもらった。

おっと、バグが出た。しかし、幸いなことに、挙動のはっきりした良性のバグだったので、ぷちっ、と潰すことが出来た。

*

夕方から、子供たちを連れて、岩座神へ。明日は、父の一周年祭だ。城陽から、妹夫婦も子供たちを連れて、到着。ぎゃあぎゃあと大騒ぎ。

7 月 8 日 (日)

父の一周年祭。仏教で言えば、一回忌法要。

朝から、たかひろさんと昭太郎さんが、墓までの道の掃除をしてくれた。

株内と父母の兄弟姉妹を招待して、賑やかにやる。少し贅沢すぎるかな、とも思ったが、料理も月花楼の仕出しを取る。賑やかに、そして、人に食べてもらう料理にはお金を惜しまない、というのが父の流儀だった。

よく晴れた暑い一日だったが、障子を取り払った茅葺屋根の母屋は涼しい風が吹き抜けて、気持ちが良かった。葬儀の日も梅雨の合間の良く晴れた日だったことを思い出す。夢のように過ぎていく。

7 月 9 日 (月)

うんうん唸りながら、プログラムを改造する。

*

車屋のおっちゃん【敬称】から電話。「どうする、どうする」とせっつかれるので、思わず、「見送り」と言ってしまう。確かに程度の良い綺麗な中古車ではあったが、如何せん、値が高い。

7 月 10 日 (火)

プログラムの改造。表示に関して、一通り完成。編集と描画だが、結構、鬱陶しそうだ。ツール・ウィンドウなり、モードレス・ダイアログなりが必要だな。既存の編集・描画機能との整合が難しそうだ。

定くん【誰】と一緒に、若い女性たちの○○○へ、アリス【何】の売り込みに行く。反応は予想通り。

*

夜、月例祭。

7 月 11日 (水)

引き続き、プログラムの改造。いまだにあれこれと迷っている。

東京の○○商事から、ヘルプ・コール。PS サーバー (fiery) がぶっ潰れたらしい。ご愁傷様というか、何と言うか。対応にあたったエプソンのサービス・マンが、「コンピュータは Windows ですか、Mac ですか。え？ SUN のワークステーション？」と若干狼狽したようだ。「所定のアドレスを振って、lpd による印刷を受け付けるように設定してくれたら、万事おっけーの筈です。頑張ってね」と伝えてもらう。

7 月 12 日 (木)

東京の○○商事から、再び、ヘルプ・コール。何か、lpd がスカタンしている感じ。デザイナーの○さんに、電話を通して、あれこれ、コマンドを打ってもらう。結構むずかしい事を要求しても、すんなりとやってくれるので、助かる。この人は、デザイナーにしては珍しく頭が良い。いや、その、あなた【誰】が阿呆だと言う訳では、ありませんが。

泥縄のプレゼンテーション資料を持って、はちべえ【誰】とボス【渾名】を連れて、○○繊維へ行く。前回よりは、だいぶマシ。

7 月 13 日 (金)

引き続き、プログラムの改造。悩んでいる。

名古屋方面、見積りが通ったようで、発注があった。嬉しいような、鬱陶しいような。

*

夜、畑中さんの家に、天晴会のメンバーで、逮夜参り。

7 月 14 日 (土)

悠助を歯医者に連れて行く。先日、保育園の歯科検診で虫歯がみつかったのだ。啓作は虫歯がなかった。歯は悠助の方が良いと思っていた。啓作は門歯がちょっと乱杭になっていて、虫歯になるなら、啓作の方が先だろうと思っていたのだ。食餌の違いが出たのだろうか。啓作の方が好き嫌いが少なくて、野菜を多く摂る。

腹の上に悠助を抱いて治療台に寝る。今日は、虫歯の進行を止める薬を塗って貰うだけだった。歯を削って詰め物をする、という本格的な治療は、次回以降に持ち越し。治療台に一人で座れるようにならないと駄目らしい。

悠助も啓作も、反対咬合、いわゆる受け口になっている。歯医者さんから、早期の矯正を薦められた。健康保険は利かないそうである。

7 月 15 日 (日)

午前中、岩座神の部落の山林作業。木苗を鹿から守るためのネット張り。鉄の杭、ワイヤー、アンカー・ピンなどを担いで山登り。何往復したっけ。へろへろだ。今日も、棚田オーナーの下窪さんと岡島さんが助っ人に来てくれた。何が楽しくて、こんなしんどい作業を手伝ってくれるのか、理解に苦しむ。いや、感謝してますが。

疲れすぎて、昼飯にビールを飲む気にもなれない。

午後は、部落の青少年補導委員として、加美町青少年補導委員会の広報活動に出る。みんなは午後も山林作業を続けているので、非常に申し訳ないと思うが、ラッキー、助かった、と思ったのは事実である。

7 月 16 日 (月)

昨日の疲れが出て、体のあちこちが痛い。

うんうん唸りながら、明日のプレゼンテーション資料を作成する。

7 月 17 日 (火)

社長夫妻と連れ立って、神戸へ行き、県庁で、何とか言う委員会のヒアリングを受ける。

7 月 18 日 (水)

今日は、はちべえ【誰】と連れ立って、神戸へ行く。彼は、アンケート調査、とか。僕は、○○ボウの舌さん【誰】と会談。名前の通り、口の立つ人だった。うちのプログラムを売らせてくれ、という事だが、さて、その値段では卸せないし、どうしたものか。

7 月 19 日 (木)

午前中、営業会議。今期の評価と来期の見通しについて。

午後、プログラムの改造。

かみさんから電話。○○産業で、ゆかちゃん【誰】と、村上さん【誰】と、おっちゃん【敬称】と、経理の人と、さらには、常見さん【誰】と、喧喧囂囂のギロンをして帰ってきた、と言う。

*

夜、かみさんの仕事を手伝う。ボス【渾名】の作りかけのプログラムが役に立った。

7 月 20 日 (金) 海の日

『月刊○○ 2001年7月号 - 「健康」について考える / 今中孝信』を発刊した。誰が読んでも面白いと思うので、みのもんたのおもいっきり何とかが大好きな人も、健康オタクって馬鹿じゃん、とか思う人も、是非、読んでみて下さい。

リンク集にちょっと加筆・修正を加えた。『佐倉哲エッセイ集』は、最近のお気に入り。万人向けじゃないけど、非常に面白いので、すれっからしの人【誰】は、是非、読んでみて下さい。

*

教会の月例祭。暑い暑い。

見坂さんが、「まぁ、乗ってみてん」ということで、スズキのエリオの試乗車を教会に持ってきてくれた。一時間ぐらい、平坦な国道や、急峻な町道やら、あちこち走らせてみた。そのうち、感想を書きます。

7 月 21 日 (土)

かみさんが子供を置いて家出した、いや、友達二人と有馬温泉へ一泊二日の旅行に行った。そういう訳で、今日は、子供二人を連れて、岩座神でお泊りである。

悠助を歯医者に連れて行く。「僕も行く」と言うので、啓作も連れて行った。悠助、今日は二人連れで心強いのか、随分リラックスしている。待合室で、二人で楽しそうに遊び始める。微笑ましい風景でしょう、とか思っていると、だんだん遊びがエスカレートして、しまいには、どたばた、ぎゃーぎゃー、騒ぎ始める。うるさいっ。順番、まだですか。早くしてくれー。

結局、たっぷり一時間ぐらい待たされた後で、治療の順番が回ってきた。

悠助は治療台に一人で横になって、大人しく泣かずに治療を受けた。歯を削って詰め物をしてもらう。啓作と二人で、傍に座って、様子を見守る。啓作が、一言も発さずに、真剣に見ていた。

あたちゆたかさんのお通夜。

7 月 22 日 (日)

教会の別席団参バスの運転手。バスと言っても、今月は人が少ないので、ワゴン車。でなければ、僕が運転手にはならない。お客は、会長と、畑中さんと、あと一人、別席を受ける人の三人だけ。

車のクーラーが効かないほどの、完璧な暑さ。それでも、クーラーの無い詰所に居るよりは良いだろう、ということで、用事が済んだら、そうそうに帰ることにした。

かみさん、帰還。上機嫌。

7 月 23 日 (月)

名古屋方面へ、次の仕事の打ち合わせに行く。いつもの事ながら、遠いし、暑いし、けっこう疲れる。

手術の無事を祈る。

7 月 24 日 (火)

東京の働く母【誰】から見積りの依頼。大阪の観音さん【誰】からも見積りの依頼。そっち【どっち】は、もう、そろそろ終息させたい気がするのだが、売れるなら売ります、勿論。

特許出願の書類に目を通し、少し、修正を入れる。

7 月 25 日 (水)

名古屋方面の仕事に取り掛かる。二つは、完了。定数を書き換えて再コンパイルするだけ。あとの一つは、まだ、五里霧中。前任者のソースを見ても、訳ワカメ、意味トロロである。大丈夫かいな。

UI 設計の打ち合わせ。

若い女性たち【経歴詐称】から、ヘルプ・コール。あ、/var が満杯。あ、日付がヘン。あ、送り込んでるのに、PostScript サーバーが無視しやがる。

*

フレッツ ISDN 開通。133 人待ち、と言われたのが、6 月の初旬だったのだが、思ったより早かった。

今時、64 kbits/s では誰も驚かないが、電話代を気にせずに接続しっぱなしに出来るのは、やはり嬉しい。

7 月 26 日 (木)

SUN のワークステーションに接続できる MO ドライブを探す。富士通、販売終息か。まあ、評判悪かったし、それが賢明かもしれない。しかし、無いと困る。

デバッグやら、打ち合わせやら。

*

長井の叔父から、メールが送信できない、と、ヘルプ・コール。ごめんなさい、今日は駄目です。明日、帰りに寄ります。

夜、かみさんと子供たちを連れて、おばちゃんを神戸へ送って行った。

7 月 27 日 (金)

若い女性たち【経歴詐称】のためにデバッグ。

働く母【誰】のために、MO ドライブを探す。一応、入手できる目途はついた。UNIX 用は高いね。

名古屋方面のプログラムの改造、最後のやつ【何】に取り掛かる。お、ファイルのバージョン管理は、意外と簡単だった。後は、この【どの】、訳ワカメ意味トロロのテーブルに然るべきレコードを追加すれば良い、という事らしい。

*

帰りに長井の叔父を訪ねる。何かよく判らないが、プロバイダのアクセス・ポイントに繋がりにくい時があるみたいだ。Outlook Express の操作自体には問題は無かったようです。住所録は、というと、「筆王」ってのが付いて来ているので、これを使えば良いでしょう。新規の登録はこうやって、、、ん？ DAO のエラー？ 何でや。えい、そんなら、こうじゃ。よし、と。

枝豆のゆがいたのと、缶ビールの詰め合わせを貰って帰る。

7 月 28 日 (土)

午前中、子供たちを余暇村公園で遊ばせる。うさぎに草を与えたり、松ぼっくりを拾ったりしながら、公園内を散歩。売店でハーモニカを買ってやる。フィールド・アスレチックで遊んで、水遊びをする。サーキットで電動自動車に乗る。「まだ遊びたいー」と駄々を捏ねるのをひっ抱えて車に乗せて帰る。

昼寝。

悠助を歯医者に連れて行く。今日は悠助だけ。まだ、あと一回ぐらい、来なければならないようだ。

たかひろさんから電話。明日の棚田オーナー案山子祭の件。

かみさんと喧嘩、じゃなくて、率直な意見交換。

7 月 29 日 (日)

朝から夕方まで、岩座神で棚田オーナー案山子まつり。

7 月 30 日 (月)

○○商店の相手をして、一日が過ぎた。

名古屋方面【別口】から、新規システムに関する打ち合わせの依頼。

7 月 31 日 (火)

例の摩訶不思議なテーブル【何】はある資料【何】からの丸写しだった。しかし、前任者【誰】、このテーブルって、網羅的なものではなくて、例示的なものだと思うぞ。そんなテーブルから価を参照して良いのか。まあ、今までは良かったのでしょう。しかし、今回のあれ【何】に相当するレコードがすっぽり欠落しているから、そのままでは使えない。どうする。という訳で、名古屋方面へ問い合わせるのだが、休暇中ですか、そうですか。

○○紡績のあっちからもこっちからも一緒に商売しましょうの話。それ自体は有難いのだが、何か、もう一つ見通しが良くないような気がする。

はちべえ【誰】と一緒に○○繊維の豊部の住人【誰】を訪ねて、生産管理に関する話を聞く。非常に参考になった。

ボス【渾名】のプログラムの進捗状況を確認。順調に見える。本人も楽しそうだ。

という訳で、なかなか、プログラムの改造が進まない。

賞与が支給された。

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